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サナダムシ-後編-
【拝啓…サナダ様…】続き
ー前回のあらすじ...ー
2年前ある大きな悩みをもった自分に起きた身体の異状は、悩みからきたと思い自暴自棄になっていた頃…
突然目の前に現れたサナダさん。
そのサナダさんが目の前に現れてから、悩みからきた身体の異状が実は、サナダさんが原因だったことで、自分の強さに気づき悩みから解放されていった自分
その後、病院にも行き検査をしてもらい、異常なしとの事で安心し1年が過ぎた頃の朝、自宅トイレでの奴(サナダさん)との1年ぶりの再会…
再開後、彼を捕獲し病院に突き出し、再度検査してもらい薬を処方してもらい退治をしようと試みたが、先生が言うような結果が現れず
奴は現れなかったので、その後病院には行かずじまい...
この2年間にまたいで起きた珍事件な出来事をいろんな人に語ってたある日のこと…
ー続きー
以前にその話を語ったある人が「面白い話がある」との報告が…
自分「Iさん、面白い話って何?」
Iさん「以前にお話聞かしてもらった、サナダさんの話なんだけど…」
自分「そのサナダムシがどうしたの?」
Iさん「先日、看護学校に通っている娘が寮から帰ってきて家族水入らずで食事をしてる時に、娘が看護学校で毎週色んな専門の先生方が講義で病気などのお話をしてくれて、興味がある面白い話があったんだよ。それを話したくてね。」
自分「どんな話なんですか?」
Iさん「ある大学病院から寄生虫専門の先生が来て、人間に寄生する様々な寄生虫の講話をしてくれたみたいで…先生曰く「今の話は、沖縄以外での事例で…実は…つい最近ね...沖縄でもサナダムシという寄生虫を自分でゲットした人がいたんですよぉ」と
(教室はドヨメキだったそうで…)それも、中部在住の30代の男性だと…
自分「んんん…中部?30代?もしかして...それって俺やん。
その先生って〇〇大学病院の先生?」
Iさん「そう!〇〇大学病院の先生だって娘が言ってた…」
自分「マジで!んで、他になんて言ってたの?」
Iさん「その先生、おもむろに何かを取り出して教壇に一つの標本を差し出し「これが、彼が持ってきたサナダムシです。」と言って皆の前にだしたそうです。
自分「ゲゲッ!俺様がゲットした奴が標本にされてたんですか?」
Iさん「そうみたいよ!笑えるでしょ。沖縄狭いねぇ!」
「本当に沖縄に狭い!」と思った日でした。
今度、先生に会う機会があったら、授業料もらえるかなぁ(笑)
でも…それって次に先生会うとしたら、3度目に奴が現れる時かな?…
と、そんな話を書いていたら、お腹がキュルルルル−
お腹が空いてきた…奴に餌をあげなければ…
そして、また奴が現れたら、必ず2m以上の新記録で取り出し、先生にお会いして授業でのお話の事実確認をしなければ…
でも、もう居ないですからね!
自分の事さけないで下さいw
居たらマジ報告します。お楽しみに
長々とおつきあいありがとうございました。