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#20 内勤さんに聞いた辞める人の特徴3選

みなさん、こんにちは。流し(ながし)です
現役で都内のタクシードライバーをしており、
そのかたわらタクシードライバーの転職エージェントの活動をしています。

今回は以前に内勤さんから辞める人の特徴を3つ聞きましたので、記載していこうと思います。

■内勤さんに聞いた辞める人の特徴3選

①突然の欠勤が多い

かなり当てはまるとのことです。欠勤の理由は様々ですが、体調面が優れないドライバーさんが多いようです。生活習慣病を抱えていていたり、天候による低気圧に左右されたり、片頭痛をもってらっしゃったりいろんなケースがあります。中にはメンタル的に難しくなり休んでしますということのもあるみたいです。結果、体調面が優れない為、タクシーを続けることが困難なってしまうことがあるみたいです。

②休憩時間が異様に長い(5時間以上とか)

たしかに私の周りで辞めてしまった人はこの特徴に該当していました。辞める前の状態の方は、おそらく業務することがきついのだと思います。決してふざけて5時間以上休憩を取っているとかではなく、真面目にきつそうにして休憩を取っているのです(※隔日勤務の場合。通常タクシーの隔日勤務では3時間休憩を取ってくださいというルールがあります。)。おそらくですが体がきつい、疲れが取れていないのもあると思いますが、こちらはメンタル面が強く影響して、もうお客様をお乗せしたくないという拒否反応が出てしまっているのだと思います。

私も前職をやめる前は仕事をしたくても何か心に詰まったものがあり全然集中できなかった記憶があります。もう心が疲れていて、頑張れないのです。

③会社で話せる人がいない

この要因が一番大きいとのことです。タクシーは1人でやる仕事ですが、1人で抱えるには無理があります。抱えるとは何ですか?と疑問が浮かぶと思いますが、端的に申しますと喜びと辛さです。1日乗務していると20時間の間にいろんなドラマがあります。お客様から運転を褒められた、単価が大きな仕事があった、新しい発見があった、警察に捕まってしまった、お客様に怒鳴られた、理不尽な目にあった、おいしいラーメン屋さんを見つけた。挙げたらキリがありませんが、いろんな事が起きます。それが毎乗務の度にあります。一人で全部咀嚼できたら問題はないのですが、やはり難しいものです。ほぼ確実にだれかに話したくなります。その話相手が会社の仲間は適任という話です。家族に話したり、別の業界の友達に話すこともできますが、やはりタクシーをやっていないので全部理解して聞いてくれるのは無理があります。仕事の話を家庭に持ち込まないという風潮もあったりするかもしれません。また会社の仲間は会社の事情もルールも同じなので、同じ目線で話をしたり聞いたりすることができます。そんな仲間が社内にいるだけで全然安心感が違います。会社の人間関係については次回の記事に詳しく書きたいと思いますが、万が一自分の会社に仲間がいなくても、同業他社の仲間で繋がっている方もおり、そのグループで充実している方もいらっしゃいますので、会社だけが全てではありませんが、自分の話を共有できる同業の方の存在は大きいかもしれません。

話が脱線しましたが、会社に話せる人がいないと、捕まってしまったり、事故をしてしまった際に1人で抱えることになりますのでその時に心が折れてしまうことがあるのです。この時にだれかに相談できたら辞める選択を取らずに済んだケースもあります。だれかに話すだけでメンタルは相当に良くなるのです。お互いに支えあって生き残っていくのはタクシードライバーでは大切なのです。

■さいごに

自分にとっては誰かが辞めようと関係のない話かもしれません。しかし、会社からしたらこういったサインを見逃してしまい、貴重な人材を流出させてしまうかもしれません。逃した魚は戻ってきません。辞めそうな人は必ずサインを出しているはずです。もちろん今の会社にいることがその人にとって必ず良いことかと言われたら違うケースもあるので無責任には止めることができませんが、辞めたくなくても辞めなきゃいけない人はサインに気づき声をかけてあげることで退職を未然に防ぐことができるかもしれません。あなたの一声で救われることだってあるのです。

いかがでしたでしょうか。本日の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回は会社の人間関係について記事にしたいと思います。

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