人が立ち止まる場所の手元付近に鉄パイプがある → ×
アーキテクチャによる問題解決
スクランブル交差点に、工事中のためか鉄パイプが組んでありました。その中にタバコの吸い殻が捨てられていました。立ち止まってちょうど手を伸ばした位置に鉄パイプの凹部があって、つい捨ててしまいやすいムードを醸し出しているのです。
結論からいうと、この鉄パイプには蓋をすべきだと思います。溶接しないただのキャップでも抑止力にはなるでしょう。公共の場で吸い殻を捨てたり、ゴミを捨てたりする人はゼロにはならないでしょうが、目の前のパイプが蓋で塞がれていたら、わざわざ力を入れて蓋を開けるのは面倒だからです。
「路上喫煙禁止」と書いたステッカーを貼るより、蓋をしておくのがより効果的だと考えます。モラルに頼るより、捨てるきっかけを作らないのがより現実的な解決方法だと思っています。
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