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5/6開催!Vtuber事務所合同歌枠リレーに出演するハコネクトメンバーを(勝手に)紹介!

※見出し画像は公式のものを使用させていただきました。

ここ最近増えてきた歌枠リレー。歌枠をリレー形式で繋げていく企画で、1人辺りの持ち時間を30分ほどとして、複数人で連続で配信していきます。今回紹介する「Vtuber事務所合同歌枠リレー」は、それを大型化した企画と言え、個人ではなく4つの事務所が合同でリレーをしていく形に。事務所の垣根を超えた夢のような企画に、今からワクワクが止まりません。

当日は、11時30分の開会式を皮切りに、出演者が絶え間なく歌枠を繋いでいきます。中にはこの企画でしか見られないデュエット枠もあるということで、それもまた“お祭り感”を演出してくれますね。

▲当日のスケジュールは出演者の方がTwitterで紹介してくれています。今回は叶望ゆゆさんのTwitterより引用させていただきました。

これだけたくさんの事務所、人数のリレー歌枠ともなると、これまで見たことのないVtuberさんもきっといるはず。新たな出会いの場にもなりそうです。

さて今回は、そんな「Vtuber事務所合同歌枠リレー」の出演者の内、Vtuber事務所ハコネクトから出る3名を紹介していきたいと思います。最近メキメキとその知名度を上げているグループではありますが、まだまだ発展途上。グループの名前は知っていてもどんなメンバーがいるのか知らないという方も多くいるでしょう。各メンバーの歌声の特徴や、おすすめの歌ってみた動画など挙げていければと思うので、ぜひ、予習のつもりでチェックしていただければ幸いです。

小日向千虎こひなたちこさん

まずはこの方、ハコネクトの音楽担当でスーパーウルトラグレートハイパーワンダフルアルティメットタイガーこと小日向千虎さん。

系統としては熱く歌い上げるタイプで、パワフルな歌声は聴く人の心にダイレクトに届きます。曲のレパートリーは幅広く、ボカロからJポップ、敬愛するホロライブに所属するメンバーのオリジナル曲など、様々な曲を聴かせてくれます。果たして今回のリレー歌枠ではどんな曲を歌うのか、今から当日が楽しみです。

配信も歌枠の数が図抜けて多く、タイムスタンプもほぼほぼ完備されているため、レパートリーをちらっと聴いてみるにはピッタリ。「歌のうまさを語るなら生配信での歌声をチェックしないと…」という方も安心です。どこに出しても恥ずかしくない歌声をぜひ聴いてみてほしい!

また、歌ってみたに関しても、ソロ・コラボ問わずたくさんの動画を投稿しています。せっかくなので、今回はその中からいくつかおすすめを紹介していきましょう。

一冊のアロー

まずは再生回数堂々トップの「一冊のアロー」。「ハミダシクリエイティブ凸」というゲーム作品の主題歌です。曲の知名度がどのくらいかというのは私には測りかねますが、たとえ原曲を知らなくても好きになるほどのパワーがあるので、ぜひ聴いてみてほしいです。

曲調としては、やや静かな始まりからサビでドーンと跳ねるタイプ。小日向千虎さんらしい力強くて伸びのある歌声を聴くことが出来ます。2分強という短い曲ですが、“らしさ”は十二分に伝わるカバーです。

My song

続いて紹介するのはホロライブ所属角巻わためさんのオリジナル曲である「My song」のカバーです。小日向千虎さんはかねてからホロライブファンを公言しており、初めてのソロ歌ってみたで天音かなたさんの「特者生存ワンダラダー!!」をカバーしたり、歌枠でもホロライブ関連の楽曲を数多く歌っています。この「My song」のカバーにおいても、曲の知名度で選んでいるわけではなく、きちんとしたリスペクトの気持ちを持っているのです。

それだけに、曲に関する解像度は熱心なファンの方にも負けないレベル。自分なりの解釈で、やるせない焦燥感、そこから挑戦していく前向きな気持ちを、熱く歌い上げています。きっと、わためいとを始めとしたホロライブファンにも響くはずです。

