一年を音楽で振り返ろう 前半 #2021年の出会い
今年、私ほど多くの出会いをした人は少ないのではないだろうか。
そう思ってしまうほどにこの一年は出会いと発見に満ちた、充実した一年だった。
それゆえに量が多すぎるため、前変と後編に分けさせてもらおうと思う。
全ての出会いの始まりと言えるのは、20年の12月後半、YouTubeに偶然出てきた BABYMETAL のギミチョコ!! のMVだ。
この出会いは衝撃的で、キャッチーでヘヴィな音楽に乗せて可愛らしい女の子たちが踊っているその映像に、私は虜になっていた。
この出会いこそ、私が「音楽」に真剣に向き合うキッカケとなった。
詳しくは過去にいくつもnoteを投稿しているので、そちらを確認していただけると嬉しい。
というわけで、今年出会った音楽達を語っていこうと思うのだが、数が多すぎるので月ごとに分けて紹介していこうと思う。
聞いてた時期が少し前後していたりするかもしれないが、そこらへんはまぁ気にせず楽しんで欲しい。
まず一月。
この月はBABYMETALに夢中であったが、メタルというジャンル自体に興味を持ち始めた頃だった。
とりあえず有名どころのメタリカやアイアンメイデン、BRING ME THE HORIZON(BMTH)などを聴いていた。
中でも一番印象に残っている出会いはBMTHの『that's the spirit』 だろう。
メタリカやアイアンメイデンは今でこそ超絶カッコイイ!!と声を大にして言えるが、音楽初心者だった私からすると、少し複雑で難しかったのだ。
しかし、BMTHの『that's the spirit』は違った。
エモーショナルで美しいメロディに激しすぎない曲調が、メタルを一切聞いてこなかった私にはドンピシャにハマったのだ。
特に『ハッピー・ソング』『スローン』『フォロー・ユー』などは毎日狂ったように聴いていた。
この出会いは私を洋楽の沼へ引き摺り落とした。
2月はBABYMETALのBUDOKANライブに初めて参加し、生ライブの楽しさというものを身体中で感じることができた。
そりゃあウォールオブデスやらサークルモッシュは体験することはできなかったが、それでもそのライブは私にとって最高の体験となった。
そこからだろうか、曲だけでなくアーティストや運営のことも深く考えるようになった。
緊急事態宣言下にもかかわらずBUDOKANライブが無事成功に終わったのは、参加した皆様の協力もそうだが、何より運営陣の抜かりない対策があってこそだったと思っている。
そういった熱い思いに感動し、私は『音楽業界』という広い分野に興味を持つようになった。
これもまた、忘れられない出会いだった。
3月には、初めてCDを購入した。
ストリーミングが主流の今、CDなんて買う必要は正直ないのだが、どうしても欲しいと思ってしまったCDがあった。
それはSlipknoTの1stAL『Slipknot』だ。
この出会いは、私をより激しい音楽へと導いてくれた。
742617000027の人を不安にさせる音からの激しいギターとドラムの鳴る(Sic)に変わった瞬間、ビックリして目をひんむいた。
しかし、そのビックリはただ爆音に驚いただけではなく、激しい楽器の音がこんなにもかっこいいのかという新しい発見、新しい出会いに驚いたのだ。
このALをきっかけに私は激しい音楽を求めるようになっていった。
反面、BMTHのオリヴァーの美しい歌声の影響か、ボーカルの歌声が綺麗なバンドにも惹かれるようになり、Ghostなどのバンドにもハマった。
Ghostの曲はキャッチーで聴きやすく、これもまたメタル初心者の私にはベストマッチしていた。
特にRatsなどは普段メタルを聴かない友人に聴かせても「良い!」と言っていたので、本当に良いのだろう。
4月の一番印象に残る出会いは『CODE ORANGE』だろう。
知った経緯は忘れてしまったが、AL『UNDERNEATH』のSlipknoTの激しい曲に電子的なノイズを織り交ぜたような音、突如やってくるブレイクダウン、響き渡る「ただ一人...」
全てが衝撃的で完璧だった。
一時期この電子音にあまりにも固執してしまい、Yahooの質問箱に「code orange みたいに電子音織り混ぜた超激しい曲を教えてくれ!!」と投稿したくらいだった。
5月はGOJIRAのMAGMAを聴きまくったり、メイヘムの例のジャケットを見て超衝撃を受けたり色々とあったのだが、この頃からメタルやロックだけでなく、マイケルジャクソンやプリンスなどのポップソングも聴くようになった。
ここら辺は父親の影響だ。
父はプリンスが大好きだったらしく、家に何枚もCDが保管されていた。
プリンスの曲はジョジョの奇妙な冒険の作中内でよく出てくるため、名前を知っているアルバム、曲名もいくつかあった。
例えばゴールドエクスペリエンスはジョジョの第五部の主人公、ジョルノジョバーナのスタンドの名前だし、ソフトアンドウェットは8部主人公のスタンドの名前だ。
そんなわけで、私の音楽の出合い前半はメタルとの出会い、洋楽との出会い、そしてポップソングとの出会い、この三つが大きな要素となっていた。
後半ではジャンルや偏見で判断することなく、より多くの音楽を聴いていたため、メタルの数は少ないが、非常に良い出会いをたくさんできた。
そちらも書き終え次第投稿しようと思う。
とりあえず前半はここまで!
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