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【祝1周年!】d.I.V.a.を広めようの会

待望のオリジナル曲!

先日、ボーカルVTuberユニット“d.I.V.a.ディーヴァ”が初のオリジナル曲を発表しました。

その名も「天獄てんごく」。天使と悪魔であるあまノおとさんあくノろくさんにピッタリのタイトルです。

この曲は2人のYouTubeチャンネルの登録者数が合計1万人を達成したことを記念して作成されたもので、デビューから1周年の節目の日に公開されました。初めてのオリジナル曲でありながら、メッセージ性も強く、迫力あるサウンドでとてもかっこいい曲に仕上がっています。

基本的にロックテイストで進行していきますが、その中で2人が歌い方を変えていくことによって様々な表情を見せ、曲の印象を複雑なものにしています。“かっこいい”が第一にくるのは間違いないですが、それだけで終わらない味わい深さがありますね。ほとんど間奏もなく最後まで突っ走っていきますが、急いているイメージが無く、緩急を感じることができるのは2人の多彩な表現力によるものでしょう。

歌詞に目を向けてみると、天使と悪魔らしく、現代社会を俯瞰した目線で見たような言葉が並びます。嘘に塗れ、汚れきった人間界。ある人は傷だらけになりながらも必死で抗い、またある人は救世主を待ちわびています。手に握りしめたガーベラ(希望の象徴)は枯れてしまったが、それでも戦い(待ち)続けるのか否か。この曲を聴いた人に向けて選択を促します。今の現代社会を揶揄しながらも、その世界で何が出来るのかを考えさせる強烈なメッセージを持った曲と言えます。

そしてそのメッセージがより強く感じられるのは、天ノおとさん、惡ノろくさんの2人も決して傍観者で終わらず、当事者にもなっているから。舞台は違えど、人間界に降り立ち、バーチャルの世界で戦っている2人だからこそ、この曲のメッセージが真っすぐに聴く人に届くのでしょう。

d.I.V.a.の世界観、歌声の魅力が一発で伝わるこの曲。d.I.V.a.をこれまで応援してきた方だけでなく、これからd.I.V.a.を知るという方にもピッタリなものになっています。d.I.V.a.の代表曲として長く聴かれていく作品となりそうです。

ちなみに、この曲の歌詞は韻を踏んでいる箇所が複数あります。伝えたいことを壊さないようにうまく入れてあるのでそれを探すのも楽しいでしょう。歌声やサウンドも含めて、繰り返し聴く度に新たな発見があるので、ぜひ、何度も聴いてみてください。

d.I.V.a.のカバー曲を紹介!

今回の記事はd.I.V.a.を広めることが目的。というわけでここからはd.I.V.a.の魅力をさらに深堀りしていこうと思います。

で、d.I.V.a.と言えばやはり良質なカバーです。そして面白いのが、原曲では1人で歌われている曲を2人で歌っているということ。全部が全部そうというわけではないのですが、多くの曲がそのような形になっています。その結果、歌に意外性が生まれて、「あ、歌詞をそういう風に分けるんだ」「おお、ここでハモリを入れるんだ」というように、聴いていてとても楽しいカバーが生まれます。選曲としては誰もが知っているようなメジャーな曲が多いにも関わらず、“d.I.V.a.らしい世界観”がしっかり打ち出されているのはここに要因があるように思います。

勿論、曲ごとに変わる2人の歌声、曲が使われている作品にタッチを合わせたイラストなど、他にも注目すべきポイントはたくさんあります。特に歌声に関しては、2人の声に共通点と相違点が共存していて、高い親和性がありつつも個性を感じることができて面白い。聴けば聴くほどその魅力にハマっていきます。

また、曲自体をアレンジしたカバーが多いのも特徴です。これまたメジャーな曲でも聴き心地が変わり、聴いていて楽しい。先ほどの“2人で歌うことによる意外性”と併せて、馴染みのある曲が違う曲のように感じるのはある種の快感でさえあります。ぜひ、この感覚を多くの方に味わってほしいですね。

