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愛ペガ参戦記 ~~画力0 Android エンジニアもどき な ずとまろ がエンカ報酬を用意するまで~~

※ ライブのネタバレ一切なし

ずとまろ界隈の皆さんこんにちは。つーばーさです。
エンジニア界隈の皆さんこんにちは。てべすてんです。

ずっと真夜中でいいのに。というアーティストのライブに参戦して色々暴れてきたのでずとまろとしての視点、エンジニアとしての視点から感想をシェアします!

ずとまろとは?エンカ報酬とは?

ずとまろとは「ずっと真夜中でいいのに。」というアーティストのファン名称です(僕もその一人)。ずとまよのファンのことなんだなと理解していただければ👍
ずとまよ界隈はそのファン層も相まってX(旧Twitter)でのファン同士の交流がとっても盛んです。(故に炎上も多い)

イベントやライブなどで気軽にファン同士で会っておしゃべりしたりライブ前後に遊びに行ったりする文化が根付いています。界隈ではこうした実際に会って交流することをエンカ(おそらくエンカウントの略)と呼んでいます。

二次創作を(条件付きで)許容していることもあり、界隈ではファンアート文化も盛んです。エンカした際にファンアートを色紙に書いたり、ステッカーにしたりして配る方もいらっしゃいます。これをエンカ報酬と呼んでいます。

まとめると

  • ずとまろとはずとまよのファンのこと。

  • エンカ報酬とはファン同士で実際に会った際に渡すファンアートなどのプレゼントのこと。

用意したエンカ報酬

今回、ずっと真夜中でいいのに。5周年記念全国ツアーである愛のペガサス(愛ペガ)名古屋に行ってきました!10月17,18日の2日間の参戦でしたー

5周年関連のイベントなどを通してずとまろとのつながりも増えてきたこのタイミングでエンカ報酬を作れないだろうかと考えるようになりました。
とはいえ画力0の筆者が用意できるものなんて……

そこでエンジニアらしく技術という側面からエンカ報酬にアプローチしてみました。

エンカ報酬1 ガチャガチャザムライ

筆者は来年4月からAndroidエンジニアになります。そして私用のスマホもAndroid….
それを利用して、エンカした方に自身のスマホのAndroidアプリを触ってもらおう!という考えに至ります。

色々模索した結果こんな考えに至りました。

せっかくエンカしてくれた方に少しでも印象に残るものを作りたい!そのためには何かしらの感情を持ってもらうことが大切なのではと考えました。

ガチャガチャなら、プレイしてもらうことで「ワクワク感」を味わってもらうことができると思いガチャガチャに決めました(本当はもっといいアイデアがあったのかもしれない)。

とは言いつつも実際は、ガチャガチャなら在庫管理部分などで定番なCRUDパターンを勉強でき、最悪雑なUIでも本番運用に支障をきたさない(エンカしてもらう方は触らない部分なので)ので、保険も効くかなと思いの採用だった面もあります。

ちなみに「ガチャガチャ⭐️ザムライ」はずとまよのMVに登場する推しキャラである「アフロ☆サムライ」からとっています。(安直)

アフロ☆サムライ (MILABOより)

またただのガチャガチャアプリではプレイしてもらっても「ふーん」で終わってしまうのでガチャガチャから出た景品は実際にプレゼントすることにしようと決めていました。

などなど …

以前より処理に困っていたスタバカードやQUOカードに加え、せっかく ずとまろとしてエンカしているので、ずとまよに関するものもいくつか用意しました。

ガチャガチャに決定してから愛ペガ当日まではかなり期間があり(3,4ヶ月)、その間にもずとまよのイベントがいくつかありその際にちょっとした試験運用をしてみました。

試験運用で発覚した問題点がありました。それはユーザがガチャを引いた後に皆 口を揃えてこう言ったことです。

本当にみんな言ってました

景品に何があるのか、景品をもらえること自体をユーザが認知していなかったのです。これではガチャを引くワクワク感も何もありません。

ユーザはよくわからないけど確かに言われるがままスマホを操作していたように見えたのはそういうことだったのか。無理もない。

というのも試験運用中のアプリのフローは以下のようでした。

ユーザはトップ→ガチャ画面にしか遷移しないため景品一覧画面の存在すら知らない

これでは景品を意識することなくガチャが始まる = 景品がもらえるというワクワク感をもつことができないため、結果が茶を引き終わった後に「あ、出た景品 本当にもらえるのね」という言葉が出てきてしまうわけです。

