子どもが考えた大人の夢。
こんにちは、たやっです。
「将来の夢は何ですか」皆さん一度は聞かれたことがあると思います。私は小さい頃から、やりたいことが常に10個も20個もあり、全部やるんだっといっては全て中途半端に終わる、そんな子でした。そしてあっという間に時間は過ぎ、気づけば空っぽな大人になってしまいました。
大人になれば何者かになれると勝手に思い込んでいました。しかし現実はただ空っぽな大人になるだけでした。そんな自分が嫌で、劣等感を払拭しようとしましたが、4年大学浪人という、親に迷惑をかけた結果だけが残りました。それでも、周りの方のおかげで、なんとか前に進んでいます。
『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する』
私はずっと20歳までの時間を無駄にしたと後悔していましたが、少し見方を変えるとですね、この後悔があるからこそ、今真剣に頑張ろうと思えているんです。決して無駄ではなかったのです。そして当たり前のように、夢は今から目指してもいいんです。
この引用の言葉は父から教わりました。好きな言葉の一つです。今回は純粋な子どものように、今の自分のやりたいこと、なりたい姿を考えていきたいと思います。
自分のやりたいことって何だろう。
・まずは自己分析。
私は人の相談に乗る機会が多いのですが、自分の好きなこと、やりたいことが特にないという方が最近特に増えた気がします。難しいですよね。やってて楽しいことはあるけど、別に仕事にしてまでしたいわけではない。
「全てを捨てて夢中になれるもの」に出会える人はごく少数です。大体の人はぼんやりとした軸のまま大学に行き、就職活動をするのではと思います。
まず必要なのは自己分析です。自分のことを知らないと、自分に合った生き方を見つけることはできません。難しく考える必要はないですよ。
ひとまず、今までの自分の人生で、楽しかったことや、嫌だったことをリストアップしていきましょう。そこから一つ一つを掘り下げていきます。ここでどこまで掘り下げることができるかがポイントです。
・例えば私の場合。
私は以前、自己紹介1と自己紹介2の記事で、自分の好きなことと、将来どうしたいかを書きました。そこからさらに洗練され、今は大きく三つ柱があります。
一つ目は建築士の資格取得です。理由は自分の理想の家を作りたいからです。大袈裟と言う人もいるかもしれませんが、住む家はその後の人生を大きく変えます。車は頑張れば買えるかもしれませんが、家はなかなかそうはいきませんしね。
国家資格を取れば自立できるからという両親の勧めもあり、一番現実的な観点で決めたことでもあります。また、父の会社の一つが、建設業ということもあり、少しでも父の役に立てるなら、という思いもあります。
二つ目は公認心理士の資格取得です。理由は自分の経験が誰かの悩みを解決するのに役に立てばいいなと思ったからです。そして、不幸を減らしたいという思いもあります。
しかしカウンセリングというのは医療行為です。自分の経験というのは、自分が悩んだことだけでなく、悩んでいる人の助けになりたくて、相談に乗り、失敗した経験も含まれています。正しい知識を身につけて、自分が大切にしたい人の力になりたいです。
三つ目はインフルエンサーになることです。理由は誰かの目標や憧れになるような存在になりたいからです。二つ目の公認心理士が不幸を減らしたいという思いに対して、こちらは反対に誰かを幸せにしたいという思いからきています。
子どもの頃から誰かに影響を与えることができる人、つまり人気者に憧れていました。自分自身が動画コンテンツや音楽で力をもらったように、今度は私が日々の生活で疲れた人を楽しませたいという思いがあります。
・楽観的に構想する。
やりたいことが一見すると、バラバラに見えるかもしれません。結局何の仕事をしたいのか、と思った方もいるかもしれません。ですが、私の中でやりたい仕事は一つです。それはWebマーケティングや広報の仕事です。
上の3つの柱との関連性を説明すると、まず建築は私にとって生きるための土台です。そして公認心理士やインフルエンサーは、その過程で得た知識がWebマーケティングで必ず役に立ちます。
