見出し画像

テレワークゆり物語 (42)子育てに大切な3つの"事"

私は、子育てについて語るほどの親ではない。

子どもを東大に入れたとか、きょうだい全員医者にしたとか、
子育て本を100冊読破したとか、幼児心理学で大学院入ったとか、
毎晩読み聞かせしたとか、夜なべをして手袋編んだとか、
毎日キャラ弁を作ったとか、娘のウェディングドレスを縫ったとか、
そんなことは、まったくない。笑

ただ、「3人産んで育てた」という事実はある。1人より3人のほうが、失敗したことも、成功したことも、数は多い。だから、学んだことも多い。だから、語るほどではないけど、ちょっとだけ語りたい。(^^;

子育てに王道はない。100人いれば100通り。ただし、これだけは押さえておきたい3つの「事」がある。

愛情を伝える事
親は子どもを愛している。何よりも大切に思っている。でも、子どもは、親の気持ちを察するほど人生経験がない。「大好き」「愛してる」「〇〇ちゃんがいないとお母さん、生きてられない」とにかく、言葉と態度で示しまくることが大事。ただし、その浸透力は、これまた子どもによって千差万別。100言うと150に感じる子もいれば、100でも50にしか感じない子もいる。
そこんとこの出力調整は、ひとりひとりに対して、親が意識しなくてはいけないところだと思う。
矛盾しない事
子どもは、最初は「真っ白」である。そして、とても素直である。「これはダメ」と教えた事は、ちゃんと染みつく。しかし、親がそれに矛盾することを言ったり行動したりすると、混乱する。混乱すると、反発する。
「好き嫌いはダメ、って言うのに、なんで納豆を食べないの?」
「おかあさんは、関西で生まれ育ったから、納豆は食べ物とちゃうんや。外国では、カエルやカタツムリを食べるんやで。あんたらにとっては、食べ物とちゃうやろ?」
ちゃんと説明して、相手を納得させることが重要だと思う。(^^;
親が幸せである事
親がいつも幸せそうにしていると、子どもも幸せになる。親が忙しそうにしていると、子どももソワソワする。親が寂しそうな顔をしていると、子どもも寂しくなる。親が怒ってばかりいると、子どもも怒りっぽくなる。
子どもを幸せにしたいからと、自分の幸せを犠牲にするのは、本末転倒。
自分の幸せのための努力が、子育ての基本だと私は思う。


子育てと仕事の両立で無理をしているお母さんへ。
両方を完璧にできるスーパー母さんは、めったにいない。子育てか、仕事か、どちらか手を抜いて、好きな方に力をいれましょう。
頼れるところは、夫でも、じじばばでも、猫でも頼る。そして、頼ってできた時間は、大切な子どもに向き合い、一緒に楽しみましょう。

ちなみに、少子化対策として一番効果があるのは、親が子どもたちに
あなたに会えて、あなたを育てることができて、本当に幸せ~
と、言い続けることだと私は思っている。

って、ここまで書いて、そんな偉そうに語ることではないな、当たり前の事だな、でも、やっぱり書きたかったんだな。笑

※冒頭の写真は、夫の転勤で北海道北見市に引っ越した頃。家事を人に頼って、幸せそうな私。ww


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?