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金融とテクノロジー。より良い社会への恩恵と課題
最近勉強中のAI・web3等のテクノロジーやお金・投資等の金融について、学びや気づき、考えたことを発信していきます。
今回は、金融とテクノロジーがもたらす、より良い社会への恩恵、課題、そして将来への展望について考えてみたいと思います。社会の発展に大きく貢献してきた力のひとつである金融とテクノロジーは、新しい未来を切り開くものである。
この強力な結びつきの複雑さと意味を理解することは、私たちにとってとても重要なことなのです。
1.金融とテクノロジーの進化がもたらすもの
金融とテクノロジーの進歩は、政治的、社会的、経済的に莫大な利益をもたらしています。
金融の原点である「お金」は、物々交換から始まりました。そこから、貨幣が発明されたことにより、交換する機能が追加されました。なんと、貝殻が貨幣として使われていた時代もあります。さらに、現代社会で使われる硬貨や紙幣が発明され、交換や貯蔵しやすくなりました。今では、電子マネーや仮想通貨が使われるようになり、より滑らかに価値の移転が可能になっています。
このように、テクノロジーが進化し、価値を移転するための道具である「お金」との相互作用が高まることで、社会がより便利になっています。
2.具体的な例
金融とテクノロジーの相互作用の力を示す事例のひとつに、仮想通貨「ビットコイン」の誕生があります。
2008年10月にビットコインが誕生しましたが、ほんの数年前までは、多くの人が仮想通貨という言葉すら聞いたことがなかったと思います。今では、ビットコイン以外の仮想通貨も誕生していますが、この仮想通貨の誕生により、価値の移転が、より滑らかに実行できるようになりました。
例えば、国際送金の事例をあげてみましょう。
既存の国際送金システムでは、以下2点の課題があります。
①手続きが遅い
一般的に国際送金の決済には、3日〜5日かかります。
②コストが高い
世界の平均コストは7%と言われています。
また、日本はG7の中でも最も高い国です。
これは、仲介する機関があまりにも多すぎることが要因の一つになります。
仮想通貨の場合、直接人から人に送金が可能になるので、
「すぐに」「安いコスト」
で実施ができます。
とても便利になると感じるのではないでしょうか。
このほかにも、現代社会に影響を与えているテクノロジーとして、プロセスの自動化や最適化に利用されている人工知能(AI)があります。この技術は、金融機関や企業だけでなく、消費者にとっても、より効率的でパーソナライズされたサービスを生み出すために活用することができます。
3.今後、より良い社会を実現するための課題は何でしょうか。
金融とテクノロジーの進化は、様々な潜在的課題をもたらします。その中でも最も切実なのは、これらの技術が誤用・悪用される可能性があることです。
テクノロジーは「道具」でもあります。包丁を何の目的で使うかのように、道具がもたらす結果が変わります。ですので、これらのイノベーションをより良い社会のために活用するためには、使う側のリテラシーを向上することが重要と思います。
また、誰もがテクノロジーを気楽に触ることができるような、UX /UIが向上していくことも必要になるでしょう。この点は、iPhoneが登場し、社会全体に浸透していったように、時間と共に徐々に浸透していくのではと考えています。
4.最後に
金融や技術の進歩が、社会に利益と課題の両方をもたらしていることは明らかです。金融とテクノロジーの相互作用は、さらなるイノベーションを起こし、より良い社会を作り上げていくでしょう。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
今後も、最近勉強中のAI・web3等のテクノロジーやお金・投資等の金融について、学びや気づきを発信していきたいと思います。よろしくお願いします。