見出し画像

御巫オルフェゴールデッキ解説

こんにちはタブレトシです。
9月1日の制限改定により、ティアラメンツが大幅弱体化。環境からあまり見なくなる。
クシャトリラやビーステッドは特に影響なく、スプライトもまだ動こうと思えば動ける。
しかし、9月の新パックでフルパワー最強ピュアリィが登場。
9月の環境はかなり変わったと思います。
また、僕はオルフェゴールを様々なデッキに採用したデッキを模索しており、新環境こそオルフェゴールを使いたいと思っていた。
そこで今回注目したのが、新パックに入っていた新美少女テーマ御巫。
御巫はオオヒメの効果を使う際に手札を1枚捨てなければならない。
つまり、捨てた1枚でアドを稼げば強い!!!!
墓地から展開と言えばオルフェゴールだ!!!!


御巫主要カード解説

オオヒメの御巫

御巫のギミックの核となるカード。
手札から発動し、手札を1枚捨てて御巫をサーチ。
また、墓地の御巫装備カードを装備させることができる。


伝承の大御巫

オオヒメでサーチするカード。
このカードで手札のオオヒメを儀式召喚。
また、墓地のこのカードを除外して御巫装備カードを墓地に落とせるため、オオヒメの効果で色々できる。


御巫の水舞踏

伝承による墓地送りで優先度高
装備したモンスターを手札に戻して、デッキから御巫モンスターを特殊召喚しつつこのカードを装備する。
オオヒメの効果で墓地から装備させることが可能。


鏡の御巫二二

水舞踏の効果で特殊召喚する。
装備カードを装備していると相手ターンにフリーチェーンでエンドフェイズまでコントロール奪取できる。強い。
また、水舞踏を装備して特殊召喚するので条件は容易に満たせる。


展開例

使用:オオヒメor儀式の下準備、手札1枚

・儀式の下準備の場合、オオヒメサーチ。
・オオヒメ効果で伝承をサーチ。
・伝承効果でオオヒメ特殊召喚。
・伝承を除外して水舞踏を墓地に送る。
・オオヒメ効果で水舞踏を装備。
・水舞踏効果でオオヒメを手札に戻して二二を特殊召喚、その後このカードを装備。

結果:フリーチェーンでコントロール奪取。

ちなみに伝承での墓地送りは水舞踏以外に3枚選択肢があり、状況に応じて変えることが可能。

御巫の祓舞

先行用
相手の特殊召喚に反応して、手札バウンス。


御巫の誘い輪舞

後攻用
相手に装備してコントロール奪取。


御巫舞踊-迷わし鳥

状況による?
装備したモンスターのダメージステップ終了時に手札バウンス
また、墓地にこのカードと御巫モンスターがいる場合、御巫モンスターに装備して特殊召喚できる。
採用するかかなり迷うが、ここで決めたいと言う時になかったりするから迷う。


御巫のメリット

御巫はまとめると、オオヒメもしくは儀式の下準備と手札コスト1枚で展開できて、何らかの1妨害ができる。

一見、採用の余地が無いように感じるかもしれないが、オルフェゴールにおいてはかなり使えると感じている。
オルフェゴールに採用する利点は7つあると考えている。

1、星杖を捨てれる。
オルフェゴールの問題点として、手札に星杖が来るときついというのがある。
オルフェゴールにおいて、星杖は展開で重要なパーツ。しかし、手札にあると何もできず腐らせてしまう。
何とか捨てたいが、トロイメア・ユニコーンかダークグレファーくらいしか方法がない。きつい。
また、星杖以外のオルフェゴールモンスターでも展開の起点にできるので強い。

2、二二とIPマスカレーナが相性が良い。
オルフェゴールの最終盤面は基本的にIPマスカレーナ単騎が多い。
相手ターンに墓地のオルフェゴールを使って特殊召喚することでリンク召喚の幅を増やすのが基本の動き。
ここで御巫の二二が役に立つ。
例えば相手が何かモンスターを召喚、特殊召喚した場合に二二でコントロール奪取し、それをIPマスカレーナで巻き込んでリンク召喚することで奪取したモンスターがエンドフェイズに戻る問題を解決しつつ、マーカー1つ分多くリンク召喚できる。
また、トポロジック・ボマー・ドラゴンの効果で全体を破壊しても二二は装備カードで破壊されず、ボマーはマスカレーナで破壊されないので影響が特にないのも強い。

