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半年。
〔エッセイ回〕
(写真は喝配信最終日より)
田畑藤本最後の日から半年。
田畑さんが、∞ドームⅠの同期忘年会の最後に客席に向かって深々と頭を下げた、あの夜から半年。
*当方、吉本興業所属の田畑勇一さんと藤本淳史さんを推すオタクです。お2人は田畑藤本という漫才コンビでしたが、2020年末をもって解散され、現在はそれぞれピン芸人として活躍されています。
感謝
まずは田畑さんと藤本さんに感謝を。
2021年に入ってから、お2人が、ご自身の新しい道を模索されながらも、我々が寂しくないように気にかけてくださっているのをずっと感じています。
1月に入ってすぐに活動を始められたお2人。
おかげで、私は悲しみに浸る暇もなく、浮かれ、沈み、翻弄されて、どっぷりオタク生活を満喫しています。
ありがとうございます。
浮かれ
なんと言っても浮かれるのは、
お2人が活躍してくれていること。
それぞれの持ち場で。
ときどき一緒に。
藤本さんの大宮クイズ王はすこぶる順調。
田畑さんはMC業と作家業で請われることが多い。
新しいプラットフォームstand.fmで見せてくれるそれぞれの姿も良い。
マイペースな藤本さん。
1人が苦手な田畑さん。
今でも時々2人で登場してくれるのも嬉しい。
グノシーQで。
ミルベキ!で。
ライブで。
コンビ感が薄れないトーク。
6月はグノシーで漫才まで見せていただいた。
そして、それぞれが志すピンネタ。
3月には田畑さん。
6月には藤本さん。
1人が苦手な田畑さんは、
まだ藤本さんが透けて見える漫談だった。
藤本さんは、ご自分の考える「僕と同じくらい知識持った人たちのお笑い」を模索している。
完成していないからこそ楽しみな、
それぞれのピンネタ。
推しが解散したのだから、
私自身、お笑いから離れたり、
別の推しに傾倒していったりするのかな?と想像していた。
それが基本ずっと浮かれてお笑いを楽しみ続けているのは、ひとえにお2人のおかげ。
解散直後にここまで活躍するコンビ、
私は初めてだ。
沈み
解散したコンビを推すオタクとしては、非常に恵まれている。嬉しいことが9割。
とはいえ、沈むこともある。
心の拠り所にしていたYouTube動画が消えていく。
お2人で決めたことだろうし、いろんな思いがあって決心をされたのだろうから、まわりがとやかく言うべきではないとわかってはいるものの、とてつもなく寂しく、心細い。
2人の共演。
嬉しくてたまらないはずのこの場面で、
寂しさに包まれてどうしようもなくなる時がある。
こんなに気持ちいい空気なのに、
もう2人ではないんだな…。
こんなに素敵な漫才なのに、
もう見ることはないんだな…。
ここ最近、たばふじさんと親交が深かったコンビが次々と注目され始めている。
ダイタクさん、シシガシラさん、ボーイフレンドさん…。
知っているコンビの活躍は嬉しい反面、「たばふじさんがあと半年残っていたら、もしかして…」という思いがよぎって、
勝手に沈むことも多い。
翻弄され
これはもうstand.fmに尽きる。
いつあるかわからない。
放送予定を決められないのは、
はじめは藤本さんだけの特性だった。
田畑さんは、
元はきっちりスケジュールを組んだ配信だったのに、最近神出鬼没気味。
そんなところは似なくていい。
いったん生配信が始まると、
本当に幸せな時間なので、
なおのこと、揺さぶられる。
諦めきれない
もう少しわかりやすく、
「あぁ、この2人はもうダメだな。」
とか、
どちらかにどうしようもない事情があるとか、
そういうのだったら諦めもつくのに、
たばふじさんは、諦めさせてくれない。
半年経ってもまだわからない。
ときどき一緒に映るたばふじさんは、
なんだかホッとしていて、
昔のコンビ感が抜けず、
これまでの役割で楽しませてくれる。
これ、ずっとやってくれたらいいやん…
今のそれぞれの活動もとても素敵だから、
それをしながら2人でもお仕事ってできないかな…
とか、ファンとしては勝手に思う。
ご本人たちの間では、
もっと混み入った感情があるに違いないけれど。
オタクとしての半年
解散が発表される少し前、
たばふじさんゲスト回のラジオで名前を呼んでもらったり、ROMPAで遊んでもらったりと、
たばふじファンとしてはとても楽しいことが重なって浮かれていた。
だからこそ、解散が発表された12/3は、
たくさんの方から心配と慰めの言葉をいただいた。
あの時は気が動転していてきちんと言えなかったので、半年遅れですがお礼を。
皆さん、あの時は本当にありがとうございました。
推しが頑張ってくれているおかげで、もうすっかり元気です。
失意のどん底で寝転んでいる時期に、
stand.fmやnoteがきっかけの出会いもあって、
今は、田畑さんや藤本さんの活躍を
一緒に喜ぶ仲間がいる。
たばふじさんがたばふじさんだった頃は、
周りには誰もいなかったのに。
幸せなことだ。
4月からお絵描きも始めた。
他のコンビを推している絵師さんと知り合いになったりする広がりもある。
Twitter上で
#2021年自分で選ぶ上半期の4枚
というタグがあったので乗ってみる。
左上)4/14初めてアイビスペイントで描いた絵
右上)4/14初めて田畑さんを描く
左下)6/16お客さんの属性を知りたい藤本さん
右下)6/21宇宙速度と藤本さん
絵が上手になりたい。
推しを描きたいように描けないのが
もどかしくて、悔しくて、
頭を掻きむしって悶える。
好きな芸人さんがいるというだけで、
自分の世界が広がることもあるんだな。
この年になっても、向上心ってあるんだな。
実に充実したオタク暮らし。
これから
stand.fmでは放ったらかされることも多いけど(6月に藤本さんの配信が1回しかなかったので言い方にトゲが)、
お2人の進化は止まる気配がなく、
まだまだ推し暮らしは続きそう。
お2人が芸人さんとしてこれからも活躍してくれることに自信がついたので、以前は「とにかく全部記録しておきたい」と強迫的に書いていた本noteも、今後は少しゆったりめに更新していくことになりそう。全部じゃなくて、印象に残った活動についてだけ書いていくような。
お絵かき、頑張ります。
下半期もどうぞよろしくお願いいたします。
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