また、表現の幅としても、熱く歌うだけでなく、哀愁からの解放を柔らかく歌った「No title」、今にも爆発してしまいそうな繊細な感情を丁寧に歌い上げた「死んでしまったのだろうか」など多彩。決して1つの歌い方しか出来ないわけではなく、曲の世界観に合わせた表現が出来るのも特徴です。

キュートな見た目からは想像も出来ない本格的なシンガー小日向千虎さん。リレー歌枠ではこのスーパーウルトラグレートハイパーワンダフルアルティメットタイガーにぜひとも注目を。

たちばなシエナさん

続いて紹介するのはアイドル見習いの橘シエナさん。味覚や趣味嗜好など、色々と変わったところがあるVtuberさんですが、こと歌に関してはアイドルらしい清楚さがあります。

特に高音を気持ちよく響かせることには定評があり、また、高いキーの曲を連続で歌ってもへたれない喉の強さも持ち合わせています。滑舌が良く、テンポが速い曲でもバッチリ対応出来るのも〇。

日頃の配信では定期歌枠として週に1回、1時間ほどの歌枠を行っています。雑談も多めでBGM代わりにというよりは思わずコメントを打って参加してみたくなるような気持ちになる歌枠。今回の企画をきっかけに気になった方にはぜひチェックしてみてほしいですね。

ちなみに、歌枠でよく歌われる曲で何がおすすめかと問われると、迷いに迷った挙句に「デビルマンのうた」と答えるかもしれません。「アイドルとは…」「もっとなんかあるやろ…」と思う方もいるかもしれませんが、ネタに振り切ったと見せかけて実はとてもきれいに歌い上げるので、1度は聴いてみてほしい。まるで声楽家のような歌声に驚くはず(デビルマンのうたはこのアーカイブ等で聴けます。タイムスタンプもバッチリ!)。

歌ってみたに関しては、自身の歌声に合った高音の曲、アイドルらしい曲等がラインナップ。“橘シエナの歌声の良さ”が伝わるカバーばかりです。強みを生かした選曲がいいですね。小日向千虎さんと同じく、おすすめをいくつか紹介してみます。

Honey Come!!

まずは王道アイドルらしい1曲を。小倉唯さんの「Honey Come!!」のカバーです。

初めての投稿となった歌ってみたで、再生回数としてもダントツのトップ。キュートで透明感があってアイドルらしく、その一方で、どこか遠慮がちな本人の人柄が出たような優しい歌声。耳にスッと届く歌声は多くの人に受け入れられるものであるはずです。動画も自身で作成しており、クリエイティブな一面も見られます。

アイドル

続いては旬なカバーを。YOASOBIさんの「アイドル」です。

「アイドル」という王道な曲を思わせるタイトルではありますが、曲調としてはややトリッキーな構成。合間にはラップが挟まったりなど、歌いこなすにはかなりの技量が求められます。

橘シエナさんは歌に溺れることなくバッチリと掴んで歌い上げており、成長を感じます。これまでの配信活動を通してスキルアップした歌声を感じ取ることが出来ますね。これまでの橘シエナさんの歌ってみたではあまり見られなかったような曲調で、新境地とも言えるカバーです。

一度だけの恋なら

最後にコラボ歌ってみたも1つ紹介します。Re:AcT所属のククルア・クレイユさんとの「一度だけの恋なら」のカバー。

声量・個性共に抜群な歌声を持つククルア・クレイユさんと並び立っても負けないほどの橘シエナさんの歌声。力強さと橘シエナさんらしい優しさが程よく合わさっていて、とてもいい。どちらも主役と呼べる存在感を発揮しながら争うことなく見事に調和していて、良質なコラボ歌ってみたと言えます。特にラスサビは音の重なりがとても綺麗で圧倒されます。

