07 天使の羽の運動
本格的な腹式呼吸の訓練2
今回の練習は、お腹から息を吐きながら肩甲骨を回す運動です。この運動は、無意識のうちに緊張してしまっている上半身の筋肉を緩め、心身をリラックスさせる効果があります。天使がふわりと羽を動かすようなイメージでやってみてください。私はこれを「天使の羽の運動」と呼んでいます。
① 天使の羽の運動 (前から後ろ)
まず、前回ご紹介した「息を吐きながら下腹を動かす練習 」を数回繰り返し、横隔膜が下がってお腹の力が抜けた状態にします。左手の力を抜いて、体に沿って自然に下ろし、右の手のひらを左胸に当てます(肩甲骨の高さです)。
次に、ゆっくりと下腹を引っ込めて息を吐きながら、左肩を前から後ろに大きく回します。
肩を回すというよりも、息を吐く勢いで肩甲骨が動き、その先に付いている肩が自然に回る、というイメージで行います。首は、肩が上がるにつれて左に傾き、肩が下がるのに合わせて元の位置に戻ります。
息を吐き切るタイミングに合わせて肩が一回転するようにします。その後、お腹の力を抜いて元の状態に戻ります。
一連の動作を1回として、5~10回行います。
続いて、反対側も同じ動作をします。右手をだらりと下げ、左の手のひらを右胸に当てます。お腹から息を吐きながら、右肩を前から後ろに大きくゆっくりと回します。
右肩の「天使の羽の運動」も5~10回行います。お腹を凹ませる動きと肩を回す動きがスムーズに連動するように練習してください。
② 天使の羽の運動 (後ろから前)
今度は同じ要領で、肩を後ろから前に回します。
まず左から。左手の力を抜いて自然に下ろし、右の手のひらを左胸に当ててください。お腹をゆっくり凹ませて息を吐きながら、左肩を後ろから前に大きく回します。
息を吐く勢いで肩甲骨が動き、その先に付いている肩と腕が回る、というイメージをお忘れなく!
息を吐く動作に合わせて、ゆっくりと肩を一回転させます。肩を回し終わったらお腹を元に戻します。
この動作も5~10回行います。
右肩も同じ手順で練習してください。右手を楽に体の脇に下ろして、左の手のひらを右の胸に当てます。下腹をゆっくり凹ませて息を吐きながら、右肩を後ろから前に大きくゆっくりと回します。
この動作も5~10回行います。
Q&Aはこちら
♪ 亀谷彰一 公式ウェブサイト
https://www.media-stage.net/tb/
♪ トロンボーンを習うなら♪
音楽大学 / 自衛隊 / 中学・高校・大学吹奏楽部 / アマチュアオーケストラ/ プロトロンボーン奏者への指導実績が豊かな、亀谷彰一へ。
個人/団体レッスン喜んで承ります。
対面/オンライン指導、両方対応が可能です。
お問い合わせは直接、下のフォームからお送りください。
📧 https://ws.formzu.net/fgen/S313329698/
♪ 出張コンサート喜んで承ります♪
日本全国、コンサートの企画・演奏はお任せください。
ご相談は直接、下のフォームからお送りください。
📧 https://ws.formzu.net/fgen/S313329698/
♪「管楽器を100倍楽しく吹く方法」 noteで公開開始!
https://note.com/tb_breathing
#管楽器 #演奏 #呼吸法 #肺活量UP
#音楽 #music #最近の学び
#トロンボーン #トロンボーンレッスン #亀谷彰一