ハコネクト3期生について語りたい~橘シエナさん編~

先日、ハコネクト3期生のイメージを書き連ねるという記事を投稿しました。当時はメンバーの配信をほとんど見ておらず、見た目や数少ない知識からのイメージのみで語っていたため、改めて読み返してみると今自分が抱いているイメージと違うなと思うところが多々あります。

そこで今回は、いくらか配信を追いかけてよりしっかりとイメージが固まった今、もう1度メンバーについて語る記事を書いてみようと思います。あくまで私自身の目線からの話なので、皆さんのイメージとはズレがあるところもあると思いますがご了承ください。また、長くなることが予想されるので、1つの記事に対して1人に絞って書いていきます。そちらもご理解いただけますと幸いです。ちなみに今回語るのはたちばなシエナさんです。

抱いていたイメージについて

まずは橘シエナさんについて持っていたイメージから。イメージを書き連ねる記事で書いていた印象がこちら↓

かわいい。物腰丁寧。両親のことを「お父様」「お母様」と呼んでそう。幼い頃から色々なマナーを叩き込まれてそう。その反動でこんな性格に(えっちですね)。学校では廊下側の後ろから2番目の席に座ってそう。目がめちゃくちゃ悪そう。もしくはマサイ族並みに良さそう。ジャンプ力が低そう。キャッチボールしたら顔にボールぶつけるタイプ。ドッチボールで謎に最後まで残りそう。足音を立てずに歩けそう。音もなく背後に忍び寄りそう。そして耳元で「えっちですね」と囁きそう。お歌がうまい(これは事実)。


育ちが良さそうなのは当たってますね。家族の仲も非常に良好そうで、配信を見ていたりすることもあるんだとか。

学校で廊下側の~の部分は大人しめの性格なんでそこら辺にいそうだなというイメージで書きました。一番後ろは陽キャが座ってるのでその前。そして窓際ではなく廊下側。ここがポイント。凄く真面目にノートとってそうです。恐らくこれも当たってそう?

運動関連についてはそういった話を配信で聞いたことがないので実際は分かりませんが、あんまり良くは無さそう。ただ足音を立てずに歩くスキルは持ってそうですね。知らぬ間に移動してて「ふぁ!?」となりそう。むしろ残像とかも生み出せそうです。

「えっちですね」に関しては、ワードの強烈さから、初めは脳内ピンクな性格のイメージでしたが、3期生の他のメンバーがそっち系すぎて、逆に相対的清楚まであるレベルに思えてきました。一番の常識人な感じがします。生活も規則正しいですし。

見た目で可憐なイメージを抱いた後、切り抜きを見て変な子なのかと思ったら配信を見るとやっぱり真面目で優しくてまとも枠だ!となって何度も印象が変わっています。知っていくごとに印象が変わるVtuberさんと言えますね。

それではイメージの答え合わせが済んだところで、もう少し深く語っていきたいと思います。

新規の人に配慮した配信作りと興味のないゲームでも見せてしまう魅力

橘シエナさんの配信を見ていて、まず感じたのが新規の人にも入りやすい配信作りが出来ているなということ。

確か初めて見たのが「シャニマス」というゲームの配信だったのですが、正直に言って、私はシャニマスを全く知らなかったんです。だから配信を楽しめるかなと少し不安になっていたのですが、シャニマスがどういうゲームなのか、このキャラクターはどういう子なのかなど、都度分かりやすく説明してくれるんですね。そのおかげである程度理解できましたし、配信にも入り込むことができました。

これはその他のゲームでも同様で、「原神」や「#コンパス」など、私は橘シエナさんがプレイするタイトルを悉く知らなかったんですけど、配信を見るごとに知識が増えていくのを実感しています。これは“橘効果”と言えますね。

また、Vtuberさんを追いかけていると、どうしても配信のスタートから見ることが出来ず、途中参戦になってしまうこともあります。そんな時、それまでどういう話の流れなのかというのが結構気になるものなのですが、橘シエナさんは「今日は○○の配信で△△をしようとしています。そして今は××の話をしていました」と、さり気なく教えてくれるんです。この細やかな心配りが地味ながらもリスナー的には助かって、スッと配信に入ることが出来ます。

これはVtuberさんにとって重要なスキルなのですが、毎回出来ている方は意外と少ないです。誇っていい長所だと思いますね。

そしてもう1つ凄いのが、たとえリスナーが興味のないゲームの配信だとしても見せてしまう魅力があること。

先ほども書いた通り、私は橘シエナさんがプレイしているタイトルをほとんど知らなかったのですが、それでも「じゃあ見るのやめた!」とならずに、最後まで見てしまいます。それは、橘シエナさんの配慮のおかげでもありますが、それに加えてトークのスキルが高いことも大きく影響しているように思います。

