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「ぽさと悪意」2025/01/26(日)の日記
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・できたての雑炊から始まる朝は、なんとなく質の良い感じがする。このあと、もしかしたらいいともの増刊号があるかも、という気持ちになる。
・バーチャルおばあちゃんが声優っぽい服選手権なるものを開催していた。そこはかとない悪意に満ちた選手権かと思いきや、なんとなくノスタルジックを感じながら、なぜだか温かい気持ちにもなった不思議な企画だった。いやごめんなさい、悪意自体はそこに確実にあるのはあるんだけれども。
・ただそれを完全に肯定してしまうと「私が実際に声優の養成所に通っていたときの服です!」とかの投稿に対しての完全なる誹謗中傷に化してしまうし、そんなのは雰囲気ゲーでしかないのだから、どちらかと言えばダサい服選手権の方がいくらか悪意が強い。そんなのは「私の服装じゃん!」がひとつでもあれば、それはその瞬間に自分が「ダサい」であることを唐突に突きつけられるわけだから、攻撃力の差ったらない。
・話を戻すが、この「声優っぽさ」は、なぜ万人の「あるある」として我々の中にあるのだろう。いつそんな共感値を含蓄したのだろう。特にアニメについて詳しくないはずなのに、アニメあるあるに吐くほどの共感をしてしまうのと同じく、声優にめちゃくちゃ詳しいわけでもないのに、どの時代のどんな人が着ていた服かというのも全て含めて、なぜだか心の中に収められている。いつ?どこで?そういう学校に実は通っていて、そのときの記憶がすっぽり抜け落ちているのか?
・ある程度、特定の声優を名指ししたような服装は見受けられるし、なんならもう配信内でもバンバカフルネームが飛び交っていたが、それにしても、あの頃の声優とか、アニソンの歌手も兼任しているとか、おそらくその頃の時流の最先端にいた人たちの「かっこいい」とか「かわいい」とかの感覚の最たる例が、「我々は絶対にそんな格好できません」という思考を通り過ぎた先に、確かに存在していたのだと思う。ただ、私が物心つくかつかないかくらいの頃の服装についてのぽさが理解できる事実に関してはなぜなのか不明。
・ぽさの出し方は、おそらくセンスだ。ダサいとまでは行かないにしろ、どうやっても自分はそんな服装は致しません、みたいな服装が多いから、どうしようもない。音楽の才能が欲しいのに音楽の才能がない人というよりは、音楽の才能なぞ別にいらないし才能も特にない、というような感じ。理論のように会得できるものもあるのかもしれないが、別にしたくもない、というような。だからたぶん、なろうと思ってなるもんではないんだろうな、ということだけは分かった。他はなんも分からんです。
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・袋麺。ものすごく日曜日。
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・あれ、また、ぶり大根?
・これは家で作ったやつです。
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・ぶりの照り焼きもある。旬だからね。
・血間のとこがやはり美味い。ここに鱗があると地獄。光り物と白身魚には割と多い。
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・麻婆豆腐、豆腐崩し気味。美味いし、どちらかというと崩れている方が白ごはんをガツガツ行きやすいのでありがたさすらある。
・競馬に負け続けている。GIまで待てって自制してたはずなのに、重賞だからって単勝を買いまくって外しまくっている。バカだ。