№32 呪文
幸せを感じるといつも
心のどこかに刺さったままの棘が
鈍い痛みで僕を呼ぶ
君に渡した合鍵は
開けてはいけない部屋の鍵
僕の心の扉の中で
何かを探さないで
見つけようとしないで
花に水をやったりしないで
それより
賑やかな街に出かけて
日が暮れるまで遊ぼう
幸せを感じるといつも
心のどこかに刺さったままの棘が
鈍い痛みで僕を呼ぶ
君に渡した合鍵は
開けてはいけない部屋の鍵
僕の心の扉の中で
何かを探さないで
見つけようとしないで
花に水をやったりしないで
それより
賑やかな街に出かけて
日が暮れるまで遊ぼう