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自宅の鍵にSESAME 3を取り付けてスマートキーにしてみた

設置のきっかけ

久し振りの記事になってしまいました。
書こう書こうとは思いながら、実際に取り付けてから約4か月が経過してしまいました。
子育てのせいにしたいところですが、自分の意志と行動力の弱さだとは痛感しているところ。もう少し記事の執筆含め、精力的に活動していきたい所存です。

さて、今回はタイトルの通り、自宅玄関のカギにSESAME 3を取り付け、スマートフォンから鍵の開閉操作ができるようにしてみました。
最近はある程度郊外のスーパーなどでもキャッシュレス決裁が普及してきて、財布を持たずに外出することが増えてきましたが、そうなると鍵も持たなくて済むようにできないかと思い、導入してみようと考えました。

また、子供を少し散歩に連れ出す際や、すぐそばに住んでいる義両親のところに行く際なども、いちいち鍵を持たなくてもよくなります。

もう一つ、子供を抱えていたり、ベビーカーの片づけをしていると、鍵の閉め忘れをしてしまうことが数回あり、こちらの防止もできればと考えました。

SESAME 3について

今回購入したのは以下の2つです。
・SESAME 3 (本体)
・Wi-Fiモジュール(SESAME 3用)

購入は以下のサイトから行えます。
CANDY HOUSEという会社の製品で、会社の直販ページからの通販のみで購入可能なようです。
毎月5000台程度を予約販売し、月末頃に出荷する問いサイクルを続けているようです。
ちなみに2021年9月、改良版の新型SESAMEが発売されたようです。

家につけるものなので、家計から購入してもよかったのですが、今回は僕のガジェットの勉強も兼ねて、自費で購入してみました。
送料を合わせても2つで10,000円しない程度です。

Wi-FiモジュールがなくてもBluetoothのみで本体を操作する事は可能ですが、当然近づかないと操作出来ません。
出先からの状態確認など、ネットワーク経由での操作も見越して、Wi-Fiモジュールも購入しました。
値段も2000円程度ですしね。

開封

さて、発送日のあと程なくして到着しました。

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左側がSESAME本体、右側がWi-Fiモジュールです。
本体にはほかにアタッチメントを調整するためのビスや、設置用の両面テープ、電池などが付属しています。
Wi-Fiモジュールは本体のみです。USB接続にて電源供給されますが、ACアダプタが付属していないので注意です。

開封後、アプリからの操作に備えて、SESAME本体には電池を入れ、Wi-Fiモジュールは電源に繋いでおきます。

アプリのインストール

専用アプリの「セサミ、ひらけゴマ!」をインストールします。
あとは下記サイトの流れに沿って、アプリからSESAME 3を操作できるよう設定します。

利用には簡単な会員登録の後、
SESAME本体にはBluetoothで、Wi-FiモジュールにはWi-Fiから接続し、
それぞれをアプリから操作できる様にします。

家族も同じ鍵を操作できるよう、セサミアプリをインストールします。
同じようにユーザ登録し、先にSESAMEを登録したアプリ側から招待することで、同じ鍵の操作を共有できました。

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設置

SESAME本体は、本来の鍵のノブをSESAME裏側のアタッチメントで挟み込んで、
操作によってモーターを回転させ、本来の鍵のノブも一緒に回す、という構造です。

設置時には鍵のノブがアタッチメントにぴったり挟まるよう、アタッチメントの位置を微調節します。
また、本体とドアに両面テープを貼りつけて設置しますが、鍵までの高さを調節出来る様になっています。
この辺りは、プラモデルの工作の様な感じで、少し根気よく調整が必要です。

設置が完了すれば、アプリから解錠時・施錠時の位置を登録し、1回の操作でどれだけノブを回すかを設定します。

もちろん設置時後も、SESAMEに付いているノブを回せば、手動で鍵の操作も出来ますし、
外からは物理鍵を使って解錠・施錠もできます。

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パックアップ

さて、無事に設置できましたが、下記の状態には注意が必要です。
自宅に入れなくなってしまいます。
・スマートフォンを持たずに家を出てロック自動ロックされた
・外出中にスマートフォンの電池が無くなった
・SESAME 3の電池が無くなった

我が家では物理的なパックアップとして、キーボックスを購入し、家の裏手の目立たないところに吊るしています。
中に物理鍵のスペアを入れていて、いざとなれば物理的に鍵を開けて中に入ることもできるようにしています。

こんなやつですね。

ちなみに設置して約2ヶ月、1度も活躍していません。

マンションの場合

昨今のマンションの場合は、ドアの鍵とは別に、エントランスのロックを解錠する必要があります。
流石にエントランスに勝手にSESAME 3を付けるわけにはいかないですが、
SESAMEからは同じアプリで操作出来るbotスイッチが販売されています。

マンションでの解鍵手順は概ね以下の通りになります。
・botスイッチをインターホンの解錠ボタンの位置に取り付ける。
・インターホンを鳴らす。
・アプリでbotスイッチを操作してエントランスを解錠する。
・SESAMEで玄関の扉を解錠する。

エントランスやインターホンの種類にもよるので、必ず自宅の鍵の仕組みを理解してから、取り付けてみてください。

最後に

無事に設置が完了し、これで近所のスーパーに行くときや、子供を散歩に連れ出すときなど、物理的に「鍵」を持ち歩かなくても済むようになりました。
また、SESAMEのアプリ上で、開錠の自動施錠も設定可能で、数秒から1時間までの間で設定できます。これで締め忘れ等のリスクを回避できます。
(これによって締め出しのリスクも上がるので、注意は必要です。)

こうなってくると、どんどんと手ぶら化に手を出したくなり、次は交通系ICカードを持ち歩かないようにしたいと思うようになってきました。

我が家はSUICAエリアではないですが、モバイルSUICAは全国利用可能なので、次はそちらの導入も検討したいと思います。

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