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鮮烈な1週間!UniVIRTUALのスタートダッシュが凄まじい!
※見出し画像は公式チャンネルのティザーPVよりスクリーンショットを引用させていただいています。
先日、新規Vtuber事務所UniVIRTUALについての記事を書きました。その時はまだ初配信を行う前であったため、事前に投稿された「歌ってみた」とこれからの展望を中心に紹介したのですが、あれからおよそ1週間、彼女たちのスタートダッシュの評価ができる頃になりましたので、連続にはなりますが、今回もUniVIRTUALについての記事を書いていこうと思います。
スーパーでスペシャルなスタートダッシュ
UniVIRTUALのスタートダッシュを評価してほしいと言われたら、恐らくほとんどの方が「S」のランクをつけるでしょう。Sが“SUPER”を表すのか、“SPECIAL”を表すのかは人それぞれでしょうが、それくらいに凄まじいものであったと言えます。
まず注目すべきことは、この1週間でTwitterにおいて3つのタグでトレンド入りを果たしていること。いずれもメンバーの1人である白玖ウタノさんによるものですが、初配信タグ、通常の配信タグ、1万人耐久タグでトレンドへと上がっています。7日間で3度というペースは大手事務所所属のVtuberさんでも中々達成できないレベルであり、バーチャル界に長くいる方ほど、そのもの凄さが分かっていただけるのではないでしょうか。
また、“1万人耐久”というワードが出てきていることからも察することが出来ますが、白玖ウタノさんはこの1週間で早くもチャンネル登録者数が大台の1万人を突破しています。収益化の申請も通っており、グループの旗手として、先頭をひた走り続けている格好です。
もちろん、他のメンバーもそんな同期の躍進を指をくわえて眺めているわけではなく、それぞれが精力的に活動を行い、全員が収益化の条件の1つである「チャンネル登録者数1000人」を達成。「総再生時間4000時間超え」についても、そう遠くない内に達成するものと予想されます。白玖ウタノさんが突出しているのは間違いないですが、他のメンバーも追いつけ追い越せの気持ちで伸び続けており、1人のメンバーがもたらした勢いが、グループ全体に波及している印象です。
メンバーそれぞれの通信簿
ここからはメンバーそれぞれの、1週間の活動を通しての通信簿を書いてみようかなと思います。といっても全員が凄まじいほどの躍進を見せているグループですから、特に評価に差があるわけではありませんので悪しからず。
白玖ウタノさん
評価:たいへんよくできました
まずは白玖ウタノさんから。この1週間のUniVIRTUALの躍進の象徴的存在であり、先ほども書いた通り、3つのタグでのトレンド入り、チャンネル登録者数1万人突破、1週間での収益化達成など、数えきれないほどの偉業を成し遂げています。初配信前に投稿された「歌ってみた」である「ANIMA」も既に5万回を超える再生回数を誇っており、まさにUniVIRTUALのモットーである“音楽を軸に夢を一緒に叶える”を体現していると言っていいでしょう。
配信スタイルはやはり歌が中心ですが、単純に歌うだけでなく、1曲1曲にじっくりと時間をかけて歌詞の内容などを考察する「おひるのうたのん」シリーズなど、一風変わった配信も行っています。平日お昼ということで、慌ただしくも一息つける時間であり、そんな時にぴったりなラジオ的にも楽しむことが出来る配信として早くもリスナー間で人気を博しています。
また、歌配信以外にも麻雀配信なども行っており、様々な方面に積極的に手を出している印象。お昼と夜に2度配信するいわゆる2回行動も多く、チャンネルの動画数はUniVIRTUALメンバー内で最も多くなっています。これからもグループを引っ張る存在として活躍してくれそうです。
凰牙るきさん
評価:たいへんよく萌えました
続いてはUniVIRTUAL内で一番の萌えキャラと一部で噂になっている凰牙るきさん。前回UniVIRTUALについて書いた記事で、“歌以外の部分で素のキャラクターを見たい”と書いたのですが、凰牙るきさんは間違いなく素の部分を見せることでリスナーの心を掴んだと言っていいでしょう。クールな見た目から想像もつかない優しくてほんわかとした喋り口、“PON”と称されるうっかりミスなど、様々な面で当初のイメージとのギャップを感じさせ、その度にるき様(凰牙るきさんのニックネーム)の虜になるリスナーが増えています。
その一方で、本来の武器である音楽関連では、イメージ通りの高貴な美しさを見せてくれます。プロの声楽家と勘違いするほどの透明感ある歌声、繊細な音色を響かせるフルート演奏は見事と言う他ありません。
チャンネル登録者数も1500人を超え、徐々にその知名度は広がっている印象。今後は同じく楽器を得意とするVtuberさんとのコラボ配信など、さらに活動の幅を広げてきたいと考えているようなので注目です。
星衣未空莉さん
評価:たいへんかわいかったです
