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【蓮ノ空舞台巡礼】ぎこちない2人の見た景色を求めて(2023.7.15)


皆さんこんばんは。
締切間近にならないとスイッチが入らない男で
お馴染み、カンス先輩と申す者です。

今回は蓮ノ空の良さに世が気づき始めた、昨年の7月に初めて金沢を訪れたその日に起きた奇跡的な出来事についてお話させていただきます。

だいぶ局所的かつ、マニアックかもしれませんがしばしお付き合い下さい。


(1) みんな大好きあのカードの……

 私が初めて金沢を訪れたのはアーリーアクセス版リリースからちょうど3ヶ月というタイミング。
既に数多もの同志たちが舞台訪問の先駆者としてあらゆる所を巡って情報共有の形ができ始めていた頃でした。
素直じゃない私は、まだ誰も手をつけてなさそうなところに一つでも行っておきたいなと頭を巡らせていました。

この時期はちょうど撫子祭へ向けた活動記録第7話、8話が世に放たれ日本中を感動の海に沈め、
6月度Fes×LIVEで『DEEPNESS』を披露し今度は衝撃を与えていた頃でしたね!
そんな中で目をつけたのが同時期に実装されたとあるカードの覚醒前の背景でした。

そう、一家に一台、1ユーザーに1枚はほぼ必ずあるというみんな大好きあのURカードの……

お世話になってない人いないでしょ?

 多少デフォルメされているとはいえ、どうにもこの描かれている電車に見覚えが……
 というのも、金沢を走る鉄道はIRいしかわ鉄道(当時JR西日本)と北陸鉄道のふたつ。そのうち北陸鉄道の方には実家暮らしの頃よく世話になってた元・京王井の頭線の車両が余生を送っていて、そのかつて見慣れた光景とそっくりだったのでした。

こうして7月の三連休に向けて初めてらしからぬ金沢遠征のプランができていったのでした。

(2) 最初で最後のチャンス

 
 どんな奇跡が起きたかというのはここからの話。着々とその日が近づく中でこんなニュースを目にしました。

置き換えが進んでいて、あのカードと全く同じ特徴をもつ車両が浅野川線ではあと1本だけ、ということは知っていました。ただその最後の1本が訪問2日目に引退、通常運行はなんと訪問初日が最後ということになってしまったのです!

 あと一週間訪問を遅らせていたらあの時の梢センパイと綴理先輩が見ていた景色を追体験できなかったと思うと恐ろしい話です。
偶然といえば偶然なのですがリアルタイムで進むコンテンツの醍醐味を違った形で経験できたかなと思います。

(別に石川線って路線もありますがどちらかまではわからんので勝手に浅野川だろうと仮定しています)

終点まで行って帰ってくるならとてもお得


(3) 2023.7.15 Sat.

 そんなこんなでその日が来て、初めましてだけど懐かしさもある不思議なご対面を果たすのでした。

(長野出身の花帆ちゃんは除いて)あの子達が当たり前のように見ていたかもしれない景色もこの日が最後かと思うと感慨深いものがあります。

ちゃんと装飾もある


 浅野川線という路線は小さな隣町までを20分くらいで結ぶのんびりとした路線。
まったりとした空気が流れるそんな車内で和解しきってなかった頃なのか2人距離をとって座し、どんな思いに耽っていたのか、完璧にはわからないにしても同じ空間に立ち雰囲気を味わいながら想像することができ、1歩彼女たちへの理解も深まったかなと思います。

 また、2人の間に向かいの席の手すりを描き、心の壁があるかのように見せたあのカードのイラストが天才的すぎて本当に大好きだったので同じものを実際に見ることができて感無量でした!

人があまりいない間を狙って。
金沢市と内灘町の境にある川はこの日溢れかけていた


(4) 最後に

 今回は「活動記録○○話で出たココに行きました!」とか、「Fes×LIVEの会場に行ってきました!」とかではないタイプの舞台訪問について書かせていただきました。
 蓮ノ空が「私たちと同じ時間を生きる」コンテンツだからこそ金沢という街に降り立って、直接的ではない、所謂ストーリー・配信の行間での彼女たちの姿を想像する、そんな舞台訪問の形もきっと楽しいよ!という言葉で結びとさせていただきます。

皆さんも妄想フル回転で金沢を練り歩きましょう!

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