コントラストが高く、鮮やかなイラストが生成できる「BrainDance」 | Stable Diffusion:モデル
コントラストが高く、鮮やかなイラストが生成できる「BrainDance」。BreakDomainの次期バージョンとして公開されたもので、BreakDomainについてはNAIリークモデルと近い結果が出力されたことで、現在は公開停止されており、BrainDanceは、NAIリークモデルを回避したモデルを使用して、マージモデルということです。
この記事では「BrainDance」について利用方法、使い方、生成事例まで解説していきます。
BrainDance利用方法
BrainDanceの利用方法をStable Diffusion AUTOMATIC1111版web UIで利用を前提として解説していきますので、まずStable Diffusionをインストールしていない場合は以下の記事を参考にインストールしましょう。
BrainDanceのダウンロード
ダウンロードはCivitaiからダウンロード可能です。
https://civitai.com/models/102753/braindance
ダウンロードしたファイルの設置場所は以下のディレクトリとなります。
詳しい解説は以下をご覧ください
BrainDanceのライセンスついて
BrainDanceのベースはSD 1.5、ライセンスは「creativeml-openrail-m」となっておりCivitaiによれば、詳細な禁止事項や許可事項は以下の通りとなります。
Use the model without crediting the creator ✅
Sell images they generate ✅
Run on services that generate images for money ✅
Share merges using this model ✅
Sell this model or merges using this model ✅
Have different permissions when sharing merges ✅
※最新のライセンスはダウンロード元でご確認ください。
マージ元のモデルにNAIリークが含まれているかは不明なため、NAIリークフリーとは宣言しませんが、NAIリークそのものや、NAIリークが含まれると明示されているモデルは含んでいません。と明記されていますがマージ元モデルは非公開としますとしています。
※NAIリークとは
画像生成AIサービス「NovelAI Diffusion」から流出したモデルを指す。NovelAI Diffusionは「リークモデルを見かけた場合、法的措置を取る場合もある」と名言している。
BrainDanceの生成例
Sampling method:DPM++ 2M Karras
Sampling steps:40
CFG scale:10
Denoising strength: 0.5
VAEは"vae-ft-mse-840000-ema-pruned.ckpt"が推奨されています。