見出し画像

【感想】ありがとう、ぼくらのメタルレジスタンス。 10 BABYMETAL BUDOKAN WORLD PREMIEREを観ました。

1月から4月にかけて計10公演行われた 【10BABYMETAL BUDOKAN 】、緊急事態宣言やコロナウイルスによる制限が多かった中、見事素晴らしいライブを完遂させた。
そんな伝説ともいえる武道館公演の最終公演である10日目の様子が6月26日、【10 BABYMETAL BUDOKAN WORLD PREMIERE】として全世界同時配信された。
今回はそんな配信ライブの感想を書いていこうと思う。
のだが...執筆をしている現時点ではすでにアーカイブ配信が終了してしまっており、不確定な部分が多く書けていない部分も多い。
何か間違った部分などがあればコメントにて指摘していただけるとありがたい。

私はDAY3のみの参戦のため、今回の配信が楽しみで仕方がなかった。
「新しいBMDはどんな感じなんだろう」
「GJのMOAMETALはどんな感じ?」
「NRNRのSUMETALのピアノってなんなの!?」
そんなワクワクの疑問が募る中、DAY3と同じく KOBA の注意喚起から配信がスタートした。
もはやお馴染みとなったウェーブの指導などを経ていよいよライブが始まる。

「破壊と再生の物語」

破壊と再生の物語、そんな言葉が映し出された映像ともにライブは始まった。
いつも通り何か意味がありそうだがよくわからないOTFGKな映像が終わり、静まる会場に「ベビー..メター...」と叫ぶ声が響き渡ったと思うと、突如過去のBABYMETALの映像が瞬間的に切り替わる HOTEIのスリルさながら の映像とともに「デーース!!」と極悪ボイス が響き渡る。

そして鳴り出すメロディアスなギターフレーズはBABYMETAL DEATHで聴いたことのあるフレーズだが、元よりも明らかに極悪さが増していた。

ステージライトにより真っ赤に染められたステージにMETAL RESISTANCE 10章の魔法陣に磔にされた3人が登場し、武道館公演という名の儀式の開始を観客へ感じさせる。
SU-METALとMOAMETALが目を覚まし、会場は暗闇に包まれた。

画像1

これが噂の『BABYMETAL DEATH -Shin Ver- 』 、私は興奮のあまり椅子から立ち上がり、「うおぉ...」と声を漏らしていた。
想像以上のものだった、かなり激しい曲にアレンジされていると聴いてはいたが、想像以上だった。
映像の完成度も素晴らしく、アベンジャーズ エンドゲーム のアッセンブルのシーンと同等の感動を覚えてしまった。
こんなものを生ライブで聴かされたら俺は気絶してしまうなと思った。
それほど素晴らしい楽曲、演出だった。

そしてイントロをすっ飛ばして突如始まる『イジメ・ダメ・ゼッタイ』。
BMD-Shin-からのI.D.Zは心臓に悪い、本当に異常にテンションがブチ上がる。
ステージ上で踊る三人の楽しそうな表情が記憶に残っている。

そしてギミチョコ 、ドキモと初期曲が続いて行く。
ギミチョコ ではSU-METALから「Welcome to 10BABYMETAL BUDOKAN!」と歓迎の言葉が告げられ、観客のテンションはマックスオーバーだ。

そんな中、次に来たのが「GJ」。
紙芝居では三三七拍子を刻む手が大量に出現し、「手首の準備はできているか?」と観客へ問いかける。
ステージがライトアップされると、MOAMETALと4人の小さいダンサーが現れた。
武道館公演DAY5にて華々しく復活した BLACK BABYMETAL だ。
ダークサイド以来の披露となる「GJ」にテンションは上がりっぱなし。
MOAMETALのキュートな歌声と素晴らしいパフォーマンスに、「ダメだね、全然足りない!」と観客を煽る姿はまさに小悪魔だった。

そして次の曲、雨の降る崩壊した街並みの映像が流れ出し、雨に濡れるピアノが映し出されたと思うと映像は終了。
ステージに1人立つSU-METALがライトアップされた。
曲はもちろん『NO RAIN, NO RAINBOW』、2017年のLEGEND -S- 以来、待望の披露となった。
この曲はSU-METALの美しい歌声を最も堪能できる曲と言っても良いだろう。
聴く者のハートに直接響くストレートな歌声は本当に素晴らしく、ステージ中央で堂々と歌うその姿に心から感動した。
間奏に入ると、ステージにグランドピアノが現れ、一筋の光の道がSU-METALとピアノを繋いだ。

ピアノを弾くSU-METALは美しいという言葉では言い表せないほどに神秘的な雰囲気を纏っていた。
演奏を終えると会場は暗くなり、長い間静寂に包まれたかと思うと、SU-METALが中央へ戻り曲が再開。
涙目になりながら歌うSU-METALの美しくもはかない表情が記憶に残っている。
本当に素晴らしいパフォーマンスだった。

画像2

「Woah Woah Woah Woah...」と会場に響きわたり、ディストーションとPAPAYAが披露された。
NRNRからのDistortion、PAPAYA、はギャップが強すぎて笑ってしまったが、燃え上がる炎と赤く染まるステージは迫力満点であった。

次にメギツネ、KARATEと続き、ヘドバンギャー が披露された。
ヘドバンギャー ではDAY3から導入されたウェーブが行われた、これはコロナによって他の観客と一体感を感じることが難しい会場でも、我々はTHE ONEであると感じることのできる素晴らしい演出だった。

