
テレワークゆり物語 (84)アグネス・チャン50周年記念コンサート
1974年、奈良県文化会館で開催されたアグネス・チャンのコンサートに、小学5年生の私がいた。
前年の大晦日の『日本レコード大賞』のTVを見てアグネス・チャンのファンになったばかり。奈良でコンサートがあると知り、親に頼み込んでチケットを買ってもらった。
直前購入のため、席は二階席の後方。私の前に現れたアグネス・チャンは「米粒」のようだったが、本物に会えた感動で、気が付くと涙を流していた。
そして、半世紀近くの時が流れた。
2022年1月26日、中野サンプラザで「アグネス・チャン50周年記念コンサート」が開催されることになった。
正直、行けるとは思わなかった。コロナ禍で、最近は東京に行くことはほとんど無い。よほどの重要案件でないと、移動はしない。
そんな中、強い思いで始めた「テレワーク行脚」において重要な、高市早苗政調会長への面会アポが、やっと取れたのだ!そして、その日は、なんとコンサートの前日である。
決して、アグネスのコンサートのために上京するのではない。日本の今後のテレワーク推進にとって重要なミッションを遂行するために、上京するのだ。でも、東京にいるなら・・・
50周年記念コンサートに行ける!
私はやっぱり「持っている」。
慌ててコンサートのチケットを購入。直前なので、もちろん、席は後方。奈良県文化会館での小学生だった私の「思い」がよみがえる。懐かしい曲を聴きながら、ちょっと涙くんでしまった59歳のおばさんがいた。
さて、50年前のアイドルの話なんて・・・と思われる人もいるだろう。
しかし、考えてみてほしい。
1970年代のアイドルで、50年経った『今も新曲を出している』人は何人いるだろうか。
1970年代のアイドルで、国の『旭日小綬章』を受賞した人は何人いるだろうか。
1970年代のアイドルで、『ユニセフ東アジア太平洋地域親善大使』は他にいるだろうか。
つまり、49年前の小学生の私は、目の付けどころがシャープだったということで。チャン・チャン。
※以下のYoutube動画は、コンサート開始前のインタビュー。
※冒頭の写真は、コンサート会場で新しいアルバムCDを買った記念撮影。