課題をクリアしないとデビュー出来ない!?ついにお披露目されたハコネクト24年組の運命やいかに!
※見出し画像はハコネクト公式Xより引用させていただきました。
ハコネクトでこれまで1番下の世代であった4期生が活動開始から1周年を迎えたのが昨年、2023年の12月。それから4ヶ月ほど経ち、ようやく新人の情報が入ってきました。ハコネクトは1期生から4期生まで1年以上のスパンを空けることなくデビューしており、今回は過去最長で間が空いたこととなります。
ただし、今回の新人はこれまでとは少し違います。1期生から4期生まではデビューの時期があらかじめ決められていましたが、今回の“24年組”は何と「チャンネル登録者数が1000人にならないとデビューできない」という課題を与えられています。ハコネクトとしても新たな挑戦に満ちている今回の24年組。果たしてどうなるか見ていきましょう。
背景にはハコネクト運営の手応えと挑戦が⁉
まず今回、24年組に対してこのような課題が与えられた背景には、ハコネクト運営がある程度現状に手応えを感じていることがあると思います。最近のハコネクトに関してのnoteは私も何度か書いていますが、イベントへの出演や様々な企業とのコラボ企画等が目に見えて増えており、勢いを感じさせます。
1期生から2期生、そして3期生、4期生というように、メンバーが増えるごとにしっかりとリスナーの総数も増えており、メンバーとリスナー共に熱量が高い事務所と言えます。そうした背景を受けて、その熱量・事務所としての勢いがどれくらいか試す意味合いもあって、今回の24年組の課題は生まれたのではないかと予想します。ハコネクト運営としても大きなチャレンジでしょう。
そして、もう1つの理由が新たなリスナー層の獲得。「チャンネル登録者数〇〇人でデビュー」や「チャンネル登録者数〇〇人で〇〇を公開」といった企画は、ハコネクトだけでなく、最近のバーチャル界では度々目にするものです。それを行う狙いとしては、やはり注目度が増すことでこれまでグループを知らなかった層まで知名度を広げ、新たなリスナーを獲得することが挙げられます。今回のハコネクトとしてもその狙いはあるでしょう。私がデビューから追えている4期生に関してもこれまでハコネクトを知らなかった層を独自の企画力等で巻き込んでおり、そうした重要性は運営はもちろんのこと、メンバーも認識していることでしょう。そのことから、より外へのアピールをする為にと、今回の挑戦が決まったと考えます。
ハコリスのパイだけではクリアできない課題
先程、ハコネクトのリスナーはメンバーの増加に比例して増えているという話をしましたが、恐らくそれだけでは課題をクリアすることは出来ません。ハコネクトのリスナー、通称ハコリスは全体的に箱推しの傾向が強く、自身が一番推しているメンバー以外でも応援する方が多い(メンバー同士のコラボが多いため必然的にそうなるとも言える)です。その為、最初はそういった方々のおかげである程度の数字を獲得することが出来ると思いますが、ハコリスのパイはいきなり新人のチャンネル登録者数を1000人まで増やすほど大きなものでは無く、パイを分け合った後は24年組メンバーそれぞれの頑張りが必要となると予想されます。
X(旧Twitter)やYouTubeコメントでの交流が鍵に
そこで鍵となるのがX(旧Twitter)やYouTubeコメントでのリスナーとの交流です。これまでのハコネクトメンバー、例えば4期生などはデビュー間際になるまでリスナーへのリプ返等は禁止されていましたが、デビューがまだ決まっていない24年組に関してはこの縛りは無いようです。これに関してはこれまでとの明確な違いで、24年組は皆、積極的にリスナーと文字を通しての会話をしており、一部メンバーは自身の名前が入ったポストにいいねをする、所謂エゴサで存在感を見せたりもしています。
また、24年組の面々は既にYouTubeにいくつか動画をあげていますが、そちらに寄せられた感想コメントに対しても返信を行っており、活発な交流が見られます。YouTube上のコメントへの返信は全体的な動画へのコメント数を増やすことにも繋がっており、リスナーとの交流と同時におすすめに乗りやすい流れを作っているとも言えますね。
このように、24年組はそれぞれにリスナーのパイを増やすべく奮闘しています。最も大きな交流の場である配信が出来ない現状でも、自分たちに出来ることを見つけ、積極的にリスナーと交流していきながら自分達のキャラクターをアピールしていく様は、非常に野心的で好感が持てるものであり、ある意味ではいきなりサバンナに放り出されたライオンの子供のように、厳しいバーチャル界の空気を感じながらデビューに向けて爪を研いでいるところと言えるかもしれません。通常の新人Vtuberさんはデビューしてから成長していくものですが、24年組に関してはデビューまでが波乱万丈の日々であり、成長の場なのです。
