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「ねじまげ鳥クロニクル」2025/01/14(火)の日記


・ア、雑炊!


・去年友人に贈ってもらったレッドブルが切れたけど、わたしはげんきです。

・嘘。全然元気じゃない。眠すぎて会社の自販機でレッドブルを買う日々。ジリ貧すぎて箱買いできない。個買いのせいでむしろ金かけてる気がする。


・まこと屋に来て、さあ久々に牛か鶏のどっちかで迷うフェーズに突入するぞ〜、と思ったら期間限定メニューがあって注文してしまう。気分的にはめちゃくちゃ通常よりラーメンを食いたかったのに、その気分を一瞬で捻じ曲げて辛いラーメンを食べようとしている。

・辛そうだね〜と言われそうだが、実はそんなでもない。いや、辛いのはそりゃあ辛いのだけど、見た目ほどではないし、辣の辛さではなく麻の辛さだし、担々麺のおかげでクリーミーなやつが入ってあるし、まだいけるなあという感じ。これはもう個人の感想でしかないんだけど。


・『期間限定』に弱い生物、人間。「もうすぐこれが永遠に食べられなくなるかもしれない」「手に入らなくなるかもしれない」という心理によって、我々は突き動かされている。それを除くと残るちょっとの意外性以外には何もないのだけど、逆にそれ一点のみでかなりの興味を持って来られている気がする。

・よくあるポップアップストア的なものも集客率がかなり宜しいのは、期限が決まっているから。美術館の常設展示よりもジョジョ展が期間限定で行なわれたほうが集客が見込まれる。ジョジョは激烈な人気を誇るから少し例示を誤ったかもしれないけど、その他の企画展示などが期間限定で行なわれていたとしても、常設展示よりはほぼ確実に集客は見込める。

・家の近くのラーメン屋にあまり行かないのに、少し遠くにあるラーメン屋にはそれなりに足繁く通っている、というのにも少し似ていると思う。そこまで頻繁でないにしろ、全くと言っても過言でないほどには行かない近場の飲食店とは比にならない。これが別にあるあるでなかったなら特段の共感を得られないのが悔やまれるが、私は割とこういう心理を持っている。

・その「家の近くのラーメン屋」が今回でいうまこと屋に当たるのだけど、ほぼ行かないならレギュラーメニューをいきたい性質タチの私でも、期間限定の方へ行ってしまう。たとえ近場で済ませられるとしても、一度戦場に足を踏み入れると、そこに一抹の非日常を感じたくなってしまう。そうだ、我々が求めていたのは少しの意外性でなく、少しの非日常だったのかも。

・映画やドラマなど、架空の世界へ飛び出すのに際して、我々は1日の少しの間だけ現実世界から離れたがる。それによってストレスから解放されたり、世間の柵から解放されたりするわけで、そのために頑張って意志を捻じ曲げる。ただ意外性のある一定期間のメニューが楽しみたいと思いつつ、深層心理ではほんのひとときの非日常を追い求めていたのかもしれない、というお話。


・替え玉した。

・替え玉をするとかえし・・・がついてくるらしい。知らなかったけど、ラーメン横綱で卓上調味料の群れの中にいる『ラーメンタレ』というヤツはコイツと名前が違うだけで、中身は同じらしい。言われてみれば、ラーメンに関するタレってそれくらいしかないか。

・完食完飲した。こちらこそありがとう。


・最近読み始めたこのタイミングでかなりタイムリーに連載1周年を迎えられたようで、めでたいし、逆にまだ1年しか経ってないんだ、という気持ちもあり。話的にはめちゃくちゃ進んでいるような気がするので。ただ比較対象にHUNTER×HUNTERを置いてしまっている説も無きにしも非ず。

・今日も今日とてa flood of circleの理由なき反抗を聴いていたけど、何らかの力が働いて夜はフィッシュマンズを聴いていた。すごい方向転換。

・ゆらゆら帝国かきのこ帝国か帝国喫茶かその他かどれをコピーするバンドなのか分からないけど、るりるり帝国もいるわけだし、今後はもしかしたらフィッシュマンズをカバーするバンドが現れるんでは、とかいう淡い期待を寄せながら、毎週楽しみに拝読させていただきます。本当、おもろいっす。


・チャーハン、ラーメンの味が濃すぎて途中からあんまり分かんなかったけど、たぶん美味いヤツです。名前が黄金チャーハンなので。

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