カタカナ語1
【一般常識問題10】
《カタカナ語1》
次の「カタカナ語」について、あ~おのおおよその意味を答えよ。
あ、アライアンス
い、アセスメント
う、コンプライアンス
え、コンセンサス
お、プライオリティ
【一般常識解答10】
あ、業務提携、戦略的同盟
い、客観的評価・査定
う、法令遵守、規則遵守
え、複数人での意思の一致
お、物事の優先度・優先順位
【一般常識解説10】
アライアンスとは、異業種の企業同士が事業提携して、互いの利益を上げたり、業務を拡大させたり、新規事業を立ち上げたりする経営スタイルのことです。既成の業界価値にとらわれない、新たな戦略が可能となります。
アセスメントとは、英語の「assessment(評価・判断)」が語源で、「客観的に評価すること」という意味で使われています。人材アセスメント、環境アセスメント、リスクアセスメントなど、人・物問わず使用可能な言葉です。
コンプライアンスとは、法令遵守と訳される言葉ですが、法令だけでなく倫理や社会規範も対象であり、企業内では、社内規則や業務マニュアルも対象となります。これらの規則や決まりごとを守り経済活動を行うことを指します。企業がコンプライアンス違反した場合、損害賠償請求・売り上げの減少・社会的信頼の失墜などの影響を受けます。
コンセンサスとは、複数人からあらかじめ同意や合意を受けるという意味です。事前の同意という意味から「根回し」という意味が含まれますが、「コンセンサス」は「多数人の同意」を得ることなので、一個人に対しての同意や根回しをする場合に「コンセンサス」を使用するのは厳密に言うと誤りです。
プライオリティとは、物事の優先度・優先順位という意味です。業務を同時にいくつも抱えている場合に、重要度が高いものを「プライオリティが高い」と言います。