喝配信③(3/11〜3/13)
喝配信シリーズ最後の3本。
喝配信のおかげで私の生活が一変した。
ド文系の私に理系への扉をちょっと開けて見せてくれた田畑藤本さん。
田畑藤本さんに出会えて本当によかった。
【3月11日(水)】
〔これ読んどけ!〕
藤本さん『総合的研究 記述式答案書き方』
田畑さん『TOEFL Textbook(表紙えんじ色)』
〔ここ行っとけ!〕
田畑さん:渋谷コスモプラネタリウム
藤本さん:新宿ブックファースト F理工学書
国立科学博物館
〔これ見とけ!〕
田畑さん「アポロ13」「インターステラー」
藤本さん:「イミテーションゲーム」「オデッセイ」
*今回の「読んどけ」はさすがに受験生向けで購入は見合わせ。
*映画はAmazon Primeで「イミテーションゲーム」と「インターステラー」を見て、理系映画の楽しみが一気に広がった。巨人の肩シリーズでエジソンやニコラ・テスラも上がったことから、「エジソンズ・ゲーム」も見た。「インターステラー」から宇宙関連の映画に興味が湧いて「メッセージ」という映画も見たし、Amazon Prime で公開されている宇宙系ドキュメンタリーを今でもよく見ている。
明らかに私の余暇の過ごし方が変わった。
そのきっかけとなった回。
【3月12日(木)】視聴者数最多回
〔これ読んどけ!〕
藤本さん『ロウソクの科学』
田畑さん『羅生門』
*この時期、本屋に行くとレジ横に平積みされていた文庫版の『ロウソクの科学』。藤本さんの話を聞かなかったら、それを買って挫折するところだった。藤本さんが、徹底して勉強のハードルを下げる視点から「ヴィジュアル解説本で良い」と言ってくれたので、ちゃんと科学書コーナーに行って解説本を買いました。
*沖縄の「じまんや」さんをおすすめされていた。
藤本さん「温かいもずくを食べてください。名物なんで。」
〔じまんや 那覇店〕 050-5890-9108
沖縄県那覇市牧志2-17-46
https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47009534/
*沖縄よしもとOCEANの解散(2019年12月末)に触れる。
藤本さん「がんばっていこう、みんな!」
田畑さん「いろいろあるけど、とりあえず頑張っていこうってことですわ。」
…9ヶ月後にご自分たちが解散することになろうとは、この時は想像もしておられなかったかもしれない…。
*終盤、藤本さんが突然「物理は微積分」という話をしだしたところから、たばふじさんが「たばふじ」してた。
本質を理解しているからとてもわかりやすく説明する藤本さん。最高の聞き手で、視聴者と藤本さんの間をとりもってくれる田畑さん。
こういうやりとりを、漫才でも配信でもたくさん見てきた。
この田畑さんのバランス感覚を見ていると、「藤本さん、これから田畑さんおらんで大丈夫…?」という気になる。
【3月13日】最終回
〔これ読んどけ!〕
藤本さん『空想科学読本』
田畑さん『漫才でわかる中学数学』
*大声を注意されたらしく、しおらしいお二人。どちらかと言うとたばふじさんらしくて好き。
*39:17ごろから
喝配信を終えるにあたって…と卒業式のような雰囲気。
藤本さん「よかったです、皆さんと出会えて。」
田畑さん「俺らは、お前らのこと好きやで。」
藤本さん「お前らは、どこまで行ってもわしの生徒や。わしの子供や思うとる。いつでも、帰っといで。」
今となっては涙なくして見られない箇所。
しんどい時に何度も帰ってこさせてもらってました。これからも帰ってこさせてください。
*44:50ごろから
ここからラストまで、子どもの頃の地元話。
途中で我に返って「2人で話したらいいんちゃうん⁈」と照れながら顔を伏せる田畑さん。それなのに47:34に藤本さんを「あーちゃん」と呼んだのを私は聞き逃さない。
心身ともに疲れた時にこの部分だけよく見る。洛西の高島屋に行くことはないだろうけど、行き道はおぼえた。
3月2日から13日まで、日曜日を除く11日間の生配信。
みんな1週間くらいで終わると思っていた自粛期間は、結局この後、休校は5月末、ライブの休演は6月末まで続いた。エンターテイメント界は大きなダメージを受け、芸人さんたちの生活も一変した。どれだけしんどかっただろう。どれだけ不安だっただろう。
一般市民の私もかなり動揺して生きてきた。芸人さんたちは、ご自分たちのことは傍に置いて、毎日配信で私たちを笑わせてくれた。
そのお陰で、まだ収束はしていないけど、また拡大しつつあるけど、今、なんとか暮らしをつなげていくことはできている。
あらためて喝配信を一気見して、この頃の芸人さんたちの気迫が伝わってきた。感謝しかない。今私がなんとか頑張れているのは、田畑藤本さんをはじめとする芸人さんたちのおかげだ。
(完)