ダウ理論だけでいいんじゃないか
今年に入ってFXがうまくいかなくて、いろいろ悩んでいたが、シンプルな一つの答えにたどり着いた。
それが
「ダウ理論だけでいいんじゃないか」というタイトルにつながる。
まず、重要な要素の確認
不等分割により買い下がり、売りあがりを行なって平均コストを調整していく。
これは、天底は絶対に当てられない、という大前提からくる考え方だ。当てられないのなら分割しましょう、分割するのなら不等分割で平均コストを有利にしましょう、ということ。
しかし分割しすぎると平均値有利にならなくなる。
だから分割回数は3回か5回までに抑えた方がいい。
3回なら1-2-4のロットで、5回なら1-1-2-2-4くらいにロットだろうか。
3回にするか5回にするかは、戦略段階で決めておいた方がよいだろう。
最後に最も大事な撤退ライン。
撤退ラインのない難平は、ただの博打である。無限に難平できる資金力があれば話は別だろうが、そうではない一般ピープルにとっては悪手中の悪手。
撤退ラインがあるからこそ、安心して不等分割ができるのだ。
それではこれらを実際の運用に落とし込んでいくためには何を決めればいいか。
答えは非常にシンプルで、
どこを撤退ラインに設定するか
ただこれだけである。
撤退ラインを設定して、撤退ラインまで不等分割で3回程度難平する。
これが僕のトレードを一文で表したものになる。
すべては「ドルコスト平均値」を根拠にして洗練してきた考え方である。
タイトルに戻ろう。
ダウ理論だけでいいというのは、ここにつながる。
つまり、撤退ラインをダウ理論に基づいて決めればいいということ。
ダウ理論の戻り高値、押し安値。
ここを撤退ラインにして、押し戻しで難平していく。
なんとシンプルなのだろうか。
インジケーターは一切必要ないのである。