3、カオスアンヘルが出せる。

オオヒメがレベル6でディヴェルまたはギルスがレベル4なのでカオスアンヘルが出せます。
また、御巫下級がレベル3でオルフェゴール・トロイメアがレベル7なのでそちらでも可能。
特にオオヒメとオルフェゴールでカオスアンヘルを出した場合、光と闇両方の効果が適用されるのでめちゃくちゃ強い。

4、妨害数が増える。
はっきり言って、オルフェゴールは妨害数が多くない。
結局、ディンギルス墓地蘇生による墓地送りとIPマスカレーナの自由度の高い妨害しかない。
まあ墓地送りも対象を取らないので強いし、相手に合わせて妨害できるのは強いとはいえ多いに越したことはない。

5、手札誘発を使わせることができる。
儀式の下準備やオオヒメから入ることでうらら等の無効系手札誘発を使わせることができるので、その後のオルフェゴール展開に使わせない。
そもそも、御巫が出た時点でまさかオルフェゴールが入ってると思うわけが無いので、わざわざオオヒメ等に誘発を使わない理由がない。

6、後攻捲り
オルフェゴールは後攻捲りが死ぬほど苦手。
そもそも初動を止められると高確率で止まることもありきつい。
そこで御巫で後攻捲りすることになるわけだが、そこまで捲り性能は高くない。
まだマシ程度な考えてもいい。

7、ライフを削りやすい。
装備カードを装備した御巫は戦闘ダメージを相手に与えるので、結構削りやすい。
そこに、オルフェゴールの展開で先行2ターン目でだいたい勝負が決まることが多い。


御巫のデメリット

ここまでオルフェゴールに御巫を採用するメリットを語ってきたがデメリットも存在する。

1、手札事故が多くなる。
そもそも、御巫からはオルフェゴールに干渉できないし逆もしかりだ。
なので、手札次第ではどちらかの展開しかできない等ざらにある。
また、御巫をどこまで入れるかによるが、40枚にするならオルフェゴールの初動もかなり削られるので難しくなる。

2、オルフェ展開を行うと闇属性縛りがかかる。
オルフェゴールの共通効果で、闇属性しか特殊召喚できない縛りがつく。御巫に闇属性がいないので、オルフェ展開をした後だと御巫展開ができなくなるのがきつい。
御巫の前にオルフェゴールの効果を使わないように意識しておかないといけない。


構築例

これは今僕が使っている構築で、これをベースに考えていいと思います。
と言っても、スクラップ・リサイクラーを増やしたり、終末の騎士を入れるオルフェ初動を増やすくらいの細かい調整くらいしかないです。
あと、クシャトリラ・フェンリルを抜いたり、御巫初動となるオオヒメや水舞踏を増やすくらい?
ちなみに儀式の下準備はデッキ圧縮もかねて3積みがいいと思います。


展開例2

使用:オオヒメの御巫、手札コスト1、宵星の騎士ギルス

・御巫展開は展開例1参照。
・ギルス召喚、効果でディヴェル墓地。
・ディヴェル効果でトロイメア特殊召喚。
・ギルスとトロイメアでガラテアリンク召喚。
・トロイメア効果でガラテアを対象に星杖墓地。
・星杖効果で除外のトロイメア特殊召喚。
・ガラテア効果で星杖をデッキに戻してバベルセット&発動(バベルが手札にある場合はクリマクスセット)。
・ガラテアの上に重ねてディンギルスをエクシーズ召喚。
・ディンギルス効果で除外のディヴェルを素材にする。
・ディンギルスとトロイメアでIPマスカレーナをリンク召喚。

結果:フリーチェーンでコントロール奪取、ディンギルス墓地蘇生の対象取らない墓地送り、IPマスカレーナで状況に応じて対応。


まとめ

プラチナ帯ですが、10連勝しました。
それ以降のランクで通用するかは分かりませんが、後攻でも割と勝てたのでそこそこやれると思います。

終わり


いいなと思ったら応援しよう!