次は星衣未空莉さん。天真爛漫なキャラクターで、一度見たら目を離せなくなるかわいらしさを持っています。しかし初配信からコメント捌きは堂々としており、大物の風格を感じさせることも。特技であるイラストを生かしたお絵かき配信では、お話しながらまったりとした時間を過ごすことができ、その温和な雰囲気に癒されること間違いなし。イラストが出来ていく過程を見るのが好きな方にもおすすめです。
一方、ゲーム配信は今のところ「Dead by Daylight」のみを実況していますが、とにかく騒がしい!時々何を言ってるのか分からないくらいのレベルです。多少口が悪くなることもあり、普段とは違った一面を見ることができます。
歌配信での選曲は、かわいらしい曲が多めではありますが、男性曲なども歌ってくれて意外と多様性があります。こちらもまた色々な一面が見られるので、注目したいですね。
いつもニコニコと楽しそうに活動していて、感情を素直に出すところも魅力な星衣未空莉さん。1週間で既に配信スタイルも固まってきた感もありますが、新たなチャレンジも行っていくと思うので、ここからさらに楽しい配信が見られそうです。
桃月はぐさん
評価:たいへんよく笑いました
最後は桃月はぐさん。白玖ウタノさんに次ぐチャンネル登録者数を誇っており、ゲラと称されるほどいつも笑顔で、リスナーを幸せな空気で包み込みます。お話好きで、箱コラボでも会話をリードする役割を果たしており、ムードメーカー的な立ち位置でUniVIRTUALを盛り上げています。
桃月はぐさんの配信で特筆すべきは、毎朝行われる「朝活おはもぐ運動」。配信で「おはもぐ」とコメントしたリスナーさんの名前を呼ぶというもので、同時にちょっとした雑談も行われます。平日・休日問わず文字通り毎日行っているため、チャンネルの動画数としても白玖ウタノさんに次ぐ本数を記録(と言ってもほとんど差は無い)。朝活と夜の通常配信の2回行動が当たり前のような状態になっており、エネルギッシュに活動しています。
また、歌配信は少なめで、本人も「歌には自信が無い」と話していますが、その実力は高く、メンバーからも「自信が無いとかどの口が言う!」と言われるほど。さらに感情表現なども白玖ウタノさんから学んでいて、どんどんレベルアップしているようです。今後も、持ち前の明るさとトークで“姉御”としてメンバーを引っ張りつつ、魅力的な歌声を披露する機会も増やしていってほしいです。
サプライズを共有することで箱全体を盛り上げる“ゆにちゃん”
UniVIRTUALを語る上で外せないのが運営の存在。“ゆにちゃん”の愛称で親しまれており、様々な手法でリスナー、はたまたメンバー自身でさえも驚かせます。
その最たる例がサプライズでのご褒美発表。
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これは、メンバーそれぞれにチャンネル登録者数や配信での同時接続数などの目標を設定し、それを達成することでオリジナル曲や特別な企画等の何らかのご褒美が貰えるというもの。それだけなら他のVtuberグループでもよく見られますが、UniVIRTUALの面白いところはこれらのご褒美の発表が全部配信内で行われることにあります。
例えば、上の画像の中の星衣未空莉さんの項目で「チャンネル登録1万人:ちげママコラボ配信」とありますが、こちらに至っては何と配信中にゆにちゃんがちげママ(星衣未空莉さんのママでありラブライブの公式イラストレーターでもある火照ちげさんのこと)とアポイントメントをとってコラボを決めてしまうという超とんでもサプライズ。もちろん星衣未空莉さんもびっくり仰天といった様子で、リスナーと喜びや戸惑いといった感情を共有していました。
この、敢えて本来裏側でするようなことを表に出して見せることで、リスナーと配信者に対して同時にサプライズの瞬間を共有し、共に盛り上がる空間を提供するという手法は、一般的なYouTubeでの配信の作りに加えてテレビ番組的な作りも含まれており、とても新鮮に映ります。このようなサプライズが箱コラボなど“そういった発表がありそうな配信”だけでなく、平日昼間に行われる普通の配信でも平気で行われるため、ゆにちゃりす(UniVIRTUALファンの名前)はいつ何時も目が離せなくなるのです。
もちろん、発表されたことは後々Twitterでもお知らせされるため、絶対にリアルタイムで見なければならないというわけではありませんが、メンバーが素で驚くリアクションを生で見られるのはやはり嬉しいもの。こうして、配信の同時接続数などが伸びる要因にもなっています。
UniVIRTUALの躍進は、メンバーが魅力的であることはもちろんですが、それに加えてゆにちゃんのプロデュース能力があってこそのものだと思います。果たして次はどんなサプライズを見せてくれるのか楽しみです。
最後に
今回は、いよいよ活動を開始したUniVIRTUALの1週間について書いていきました。メンバーの魅力や、運営のプロデュース能力が有機的に絡み合い、新規Vtuber事務所としてはこれ以上ないというくらいの鮮烈なスタートダッシュを決めたUniVIRTUAL。勢いを殺してしまわないようにとどんどん燃料を投下し、とんでもないスピードで突っ走っています。さすがにこの勢いを維持することは難しいかもしれませんが、それでも右肩上がりで伸び続けるような、そんな感じがします。
1週間でたくさんの驚きを提供してくれましたが、次は一体どんなものを見せてくれるのか。これからも注視していきたいです。