これは私にとって最大で最高の夢なんです。Webマーケティングや広報の仕事というのは、私がやりたいことである「写真・動画編集・イラスト・音楽・執筆・ゲーム・創作」の全てが活きてきます。それだけでなく、3つ柱との関連性もある。こんな生活が送れるように今頑張るのです。
行動しなければ何も変わらない。
・私の最大の弱点。
余談ですが、私は他人の短所を見て、仲良くするか決めます。誤解しないでほしいのですが、私にとって短所とは必ずしもマイナスな要素ではないです。ほとんどの短所はその人の長所の延長上にあるからです。
さて、そんな私の短所ですが、考えてばっかで行動できないところです。考えるのは非常に得意なのですが、実行するのがものすごく苦手です。どうすればいいかわかっているのに、行動できない。それが私です。
私は悔しかったです。皆さんが当たり前のようにやっている、やるべきことが私は全然できなかったですし、学生時代は当たり前のことを当たり前にすることがずっと目標でした。
・困ったときは誰かに聞いてみよう。
どうすればいいか、先に結論を言いましょう。困った時は、自分一人で考えるより誰かに相談した方がいいです。ですが、相談する相手は慎重に選ばなければ、毒にも薬にもなってしまいます。
今よりもまだ漠然とした夢だった時、父の知り合いの方に相談したことがあります。その方から言われたのは、「欲張りすぎだ。現実を見た方がいい。そんなのできるわけがない。」そんな否定の言葉でした。
最近になって生成AIが出てきましたね。私は今、ChatGPT先生と相談して計画を立てています。使いこなすのには少しコツが必要でしたが、今では自身の短所を補ってくれる存在になりました。
ChatGPT先生はあくまで一般論ではありますが、何が必要で、何が最優先にするといいか教えてくれます。一人で考えようとすると、絶対にどこかで躓きます。まずは頼れる人を見つけることも大切だと思います。
・悲観的に計画する。
ChatGPT先生に先ほど説明した三つの柱と、将来Webマーケティングや広報の仕事をしたいと伝えると、いくつか計画を立ててくれました。その中で私ができそうなのをピックアップしました。
まず今年の4月からは、3年間建築の専門学校に通います。そこで確実に二級建築士の取得を目指します。そして同時にWebマーケティングの知識と技術を身につけて、実際にインフルエンサーを目指して活動をします。
現在22歳ですので、二級建築士を取れるのが最短で25歳です。そして二級建築士を取得してからは、建築士としての仕事とWebマーケティングや広報の仕事でどれだけ稼げるかが問題になってきます。
公認心理士を取るには、私の最終学歴は高卒なので、大学と大学院に行く必要があるからです。ざっと調べた感じではありますが、最低でも600万以上はかかりそうですので、35歳までに取得することが目標です。
私はたくさん失敗してきた人が好き。
・楽観的に実行する。
計画はバッチリですね。あとはもうやってみるしかないです。実際にやってみると、おそらく計画通りにいかないことばっかりだと思います。残念ながらそんなものです。
なかなか難しいとは思いますが、できない自分を受け入れましょう。失敗してもいいんです。そこから頑張ればいいんです。あらゆる工夫を試してみましょう。当然疲れたら休んでもいいんですよ。
成長するには、自分に一番合ったやり方を探し出して、それを真似するのが一番早いです。学生の頃からずっと自分を信じてそうしてきていますが、前よりできることが増えて、幸せも増えました。おすすめです。
・終わりに
今回は稲盛さんの『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する』をもとに考えていきました。子ども心は忘れたくないですが、大人としての余裕もほしいところです。
あ、そうそう。大切なことを言い忘れていました。楽観的に実行する際は、60点でもいいから完成させることをまず目標にした方がいいですよ。60点を続けていると、そのうち70点のものができるようになります。
今回の記事も自己評価は60点。だけど投稿します。応援してくださる皆様に感謝。最後まで見ていただき、ありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。