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「梅雨と呼ぶにはあまりに夏すぎた」2023/07/21(金)の日記


・朝急ぎのおにぎり。手巻きのおにぎりを食ったのがもうかなりぶりだったのでパシャリだったが、あまりにも急ぎすぎて一口かぶりついてしまった。

・去年猫を譲った親の知人が会うたびに焼き海苔をくれるらしく、それを消費したい意味合いもあったのかと思ったが、めちゃくちゃ味のりだった。

・「おにぎりを食べると胸焼けする」という本当に謎なジンクスを小学生のころから抱えていた私はかなり不審であったが、梅干しのおかげか全く胃に違和感を持たないまま消化を終えたらしい。手巻きのおにぎりゆえ、そこに梅干しとなると小学生の頃の朝の感じを思い出してならない。




・とにかく暑すぎて起きた瞬間からやる気というやる気が爆散していたのだが、褒められなければやっていけないほどには徒歩を極めた。ちょうどよく来たバスに乗ろうかどうしようか、直前まで迷ったが終ぞ乗らなかった。誰にも褒められないが褒められたい。

・もっと褒められたいのは、これは完全にお腹を下しているな、と授業の序盤に気がついたのに、授業終了後までトイレに行かなかったことだ。その後数十分こもることにはなってしまったのだが、耐えた方だろう。何?褒められるようなことではない?何だって?私もそう思う。

・とにかく暑すぎた。梅雨は明けたのかどうなのか気になるところだが、もう気持ち的にも明けておいてほしいところだ。スッキリ夏と言ってくれ。




・そういえば友人と深夜に通話をした。おやすみプンプンの無料公開から話していなかったので、序盤はずっとプンプンの話をしてかなりの時間を使った。多分夜通しできるくらいには蓄えがあるし、本当に朝までは軽く語り合えると思う。

・これがすべての文学作品においてもいえたらいいのにな、と深く思う。おやすみプンプンは私にとってはほぼ「文学作品」と言っても過言ではない。無論、漫画であることに変わりはないのだが、だからと言って「これは漫画です」と言って何も知らない人に渡しても「すっごい変な漫画だね」と言われる未来が目に見える。

・友人は「読みやすかった」という結構珍しいのではないかという感想を持っていたが、真っ黒なコマを消費してコマごとプンプンのセリフにしていることで、ライトノベルに近い読み心地になっているのではと推測。しかし小説というにはあまりに絵が多すぎるし、漫画というにはあまりに実験的すぎると感じるので、もはや「文学作品」と言った方がいいのでは、と感じたのだ。

・他の漫画作品を蔑む意味は断じてないが、たった1ページに散りばめられた小さな要素の多いこと。見れば見るほど、読めば読むほど何かに気づく。それがこの作品だと思っている。そういう意味では映画のような、何度も観るたびに感じ方が変わっていくように、発見が増えていくように感じるのだと思う。

・ちなみにこんなことまで言っておきながら、私は「どこを読んでたんや」というくらい内容を読み込めておらず、新たに読破した友人の話についていけていなかった。読んで新たな発見があるとすぐに「はー」と余韻に浸るクセがあるので、そのまま読み進めたところは何となく上の空のままで頭に入っていないらしい。多分もう一周はするだろうな。




・通話のお供の3色団子。安いのになぜ美味いのだ。




・何もしていない日の、特に何の変哲もない残り物のハンバーグ。

・このレシピも早く聞かねばならない。私が死ぬ前に。母親が動けなくなる前に。私が意思を継がねばならぬ。野菜を断固食わなかった私に野菜を食わせるためにほうれん草やらにんじんやらを細かく砕いて入れ込んだ、この見たことないハンバーグのレシピを、継がねばならぬのだ。私が継がねばならぬのだ。




・この日の朝日がすっごい綺麗だったけど、あまりにも家すぎるので写真を貼るのを断念しました。カバー画像の雰囲気でお楽しみください。


おやすみなさ〜い……

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