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大盃の儀(弟の結婚式その1)
この3連休に、弟に教えられたことがありました。
題名の通り、大盃の儀です。
僕は3人兄弟の長男なのですが、真ん中の弟が自分より先に結婚することになって、その挙式と披露宴が14日にありました。
弟は東京で、明治屋の営業マンとして働いています。
輪島塗とは関係のない仕事ですが、弟に「披露宴で大盃の儀をやりたいから輪島塗の大盃を貸してくれ!」と言われて、手配しました。
それまで知らなかった儀式、「大盃の儀」は、大きな盃に注がれた日本酒を、出席者全員で協力して飲みきるという、伝統的な日本の文化でした。
新郎新婦を出席者全員がこれからも支えていくという意味があります。
倉庫の奥にあった大盃、今まで売ったこともなかった器、今となっては使われなくなった器、この大盃が14日にはどんな器よりも尊いものになりました。
全員で飲みきった時には、会場全体に一体感が生まれ、素晴らしい雰囲気に包まれました。
素晴らしい奥さんに出会えて、素敵な人々に祝福されて、兄としても心から幸せな気持ちになりました。
先に結婚したこと許してやろうかな。笑