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タロット・ガーデンとニキ・ド・サンファルの肖像

今日は松本路子さんの写真展「ニキ・ド・サンファルの肖像」へ行ってきました。

ニキ・ド・サンファルはイタリアに「タロット・ガーデン」を作ったアーティスト。大アルカナの各カードをテーマとした彫刻・建築があります。

作品によっては中が居住スペースになっていて、ニキは「女帝」の建物の中に寝泊まりしながら、20年かけてタロット・ガーデンを完成させました(一緒に作業していた職人さんたちは「塔」の中に住んでいたそう!)。

ニキから送られた手紙や、ニキの絵のタロットカード

女帝の中で佇むニキの写真がとても印象的でした。自分の作品の中、タロットカードの中で、なにかを感じ取っているような表情。

9月には、ドキュメンタリー映画「Viva Niki タロット・ガーデンへの道」が公開されるそうです。

写真展は恵比寿のGalerie LIBRAIRIE6にて、8/18まで。

映画は東京都写真美術館にて、9/25より。

今日は写真家・監督の松本路子さんもいらっしゃっていて、少しお話させていただきました。もしかしたら来年、タロット・ガーデンへのツアーを企画できるかもしれないんですって!


レイチェル・ポラックの本には、タロット・ガーデン作成中のニキをタロットで占った、というエピソードが載っていて、以前この日記で書きました。