ここでライブは一旦終了、会場のスピーカーから アンコールの歓声が鳴り響く。
しばらくすると突如会場全体が明るくライトアップされ、THEONEのメロディアスで涙腺を刺激してくる最高なイントロが鳴り響く。
ステージ中央に下ろされた360度ディスプレイがゆっくりと上昇すると、中から金色のマントを羽織った三人が現れる。
この曲は本当に、歌声もパフォーマンスも演奏もステージ演出も全てが美しく、心から感動した。
「ララララー」とFOXポーズを笑顔で観客に向ける三人の姿には ライブに来てくれた観客への感謝、 そして10年間活動を応援してくれたファンへの想いが感じられた。

そして次の曲はもちろん「ロードオブレジスタンス」だ。
堂々と旗を掲げる三人はシビレるほどカッコ良く、もはやお馴染みとなったスタッフへ旗をぶん投げるSU-METALも拝むことができた。
ステージ外周には過去のMETAL RESISTANCEの魔法陣が描かれた銅鑼が9つ飾られており、最終公演の特別感が増していた。
パフォーマンスは言わずもがな、素晴らしかった。
間奏ではSU-METALから武道館に集まってくれたファン、そして10年間支えてくれた全世界のファンへの感謝の言葉を述べ、MOAMETALと共に深くお辞儀をしていた。
彼女たちの謙虚さは本当にずるい、感謝したいのはこちらの方だというのに。

RoRの最後のロングトーンは私が今までに観た どのRoRよりも長かった。
このロングトーンには色々な想いが詰まっていたのだろう。
10年もの間活動してきたBABYMETAL、本当に色々なことがあったはずだ、我々が想像する以上に。
そんな思い出の詰まったMETAL RESISTANCE最後の公演をあの武道館で行い、10公演全てを完遂させた。
スゴすぎる、私は感極まっていた。

最後はステージの外周に置かれた9つの銅鑼を叩いて周る、三人が観客へ笑顔を向けながら楽しそうにしている姿が印象的だった。
9つの銅鑼を叩き終えると、METAL RESISTANCE10章の魔法陣が描かれた銅鑼が現れ、3.2.1のカウントダウンと共にSU-METALが笑顔で打ち鳴らしライブは終了した。

瞬間、映像が流れ出した。
ここの内容は興奮のあまり記憶が薄いので、間違っている点が多いのは許してほしいのだが、
『METAL RESISTANCEを完遂させたBABYMETALは、十音の音と共に10年間の戦いを終えた。三つのメタルの魂はこの地球を離れても輝き続けることだろう。
十音の音はやがて旅立ちの合図に変わるだろう。
そしてリビングレジェンドへ、この先に待ち受ける運命はいかに...
Only The Fox God knows.「ありがとう、僕らのMETAL RESISTANCE」』

と言った内容だった。
YUIMETALの存在を感じる内容や、解散を思わせる部分、そして今後の展開を期待させる「十音(重音)の音」...
感情がグチャグチャになっていたが、ラストのエヴァをオマージュした「ありがとう、僕らのMETAL RESISTANCE」に謎の安心感を覚えた。

画像3

何かお告げはあるかな?とドキドキしていると、スマホに通知が。
『BABYMETAL_JAPAN「映像化、音源化決定!』
…まさかのフライング!
その後、配信でも発表があった。
おそらく私のネット環境的に少しラグが生じていたのだろう。
少しビックリしたが、嬉しい知らせだったのでよし!
この素晴らしいライブ映像が一般発売され、まだベビメタを知らない方の手に届くと思うとすごく嬉しかった。

そんなわけで、10 BABYMETAL BUDOKAN WORLD PREMIERE は10年続いたMETAL RESISTANCEと共に終了したのであった。

総括

2014年以来の武道館公演、BABYMETAL DEATHの復活に、「GJ」「NRNR」などの封印されていた曲の復活、そして3人による最高のパフォーマンス。
今回のライブは10周年のラスト公演にふさわしい、最高のライブだったと断言できる。
今回もまた、最新が最強だったわけだ。
 また、配信にも関わらず画質も音質も非常に良く、最高のライブ体験を味わうことができた。
世界中のファンと一緒に楽しんだ今回の配信を私は絶対に忘れない。
 そして、コロナ禍にこれほど素晴らしいライブを10公演完遂させたチームBABYMETALにはリスペクトしかない、本当にありがとう。
エンタメの火を絶やすまいとする姿勢を様々な部分から感じた。

今回の武道館ライブは、スタッフだけでなく観客も含め、多くの人が協力しあったからこそ成立したライブだろう。
まさにTHEONE を掲げるBABYEMTALだからこそ完遂できたライブだと思っている。
BABYMETALの次の展開はOTFGKではあるが、リビングレジェンドへと達したBABYMETALがどうなるのか、今から楽しみで仕方がない。

~~~以上~~~

というわけで、今回は10 BABYMETAL BUDOKAN WORLD PREMIEREの感想を長々と書いてみました。
最初にも書いた通り、忘れている部分が多く、間違った点などがあったらすみません。
音楽やライブについての文章は慣れていないので、読みにくい部分多くあったと思いますが、ここまで読んでいただいてありがとうございます!
良いと思った方はいいね、フォローしていただけると嬉しいです。

ではまた別の記事でお会いしましょう!SeeYou🤘🦊🤘!!

以下、Note内画像引用元

引用元①: BABYMETAL_JAPAN公式ツイッターより
https://twitter.com/BABYMETAL_JAPAN/status/1382323983001919490?s=20
引用元②:BABYMETAL_JAPAN公式ツイッターより
https://twitter.com/BABYMETAL_JAPAN/status/1363085252416073731?s=20
引用元③:BABYMETAL_JAPAN公式ツイッターより
https://twitter.com/BABYMETAL_JAPAN/status/1382687830808403978?s=20

以下、サムネイル内画像引用元

引用元①:BABYMETAL_JAPAN公式ツイッターより
https://twitter.com/BABYMETAL_JAPAN/status/1382323983001919490?s=20


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?