今回の企画でもデュエット枠がありますが、そこでどのような歌声を聴かせてくれるのか、期待が高まりますね。

アイドル見習いの肩書き通り、未だ修行中の身である橘シエナさん。しかし、歌ってみたや定期歌枠の歴史を振り返ると、その歌声はどんどんレベルアップしている印象です。リレー歌枠でも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるはずなので、ぜひ期待してほしいです。

叶望かなみゆゆさん

ラストに紹介するのは叶望ゆゆさん。今回の企画を通してもっと世界に見つかってほしいと期待している、注目の新人Vtuberさんです。

ギターやピアノといった楽器を弾くことが出来、決して音楽系のメンバーが多いわけではないハコネクトにおいてその存在感は際立っています。今後も小日向千虎さんに次ぐ音楽担当として躍進が期待されます。

配信としてはゲーム配信が多いですが、歌に関しても毎週月曜日に定期弾き語り枠を行っています。17時という丁度仕事を終えた方が帰宅を始めるくらいの時間に始まるので、今回の企画で気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

さて、歌声に関してですが、その特徴は癖のない真っ直ぐさにあります。爽やかで、誰が聴いても聴き心地の良さを感じるであろうその歌声は、万人受けするもの。きっと、1度聴くだけでファンになるでしょう。

歌ってみたとしては、キャリアの短さから、これまでの2人のようにたくさん紹介できるほどの量はありません。唯一投稿されている「My Soul, Your Beats!」もフル尺ではないため、歌ってみただけでその歌声を知るのは限界があるかも。

▲「My Soul, Your Beats!」の歌ってみた動画。叶望ゆゆさんはAngel Beats!に思い入れがあり、このカバーにはそういった思いも込められています。

しかし、それを補完するようにショート動画として1分前後の短い歌ってみた動画を複数投稿しているので、世界観の断片を感じることはできます。その中からおすすめを紹介していきましょう。

ショート歌ってみた

まずはくじらさんの「ねむるまち」カバー。ラスサビの部分を歌っています。素朴に歌い上げる中に挟まる息遣いがいい味を出しています。

続いてAdoさんの「花火」。こちらもラスサビの部分を切り取って歌っています。夏の終わりを想起させるような少し寂しさを感じる歌声。アウトロが無く歌と同時に終わる曲だけに、聴いた後には心地よい余韻が残ります。

最後は「未来景イノセンス」。爽やかな曲調・歌声ですが、その中に見えるフッと吹けば消えてしまいそうな儚さがとてもいい。背景の突き抜けるような青空に映えるカバーです。

今回ピックアップしたのは、私の好みが色濃く出ているので、同じような系統の曲が並びましたが、実際には色々なジャンルの曲を投稿しています。ぜひとも好みの曲が無いか探してみてほしいですね。

ただ、叶望ゆゆさんの真骨頂は必要以上に脚色しない、真っ直ぐな歌声にあると個人的に思っていて、その中で情緒を感じさせるところに魅力があります。喜怒哀楽で言うと「哀」、四季の全てに表裏一体で存在する寂しさを表現するのがうまい。爽やかな中にどこか影を感じさせて、それがいい味になっています。果たして次はどのような「歌ってみた」を投稿するのか、歌枠リレーにはどのような曲を持ってくるのか。非常に楽しみです。

キャリアは短いながらも、既に自身の世界観を見せてくれている叶望ゆゆさん。今回の企画で、その片鱗だけでも感じ取ってほしいです。

最後に

今回は、「Vtuber事務所合同歌枠リレー」に出演するハコネクトメンバーについて紹介していきました。ハコネクトは決して音楽のみに力を入れているグループではありませんが、個性的な歌声を持ったメンバーが多く所属しており、そちらの方面でも大きな可能性を秘めています。今回の企画を通してその魅力が少しでも多くの方に伝われば嬉しいですね。

逆に私個人としては、ハコネクトのメンバーは知っていても他の事務所のVtuberさんは知らない方も多いです。そのため、新たな推しを発見できるチャンスにワクワクしています。ぜひとも今回の企画が素晴らしいものとなりますように。そう願いながら記事を締めたいと思います。

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