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SUPER GT2023 ラインナップ予想〜ホンダ編〜

さてさて、2022年のSUPER GTシリーズも終了。
もてぎの振り返りも書けたら書きたいのですが…

今日にもラインナップが発表になるようなので
取り急ぎ予想をかいておきます。

現時点で報道に出ている話では
1
Red BullはSUPER GTでのメインスポンサー撤退
スーパーフォーミュラでの無限とのジョイントは継続

2
ARTAの300クラス55号車が撤退。
それに伴いRed Bullが撤退した16号車のスポンサードをオートバックスが担当。ARTAが500クラス2台体制に。

3
16号車のタイヤメーカーがDUNLOPからブリヂストンに。

4
16号車の笹原右京が契約満了。


まずは唯一のDUNLOPユーザーとなる…とされる
Moduloです。

Modulo NAKAJIMA RACING


もてぎでの最終戦、経験豊富なGAINER富田との素晴らしいバトルを見せ、関係者の評価を高めた、太田格之進の昇格が予想されます。

彼はスーパーフォーミュラのテストも受けていましたので、よほど高く評価をされているのでしょう。(こちらはライツに留まるとの噂)

また、残留の見通しの伊沢拓也はドライビングの引き出しも多く、タイヤ開発もミシュラン、ブリヂストン、ダンロップと歴任。先生役としても太田とのコンビにも最適です。

冷静さが売りの太田格之進


続いては今季の体制を継続すると見られる2チーム。

チームクニミツ
Astemo REAL RACING

ここは今季のランキング3位4位(ホンダ内では1位2位)ですから特に動かすとは思えません。

とくにチームクニミツは公言こそされていませんが、ホンダワークスですから、まあ無いよねといったところです。

Astemoの松下信治はホンダ育成ではないので、外国人契約ですが、今のところ大きな動きもありませんで、契約更新が既定路線でしょう。

松下信治

さて、オフの主役
無限×ARTA Projectです。

Red Bullのスポンサードが終了するとされる
無限チームの16号車


ホンダ陣営でも長い歴史を誇る
ARTAの8号車
今季限りで参戦終了とされる
ARTAの55号車

冒頭にも書いた通りモータースポーツドットコムの報道を100%信じるとすれば、来季のARTAは8号車、16号車の2台体制になります。

メンテナンスは契約満了となったセルブスジャパンに変わって無限が担当するとのことですが、こちらは間違い無いと思います。

スーパーフォーミュラで今シーズン無限チームだけが異様にエンジニアが多かったのですが、それに加えて、ルーキーテストでも新人エンジニアを試していたようなのです。
これは2台体制への布石と見るべきでしょう。

タイヤはメーカーが違うと2台体制であるメリットが全く無いので、ブリヂストンかダンロップどちらかに統一するのでしょうが、実績を考えるとブリヂストン一択です。

問題はドライバーの組み合わせですが
今シーズンもARTAとして参戦した野尻智紀、福住仁嶺を解体、それぞれをAドライバーとして、登録するとされています。

従って、8号車は野尻智紀、大湯都史樹。
16号車が福住仁嶺とModuloから離脱の大津弘樹コンビとなると見られます。

今季無限で走った笹原右京はトヨタ陣営Deloitte TOM'Sへ移籍すると見られています。

大湯都史樹・笹原右京

笹原右京は松下信治と同じく外国人契約ですし、様々な噂がありますがホンダ社内での扱いが悪いので、SFのシートを用意したTOM'Sへ移籍すると思われます。

海外経験も豊富で、ジュリアーノ・アレジとも英語でコミュニケーションがとれますし、笹原にとっては良い移籍だと思います。

実力は間違いないと思いますからホンダは(トヨタもこういうことはもっとあるのですが…)くだらない社内政治で優秀なドライバーを放出するのは勘弁してください。

それから300クラスのホンダ育成チーム(ARTA)が1台減って、アップガレージだけになってしまう可能性がそれなりにありそうで、それも残念ですが、なんとか2台目を走らせられないか動いてはいるようです。

見通しは明るくない


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