「原神」をプレイしている最中に突然「遊戯王」の話になったり、割と話題があっちこっちに行くことが多いのですが、そこが「必ずしも見ている人全員がそのタイトルに詳しいわけではないゲーム配信というジャンル」において、凄く重要なことではないかと。適度に脱線させて、適度にプレイしているゲームの話もする。そのバランス感覚が優れていると思います。だからこそ、知らないゲームの配信でも見続けることが出来ますし、見ている内にゲームの知識がついて「知らないゲーム」ではなくなっていく。そして次のそのゲームの配信も見に行く…といった具合に、いい流れが出来ます。ここも橘シエナさんの凄さだと感じますね。

リスナーが安心してボケられる環境を生み出すツッコミ力

先ほど、橘シエナさんはトークのスキルが高いという話をしましたが、それは配信においての話題のペース配分に限ったことではありません。

むしろ真骨頂とも言えるのが短いワードでスパッと切るツッコミで、リスナーのボケをものの見事に料理します。

リスナーの中には一定数コメントでボケることに命を賭けている層がいるのですが、そういった人たちも「ボケを理解してくれるかな」「ちゃんとツッコんでくれるかな」という思いは常に持っているもの。例えばイジリコメントも捉え方によってはただの悪口になってしまいますし、ボケたつもりが普通のコメントとして扱われると肩透かしを食らってしまいます。そうなると、リスナーとしてはちょっと恥ずかしくなるものです。

しかし、橘シエナさんの場合は、基本的にボケコメントは流れてしまわない限りきっちり拾ってくれますし、ダラダラとせず短いワードでツッコんでくれます。その「橘シエナさんなら大丈夫」という空気感が安心してボケられる環境を作り出し、思う存分にネタコメントをすることが出来るんです。事実、コメントの流れは配信の同時接続に対してかなり早いですし、HPさん(橘シエナさんのファンネーム)の連携力も凄まじいです。ここぞという時はリスナー一丸となってボケにいきますが、それもこれも橘シエナさんのツッコミの安定感があってこそだと思います。

アイドルらしい透明感のある歌声も魅力

橘シエナさんは“アイドル見習い”というキャッチコピーなので歌声にも言及しておきます。

橘シエナさんの歌声は普段の話し声と同様、透明感があるのが特徴。声量は抜群というわけではありませんが、特に高音がきれいで、歌枠や「歌ってみた」でその歌声を聴くことが出来ます。

ソロでの「歌ってみた」はこれまで2曲投稿していますが、アイドルらしさを感じたいなら初めて投稿した「Honey Come!!」がおすすめ↓

現在、4万回以上の再生回数を記録しており、人気のカバーとなっています。若干Vtuberという職業ともリンクしているような歌詞が聴く人の心に刺さりますね。動画は橘シエナさん自身が担当していますが、キュートにまとまっています。

また、透明感のある歌声を聴きたいなら2つ目の「歌ってみた」である「パラレルラルラ」がおすすめ↓

爽快感のあるメロディに乗ったクリアな歌声がとても心地よく、清々しい気持ちになります。「Honey Come!!」も「パラレルラルラ」も自身の歌声をよく理解した、ピッタリな選曲と言えますね。

普段の歌枠でも、割と自分の声質に合った曲を選んでいる印象。歌枠で歌われた曲の内いくつかは、橘シエナさん自身が切り抜き動画として投稿しているので、そちらを覗いてみるのもいいですね。

既にアイドルらしい歌声として完成されている感もありますが、まだまだ伸びしろがあるようにも思える橘シエナさん。歌の活動も要注目です。

これからの展望について

最後にこれからの展望についてです。

橘シエナさんは、私が見始めたころはチャンネル登録者数が2000人にも満たなかったのですが、それが現在では3500人を超えており、素晴らしい伸びを見せています。特に8月中旬からの伸びが凄まじく、およそ1ヶ月で倍近くまで増加しています。このまま順調に世界に見つかってほしいですね。

橘シエナさんの場合、見る人への細やかな配慮や独特なワードセンスを生かしたトーク、そして時折行われる奇抜な企画など、リスナーを定着させるに十分な要素はたくさん持っているので、目に触れる機会さえあればチャンネル登録者数も同時接続数もどんどん上がっていくと思います。後はいかに存在をアピールするか、というところですね。その辺りは橘シエナさん自身の努力も必要なのでしょうが、それに加えてリスナーの頑張りも必須だと思うので、配信の共有、アーカイブコメント、日々の拡散などでサポートしていきたいところです。

まとめ

今回はハコネクト3期生より橘シエナさんについて語ってきました。橘シエナさんは王道スタイルのVtuberさんと思いきや、ちょっと癖が強いように見えて、やっぱり正統派だ、というようにコロコロと印象が変わる、面白いVtuberさんです。

“アイドル見習い”の肩書通り、まだまだ成長途中で、これから配信者としてもアイドルとしてもどんどんレベルアップしていくことが予想されます。ぜひとも、多くの方にその成長の過程を“プロデューサー”として見守ってほしいですね。

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