この項の終わりに好きなカバーをいくつか挙げておきます。まずは軽い気持ちで聴いてみてください。

▲アニメ「るろうに剣心」のオープニングテーマ「そばかす」のカバー。最後の「いぇい!」が凄く好きです。

アニメ「ドラゴンボール」のエンディングテーマ「ロマンティックあげるよ」のカバー。エレクトロ・ポップアレンジで原曲と違った雰囲気に。

ソロのカバーも魅力がいっぱい

d.I.V.a.は2人での活動だけでなく、ソロでの活動も行っています。カバーも個人で出しており、こちらは選曲にそれぞれの趣味が反映されていて興味深いです。

この項ではソロのおすすめカバーを紹介していきます。まずは天ノおとさんから。

「snooze」のカバーです。天ノおとさんソロのカバーでは最も人気の曲で、高評価数も400を超えています。ポップな雰囲気の中に垣間見える暗さが魅力で、曲の世界観を見事に表現しています。

次におすすめなのがこちら。リミックスバージョンの「シンデレラ」です。個人的に原曲の「シンデレラ」よりもこちらの方が好みで、それを天ノおとさんが歌ったということで聴く前から期待が高かった作品。そしてその期待を軽く超えてくれました。セクシーな感じ、歌詞を少し英語っぽく歌う感じなど全てがツボに刺さりました。多くの方に聴いてほしい!

続いては惡ノろくさんのおすすめカバー。

マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」のカバー。曲名だけではピンと来ない方もいるかもしれませんが、“クリスマスによく聴くあの曲”です。惡ノろくさんはこの曲に限らず、洋楽のカバーもたくさん出しています。それを背伸びした感じなくしっかりと自分のものにして歌いこなせているのが本当に凄いです。

そしてもう1つが「脱法ロック」。以前別の記事でも紹介したのですが好きすぎるのでもう1度紹介します。かわいくてかっこよくて、ユーモアも感じられて、惡ノろくさんの魅力が全部出ている気がします。斜に構えた歌詞もピッタリ。何気に個人でのカバーで1番再生回数が多いので私だけが好きな訳ではなく、広く人気なようです。

以上、ソロでのおすすめカバー紹介でした。

まずは歌を聴くことから始めて!

ここまでd.I.V.a.の魅力を紹介してきました。私個人としてはすぐさまファンになってほしいですが他にも推しがいるという方も多いでしょうし、中々そうはいきません。そういった方におすすめなのが、とりあえず歌だけ聴くというライトな推し方。d.I.V.a.は毎週金曜日にカバー曲を投稿していて、休むことなくどんどん追加されていくのでそれをただただ聴きましょう。そして気が向いたときにTwitterで感想を書いたり、YouTube動画にコメントを残したりなどするといいと思います。

そうしていく内に、段々と「この天使と悪魔って普段はどんな感じなんだろう」と気になりだしたら推し方を変えるとき。ぜひ、配信に遊びに行ってみてください。天ノおとさん、惡ノろくさんそれぞれにゲーム配信や雑談配信などを行っていますし、2人での配信も少なくない頻度で行われています。独特のゆるさが癖になるのでぜひとも見てみてほしいですね。リスナーさんも面白い方が揃っていますし、配信者との距離感も近いです。きっと後悔はしないはず!

まとめ

1周年を無事2人で迎えたd.I.V.a.。そして、既に2年目が始まっています。チャンネル登録者数合計1万人、1周年、オリジナル曲の発表とおめでたい話題がたくさん続きましたが、2人の野望はまだまだ尽きていないと思います。

きっとこれからも、ファンを楽しませるため、そして何よりも素敵な音楽を届けるために様々なことにチャレンジしていくと思うので、目を離さずに注目していきたいです。伸びたいという思いを隠さずに発信する2人なので、ぜひとも向上心を無くすことなく走り続けてほしいですね(勿論休息も大事)。

さらなる進化を予感させるボーカルVTuberユニットd.I.V.a.。ぜひともチェックしてみてください。

▲天ノおとさんのYouTubeチャンネルはこちら。

▲惡ノろくさんのYouTubeチャンネルはこちら。

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