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「ご飯を3杯食べただけなのに」2023/11/25(土)の日記


・朝の雑炊って激烈に健康的だと思う。韓国でいうお粥的ポジション。鍋の出汁なのでいろんな具材のうまうま成分が染み出ている。

・なんなら鍋も残っている。雑炊とこいつをしこたま食ってからバイトに行ったので、途中すっごい眠くなったの多分そのせい。

・そういえば雑炊2杯食ったから、そう思ったら起き抜けからすごいな。


・実は昨日のうちに届いていたFMトランスミッター。中華製ではあるけど、見た目思ったよりちゃんとしてそう。

・テストしてみようかなと思ったけど、車がないと動力源となるシガレットライターがないので、1日寝かせていたという感じ。いまは何もできない。

・車のポートに差して試してみたけど、さすが中華製といったところか、肝心な部分の説明がマニュアルから抜け落ちているせいで、細かい設定方法とかが何にもわからん。「ボタンを3秒以上押してください」と書かれていても、ボタンがいっぱいあるからどのボタンを指して言っているのかがわからない。

・カチカチと手動で押してコマ送りで周波数を変えることができないせいで、ストップウォッチ並みの相当なスピードで87MHzくらいから107MHzくらいまでを送られる画面にくらい付き、何とか設定することができた。と思ったら、今度は音量が小さいので大きくすると心電図のようなかなりの音量の「ピッピッピッ」という音が一定の間隔で入ってくる。もうイヤだ。

・なんかよくわからないけど、トランスミッターの音量ボタンか何かをいじってたら止まった。マジで何だったんだ。エレコムのやつ買えばよかった。


・今日は父方の祖父母の家で晩ごはんを呼ばれた。

・鮭のホイル焼き。母親の料理で出たことはあるけど、すだちを絞って食うのは初めてだった。美味い。

・肉じゃが。父親が「普通にしてくれ」と言っていたらしいので、本当に家庭的な普通の献立。普通に美味い。


私はバイトから帰った足で病院の母親に面会に行き、父親も連日仕事と仕事以外でトンデモ忙しかったはずなので、こういうのは本当にありがたい。

・数日前、私が電気グルーヴのライブで家を空けていた時に来てくれて母親と会っていたらしく、「あの時はほんまに普通にしゃべってたのにな」と言っていたので、脳梗塞で意識が戻らない事実が余計に信じられないのだと思う。ずっと「頑張って行こうな」と口にしていた。あまり言って欲しくないな、と思いながらメシを食っていたが「普通に生活していこな」があまりにもしつこかったので「それ言うの普通じゃないで」と一蹴、確かに、と分かってくれたようだった。


・私が小さい頃母親が忙しい時やら、特に母親が水疱瘡になった時なんかは近くに住んでいるという理由で父方の祖父母の家に厄介になることが多かったらしい。その時に祖父母の手を煩わせたのが私の食の細さだった。何をどうやってもとにかく食べなかった私に懸命に付き合ってくれた祖父母には頭が上がらないので、一般人並みには食べるようになった私を見て昔の食べなかった私を回顧して何度も「食べへんかったん何でやったんやろなあ」という話をされるのにも、イヤなりに耐えていた。

・今思い返してみると、小さい頃は食が細いのと同時に、食という文化自体にほとんど興味がなかったのだと思う。もしかしたら、興味のないことを毎日のように義務的に行わされられ、辟易していたのかもしれない。それと、何か怖いことやトラウマ的なことがあるとすぐに食欲がなくなり戻しそうになる、という厄介すぎる性質を持っていることも大きな要因の一つのように思う。

・そして今日、家の茶碗の3分の1ほどしかない茶碗にご飯が盛られていたので2回ほどおかわりをしたのだが、母親のことも相まってか私の前で祖母が涙ぐんでしまった。困ったな、泣かんといてやと言ったが、何となく気持ちが分かる気もしてそれ以上は口籠もることしかできなかった。今は食べられるようになって良かったということだけ、元気なうちに伝えられて良かった。


・睡眠欲も昔よりはるかに強くなったと思う。眠い〜。寝る〜。

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