24年組の各メンバーを簡単に紹介
ここで24年組のメンバーに関して簡単に紹介してみたいと思います。まだまだ活動を開始してから日が浅いため、掴めていない部分も多いですが、サラッとだけでも伝えられれば。
雫川なのかさん
まずは一番初めに活動を始めた雫川なのかさんから。後輩系Vtuberを自称しており、物腰柔らかで誰にでも丁寧に接する姿勢が印象的。声も聴いていて落ち着くので、癒し成分は高そう。例えが正しいか分かりませんが、平成のアニメに出てくる後輩キャラぽい感じがします。
ただ、一方でオタク気質もあり、色々な作品への知識も豊富だそう。その為、決して面白味のない子ではなく、むしろ某アイドル見習いの先輩との会話で見られるように、レベルの高い話題にもしっかり対応しており、キャラの幅広さを見せつけています。これから活動を続けていくにつれて、さらに色々な表情が見られそうで楽しみです。
また、この後紹介する同期メンバーの誕生日をお祝いするボイスポストを聴く限り、歌も上手そう。配信活動開始への期待が高まります。
堕天しすたさん
2人目は堕天しすたさん。自分のことを“しぃちゃん”と呼ぶあざとかわいさ、そして寂しがりな性格でついついかまってあげたくなるVtuberさんです。
それでいて最初のポストからネタをかましていく面白さも持っており、しっかりハコネクトらしい気質も持ち合わせていそう。投稿された動画を見る限り、様々な声を操る、所謂多声類でもあるようで、それを生かした活動も見られそうです。人懐っこさで既にハコリスの心をガチっと掴んでいますが、これからさらに楽しいものを見せてくれそうです。
また、歌についても雫川なのかさん同様お誕生日を祝うボイスポストを投稿しているので、歌声を軽くではありますが聴くことが出来ます。こちらではかわいい声で歌っていますが多声類である堕天しすたさんだけに幅広い歌声を聴けそう。個人的にはアニメ幼女戦記のエンディング「Los! Los! Los!」あたりを聴いてみたい。歌配信にも期待が高まります。
山寧恋さん
続いては山寧恋さん。24年組の賢い担当ぽい感じで、動画編集等もバリバリこなすハイスペック。英会話もある程度できるようで海外リスナーとも英語でコミュニケーションを取れると自負しています。
そのような知性を感じさせる一面がある一方で、声は溌溂としていて滑舌も明瞭。明るさ・かわいさもバッチリ持っています。ハイスペックでありながらそれを鼻にかけない親しみやすさがあり、好印象を抱かせますね。
既に多数の動画をUPしていて、動画の数では24年組内でNo.1!レパートリーも自己紹介からホラーゲームのレビュー動画、おすすめのお菓子紹介動画等、多岐にわたります。これからどんな動画を投稿していくのか、楽しみです。またエゴサに関しても積極的で“山寧”というワードが入っていると大体見つけられるんだとか。そういった所からも親しみやすさを発揮していく山寧恋さん、注目です。
翠森アトリさん
最後は翠森アトリさん。様々な属性のメンバーを揃えるハコネクトでも珍しいロリババア枠です。落ち着いた声質と長く生きているだけある世の中を俯瞰して見ているような達観した雰囲気が魅力。かわいらしい見た目ですが、アトリちゃんよりもアトリさんと呼びたい感じ。様々な知識を持っているとのことなので、配信活動が始まったら色々なことを教えてくれそうです。
また、これは勝手な印象ですが、声質の良さから、何となく歌が上手そうなオーラを感じます。まだそういった動画は投稿されていないのでこれからに期待です。
派手なキャラ設定から早くも注目を集めている翠森アトリさん。ババアということで腰が重いのか今回の4人の中では一番後発ではありますが、他の3人に負けないくらいの魅力がありそうです。とりあえず自己紹介動画を見てほしいですね。頑張れロリババアの星!
最後に
今回紹介していった24年組は、先にも書いた通りハコネクトにとって非常に挑戦的な試みであると言えます。恐らく運営にとってもどうなるかという予測は難しいものであり、それぞれがどれくらいでデビュー出来るかは未知数です。長くかかるかもしれないし、Xやshorts動画等でバズって一気に達成する可能性もあります。
バーチャル界は今も混沌としており、その中で自分を主張していくのは大変ですが、何とかこの荒波を乗り越えてデビューまでたどり着いてほしい。24年組にとってもハコネクト全体にとってもチャレンジングな日々となるこれから。注目していきたいです。
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