エッセイ:創造力のためのキャラクター作り(実践例あり)
こんにちはタブレトシです。
創造力...。目に見えず、数値にできるわけじゃない未知の力。人々は創造することにより、進化を続けてきた。そんなわけで、創造力があれば、小説もより良く書けて、音声作品を聞く時にも役立つので、完全に得なわけです。創造力を上げるために最近、僕がやっているキャラクターの作り方を紹介しようと思います。その名も「キャラクター案ルーレット」。
キャラクター案ルーレットとは?
このようにカテゴリーとそれに対する案をずらーっと並べて、横に数字を書きます。次にランダムで数字が出るアプリで適当な数字を打ちます。出た数字の案を、キャラクターの設定として採用すると言った感じ。例えば6番が出たら25~29歳という設定になる。
僕は主に、年齢、性格、身長、服、色、追加要素でやっている。仮に現状、出てる案でキャラクターを作るのが難しい場合、もう一度どれかのカテゴリーを追加するのが楽だと思います。ただ、既に出た案を消すのは無しです。それじゃあ意味無いので!
後、忘れてはいけないのが羞恥心を消し去りましょう。どんな中二病な設定もあなたのキャラクターなのだから、気にしなくて大丈夫です。
キャラクターの紹介文を作ろう
そしてそれぞれのカテゴリーの設定が決まったら、それを元に、キャラクターの紹介文を考えよう!僕のおすすめは下の画像のように、考えたキャラクターを簡単にまとめるのがよいと思います。
このように5項目まとめたら、最後の6項目に詳細な設定を盛り込んで完成。できたキャラクターは小説や、絵にする等の創作活動に使ったりして、さらに、創造力を高めるのがいいと思います。
では、実際に、僕のカテゴリー例で僕が作ってみようと思います。
これが僕のカテゴリー例👇👇👇
当たり前ですが、僕のと全く一緒のカテゴリー例でないといけないわけではないです。自分で好きなように作りましょう。
僕の実践例
※注意ここからは僕の実践例すなわち、妄想が激しいです。
どのような案が出て、実際にどのように考えるか、(参考にならないかもしれませんが、)僕のやり方を参考にしてください。こちらもそうですが、全く一緒のやり方でないといけないわけではないです。
年齢は「100〜」
いきなり難しいのが来ました。この時点で、不老不死だとか魔女等の100歳を超えてても、おかしくない設定を考えておきます。
性格は「地味」
この段階で考えたのは、地味な見た目のネガティブ引きこもり魔女。王道ですね。
身長は「自由」
ここで神引き。後から色々考えられるので、自由枠というのは1個あれば、それだけで一気に楽になります。
胸は「E~F」
もう完璧。地味系ネガティブ巨乳引きこもり魔女が頭の中で完成していました。しかし、順調にいかないかもしれないのが、人生です。服で一気に話が変わります。
服は「バニー」
あ...あ...
ざわ...ざわ...
何と「バニー」が出てしまったのです。なんてこった。バニーだと?ネガティブ引きこもり魔女が?いや、ありといえばありだが、どうしよう...。
色は「複数」
いやもうこの際、色はどっちでもいいよ。なんだよバニー地味系ネガティブ引きこもり魔女って...巨乳はバニーと合うけど地味とネガティブは合わないだろ...
助けて...まの...めぐる...
最後に追加要素は「包帯」
パリン。ワイの計画が崩れる音。渋滞、圧倒的個性の渋滞。バニー地味系ネガティブ引きこもり魔女(包帯を添えて)はあまりにも個性の渋滞。
こういう時に案の追加。今回は性格と服をチョイス。
出たのは、「無邪気」と「メイドor執事」ここで1つの道が開けた。
未だ設定の練り直しがまだだが、なんだかんだ、一応完成したのがこちら。
これは良い。とりあえず魔女という設定は消し去りました。
性格を2つ設定する場合、多重人格系か切り替わる系、もしくは両方共存系になるが、逆転の発想で2人は1人(だった)という設定を採用。「地味」と「無邪気」は対になっているので、対になる要素を様々に盛り込む。例えば名前の白と黒、森と海、バニー=兎(卯)と鳥(酉)。さらに、色をバニーは白、メイドは黒と逆の色を採用し、名前と色が対になるようにし、バニーの方は地味、メイドの方は無邪気と、逆だろと思わせるような性格を盛り込み、完璧な対を構想させる。しかし、ここでとあるカテゴリーの案が邪魔をしてくる。「年齢:100~」である。例えば26歳くらいならここで終えられていたが、100歳というのはなかなか厳しい。さらに、「追加要素:包帯」もまだ残っていた。そこで、考えたのが、包帯は大火傷の傷隠し。大火傷から「100歳~」に繋げるために、何か大きな事件で大火傷を負い、老いることがなくなったという設定を採用。
そして完成したできたのが、「大火傷の原因である「とある事件」によって、少女は2人に別れ、年老いることがなくなり、どっちが本当の「私(わたし)」か、事件の真相を探る旅に出る2人の「私とわたし」の冒険。」という完璧なキャラクターを作り出すことに成功。
対を演出させるために「私」と「わたし」を別に考えるというこだわり。
過去最高のキャラクターができてしまった。
先日作った三田雪色とはえらい違いだ...!
デデドン(絶望)!?
なんだこれは…たまげたなぁ…これは失敗作…。
まとめ
皆さんはどのようなキャラクターができましたか?僕は今回は当たりだったので、自作小説の主人公として、採用しようかと考えています。ちなみに、僕が考えているのは、2人は本来の少女ではない別の「何か」という設定をさらに付け足し、待ち受ける真実によって、2人(?)は葛藤し、絶望する、シリアスな展開をかんがえています。
以上です。
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