この反省を生かして、本番運用(ライブ当日)では以下のようにアプリのフローを変更しました。

ガチャ画面直前に景品一覧を表示するように変更

このようにガチャを引く前に必ず景品一覧画面を挟ませることであらかじめ「あ、出た景品 本当にもらえるのね」と理解してもらった上でガチャを引いてもらうことができるだろうと考えました。

加えてガチャを引いてもらうときに「出てきた景品は本当にあげます!」と念を押して何が出てくるんだろうというワクワク感を演出できるよう努力しました。

その結果、「あ、出た景品 本当にもらえるのね」というセリフは一度も聞くことはありませんでした!ワクワク感を味わってもらえたのでは!と自負しておりますー

トップページの可愛いイラストの数々は普段仲良くさせてもらってるkimaさんからお借りしましたー!ありがとうございましたー!

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エンカ報酬2 読み取れる自己紹介カード

ずとまよ界隈には自己紹介カードなる文化があります。ずとまよにハマったきっかけなどをカードに記入してXでシェアしています。
何人かの絵師の方がめちゃめちゃ可愛いテンプレートを作ってくださっているので、それを使う人が多いです。

(↑自己紹介カードのイメージ よく使われているOCOめさんのものを引用)

上記以外の自己紹介カードテンプレートを個人的にまとめているのでこちらも参考になるかもしれません。

今回この自己紹介カードをリアルで作りつつ、エンジニアっぽいことができないかと考えました。そこで少し前に話題になった読み取れる名刺からアイデアを得ました(というかそのまま使わせてもらいました)。

元ネタはこちらになります。

@junseinagao めちゃめちゃ面白いアイデアを使わせていただきました!ありがとうございます!

読み取れる自己紹介カード 作り方

1️⃣ NFCタグをAmazonで購入。NFCで検索すると無限に出てきます。

2️⃣ カードをFigmaでデザインしました。

3️⃣ コンビニで印刷。

4️⃣ 画用紙を用意して、カット。真ん中にNFCタグのサイズ分の穴を開けてNFCタグをはめます。印刷したカードのイラストをスティックのりで貼り付けます。(多少雑でも良さそう)

5️⃣ カードサイズのセルフラミネートを用意して4をラミネートします。4で多少雑にやってもある程度は誤魔化せそうだなって感じでした。

6️⃣ サイトを用意してNFCに用意したサイトのURLを設定。設定にはNFC Toolsを使いました。設定すると、NFCを読み取るとサイトに遷移するようになる。

作成したサイトのリンクは以下に貼っておきます。

(エンカ報酬で読み取って開いたサイトだと、↑から飛ぶのとは違い +αでちょっとおまけがあります)

(ん。OGP画像とかfavicon設定し忘れてるやん)

用意したサイトはNextjs の App Routerを使って実装しましたー!(ナウい技術 最&高)
近日Zennでも詳細をアウトプットしたいお気持ちです!

その他裏話

他にもちょっとした裏話がいくつかあります。【ガチャガチャザムライ裏話】とXで検索してもらうと出てきます。(ずとまろ向けなものが多め)

ライブの感想

普段Xでしか話さないいろんな人と会えて顔面偏差値の高さを思い知らされました。

ライブ自体の感想はネタバレになっちゃうのでここではいいません。言えることがあるとすれば、終始 鳥肌が止まりませんでした。何度か泣きました。

エンカもライブ自体もめちゃめちゃ楽しかったです!
エンカしてくれた人達、ガチャガチャを引いてくれた人達、そしてずっと真夜中でいいのに。に感謝です!

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