見出し画像

『龍が如く8』クリアめも

クソネタバレを含むので未クリアの人や、これからプレイしようと思っている人は見ないでください。どうなっても知りません。

クッションのレーザー砲

所感

発売日の0時から始めたにも関わらず、ストーリーのクリアに91時間かかりました。今年度最長と思われたティアキンの73時間を超えてくるとは思いませんでした。
プレイ開始4日目くらいで「まだ終わらないのか……」になってましたが、6日目の夜中に『最終章』のカットシーンが始まった時は「まだ終わらないで!」と思うほど面白かったです。
事前情報としてハワイ、桐生一馬が出る、どうぶつの森、スジモンバトルくらいしか拾ってなかったので、まさかハワイにたどり着くまで5時間もかかると思いませんでしたね。

1. コンテンツボリューム

ハワイが完全新規エリアとしても、ある程度7のリソースを流用できるからコスト抑えられてるんだろうなくらいに思ってたんですね。他のコンテンツをどかどか入れてくるとは思わなかったので、ドンドコ島とスジモンスタジアムにのめりこみすぎて時間溶けました。ドンドコ島は15時間かけて5つ星リゾートにしました。無限に遊べるとまではいかないんですけど、寄り道の誘惑が強すぎて6章は進むのが遅かったです。
あと不審者スナップ、クレイジーイーツにも時間を奪われて、思うようにスコアが伸びないので頭がおかしくなりそうでした。

リゾートに夢中になりすぎた

2. バトルシステム

コマンドバトルが基本的に嫌いで、7でバトルシステムが一新した際にネガティブな反応を出した人間のうちのひとりなんですが実際触ってみるとまあまあおもしろかったので今作も期待通りでした。
新しいジョブが結構よくて、桐生一馬をマリンマスターにして途中まで遊んでたんですが、最終章では流石に堂島の龍に戻しました。
よく"汚いペルソナ"といわれてるのを見かけますが、『ペルソナ5』を130時間遊んだ身からするとこれは「いかにP5が洗練された完成度の高いUIをしているか」という話であると解釈していて、「龍が如く」ではUIこそ似ているもののバトルシステム自体は全く違うおもろいことになってます。

自分のなかでかなり評価高いのが7にもあった「オートバトルがある」ことだと思っていて、メインストーリー進行中の雑魚戦や、推奨Lvに満たない時の周回でポチポチするのが死ぬほどストレスだと思っていたので本当に助かりました。オートバトル中はご飯を食べたりソシャゲ触ったり、他のことに時間を使えてよかったです。
ボス戦以外はあまり手動でやりたくないですね。ボス戦はQTEで死にかけるのでオートバトルに不向き、というのを最初の沢城戦で死にかけて思い出しました。
世の中のストーリー推しのコマンドバトルゲーはオートバトルを標準搭載してほしいレベル。龍が如くは続きモンだから私は買いましたけど、そうじゃなかったらコマンドバトルの時点で買ってなかったでしょうね。

印象に残った点

1. 山井豊

最初出てきた時、これから春日につきまとう真島吾朗枠のキャラなんかなと思ってました。違いましたね。桐生一馬のファンボでツンデレでしたね。
12章で山井のこと全部回収されて、一気に情報を与えられたのでメンタルがぐちゃぐちゃになりましたがなんとか耐えました。こいつのことみんな好きだと思うんですよね間違いなく。CV子安さんなのも雰囲気の不気味さとマッチしててよかったです。
あと地味に、この山井の側近にいる"コテコテヤクザ"がまじでいいやつ。

2. エンディングノート

エンディングノートの追憶と、エンディングドラマ作ってくれた人ほんまにありがとう。しかもエンディングドラマはフルボイスで、すまん流石にちょっと泣くって感じでした。

この時点で泣いてた

これはクリアする前に全部見ておく必要があるやつだと察したので、最終章の最後の自由時間に未練目録みたいなやつを埋めまくって、桐生一馬の覚醒レベルを上げました。結構時間かかったけどそれだけ価値も意義もありました。
秋山にも会いたかったけど、田頭が出てきたことにガチめにびっくりしてCV細谷の備後弁にどえらい喜びました。生きてる人間のほうが少ないから出てきたこと自体は全然おかしくないんですけど、まさか!っていう。

エンディングドラマのメンツが豪華すぎて、もう全部いい思い出みたいな死ぬ前の夢みてるみたいでした。桐生一馬いよいよ死ぬかもしれんて覚悟しました。

これ見た上でのストーリーエンディング、刺さりすぎて

3. 権田原組

7で一番好きなサブ登場人物といっても過言ではない権田原組の組長、今回出てこないのかしらと思ってたらハワイにおったんですよね。まさか乳母車のってると思わなくて出てきた時でかい声で笑うくらい嬉しかったです。
しかも貴重なオムツを提供してくれるっていう漢の中の漢。一生ついていきます。

プレイ開始すぐに行った聖地巡礼
サブクエ大活躍してた

4. ダンジョン

ダンジョンの中で見かけた大好きな光景を残しておきます。


5. 新キャラクターたち

前述の山井は印象残りすぎて、まあみんな好きですよ間違いないですよなんですけどエイちゃんも、チーちゃんも個人的に演技含めてかなりいいなと思ったキャラクターでした。トミザワは魔法が万能すぎて酷使しすぎました。
エイちゃんに関しては、トミザワにカツアゲされてる場に突然現れたシーンで「こいつ絶対悪もんですわ。このタイミングで出てくる味方のキャラおるわけない」とプレイしながら友人に早口で捲し立てていたので、案の定って感じでしたけど想像の10倍くらい悪人で笑うしかなかった。
チーちゃんに関しては、CV伊波杏樹を私の耳が覚えすぎていて『多々良ちゃんねる』初出シーンで「これ伊波杏樹だ」となってしまったのが惜しかった。悔しいです。気づかなきゃよかった。ショートverのほうがすきです。

6.  俺たちは生きなきゃなんねぇ

ドワイトが何回もやり返してくる流れで「あの時始末しとけばよかったのにあまちゃんがよお」と思いながらプレイしてたんです。6までの過激な思想に頭が染まっていたからかもしれません。
それで、春日がブライスを引きずり上げるシーンを見て、ああ春日一番の物語ってこれなんだとようやく腑に落ちました。7ではわからなかった。
「どんなクズでも 生きる事でしか人はやり直せねえんだ」
桐生一馬の口からこのセリフを聞けたこと、光栄に思います。おかえりなさい、ありがとう。

ほか

三馬鹿ありがとう

ここの絆開放の演出、鳥肌とまりませんでしたわ。

クソ長いカットシーンについては基本ネガティブで、ユーザー体験疎かにしてまでクソ長カットシーン入れるくらいなら映画でも作ったらいいじゃないですかと思うタイプなんですけど、龍が如くシリーズとかキムタクが如くはカットシーン確かに長いのに、冗長に感じないんですよね。不思議です。

龍が如く8、名作です

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?