野鳥撮影にはテレコン1.4倍と2倍はどっちがいいのか問題 / #49
いよいよ野鳥シーズンがやってきました!
ただ、Z8を購入する際にFマウントレンズはすべて処分してしまい、今はすべてZマウントに移行しており、以前の野鳥撮影セットがない状態です。
昨年まではAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRにAI AF-S TELECONVERTER TC-17E IIを付けて撮影していました。
現状一番焦点距離が長いレンズはNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sであり、400mmまでしかありません。
野鳥撮影では400mmでは物足りないことはわかっているので、テレコンを追加して焦点距離を伸ばしたいなと思っています。
今ニコンからはZマウント用のテレコンバーターとして、焦点距離が1.4倍になるZ TELECONVERTER TC-1.4x と2倍になるZ TELECONVERTER TC-2.0x の2つテレコンが出ています。
どちらかを買おうと思っているので、それぞれについて思っていること、考えていることを書いてみます。
1.4倍テレコンの場合(Z TELECONVERTER TC-1.4x)
1.4倍テレコンを100-400mmに付けると、140-560mm f6.3-8となります。
野鳥撮影ではギリギリな距離です。
でも1.4倍テレコンのレビューをみてみると、画質の低下はほぼなく、AFの速度もほとんどわからないらしく、Zのテレコンはすごいの評価ばかりです。
常用できると書いてあることも多いです。
マジですごそう!
ただ、100-400mmの場合、クロップすることで換算150-600mmまで対応可能なので、それだとクロップの方がf値も暗くならずに撮れるので、どうしても画素を残したいときを除いてはクロップでいいんじゃないかなと思ったりもします。
そこが1.4倍テレコンの一番の悩みどころ。
ボディがZ8なので、クロップしても約1900万画素あるので、大きくトリミングしない限りは十分な画素を確保できます。
テレコンをつける手間を考えると、そこまで大きなメリットは感じない気がします。
2倍テレコンの場合(Z TELECONVERTER TC-2.0x)
2倍テレコンを100-400mmに付けると、200-800mm f9-11となります。
さらにDXクロップを組み合わせると300-1200mmになるため、今まで経験したことがない超望遠が撮影可能になります。
ここまで望遠ができると、小さな小鳥とかでも比較的大きく写せる可能性があります。
ただ、2倍テレコンとなると流石に画質、AF速度は低下するようです。
でも、レビューによっては十分使えるという人もいらっしゃるので、その辺りは自分で使ってみて、満足できるのかは確認していかないといけないのかなと思います。
人それぞれ使い方は違いますし、条件も違いますからね。
私の場合、Fマウントの1.7倍テレコンを300mm PFにつけたときの画質、AF速度は満足する程度だったので、Zマウントはさらによくなっていると思うので、私にとっては十分じゃないかなと思っています。
2倍テレコンの1番の懸念点はやっぱり暗くなること。
基本テレコン使う時は野鳥撮影のみになると思うので、屋外の撮影にはなりますが、結構暗かったりするので、そこがどうかっていう感じです。
でも800mmまでいけるのは大きなメリットに感じられます。
まとめ
長々と書きましたが、書いているうちに2倍テレコンの方がいいのかなと思ってきました。
理由としては2点
撮影体験は2倍テレコンの方が大きくかわるはず。
Fマウントの1.7倍テレコンでも画質、AFに関して不満はなかったので、Zマウントはより画質やAFの低下は少ないく、満足できるはず。
こう考えると私の場合はとりあえず、2倍テレコンを経験してみるのがいいのかなと思いました。
ダメなら1.4倍に買い換えればいいですから。
野鳥シーズンに突入するので早く決断して、撮影を楽しみたいと思います。