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テレワークゆり物語 (192)5色に変化する奈良の若草山

昨年1月の夕刻、実家の近くを歩いていると、遠くに花火が見えた。
何の花火?
・・・調べてみたら、奈良市内の若草山の山焼きの花火であることがわかった。

1年前、実家の生駒から見えた花火

若草山まで直線距離で15km。こんなに見えるなんてスゴイ。
来年は、もっと近くまで見に行こう
と心に決めた


若草山は5色に変化する

「若草山は5色に変化する」という話は知っていた。
若草山は、芝に覆われている。

緑・・・夏の緑の芝
茶・・・冬に枯れた芝
赤・・・山焼きで炎に包まれる芝
黒・・・山焼きで焼き焦げた芝
白・・・雪が降った芝

「山焼き」という、江戸時代から続く祭礼により、2つの色が加わっているのだ。

ホテルの屋上から見る「山焼き2025」

たった一日で「茶」「赤」「黒」と変化する色を撮影したい

そう思った、私は、昨年9月に開業したばばかりのホテル「ノボテル奈良」の屋上(ルーフトップテラス)に目をつけた。

開業特別価格か、ビジネスホテル並みで宿泊できる。
また、若草山に近すぎないので、全景が見えるのではないか。

三女を誘って、「若草山を見るため」だけに宿泊する贅沢を決行した。

「部屋から、若草山は見えますか?」

とホテルに質問したところ、
私どもも、今年が初めてなので・・・。また目の前にビルがあるので、保証はできません」
とのこと。そらそうだよね。

できるだけ見えそうに部屋をお願いしたところ、こんな感じだったww

ホテルの部屋からの若草山、なんとも微妙ww

まずは茶色の若草山

ということで、夕方屋上(ルーフトップテラス)に上がり、「茶色」の若草山を撮影した。(iPhone 16 5倍光学)

屋上なだけあって、なんとか全景が見える。

茶色の若草山の全景

あとは、18:15からの花火を待つばかりだ。

山焼き前に花火が上がる

若草山からホテルは4kmほど離れているので、大迫力というほどではなかったが、花火を楽しませていただいた。

15分間、花火があがる。下の方から山焼きも始まっている

燃える赤い若草山

山焼きが進むと、各所で火が上がる。

山焼きの様子

しかし、想像していた「山が真っ赤に染まる」という感じではないらしい。
よく考えたら、そうだよね。

ということで、ワタシ的には、赤い若草山の写真はこちらを採用したいww

花火で赤く染まる若草山ww

翌朝の黒い若草山

翌朝、日が上がると、黒い若草山が見えてきた。

山焼き翌朝の若草山

こちらも、「真っ黒」とはいいがたいが、この変化は、やっぱりすごい。

来年は、近くで見たい若草山

ということで、週末の「3変化若草山の撮影計画」のミッションコンプリート。来年は、若草山まで行って、近くで大迫力を楽しみたいと思うのであった。

※冒頭の写真は、今回撮影した写真に手持ちの緑と白を加えてみた。


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