「銀座」には、男を刺激する魔力があるのかもしれないと感じた出会い。#タクシードライバーは見た
この先は予想出来ないけど、なんだかんだ面白そうな気はしています。
平日に投稿している「#タクシードライバーは見た」ですが、いつの間にか100エピソードを越えていました。
毎回変わった体験をする訳ではありませんが、タクシ―運転手として仕事をする中で見る人間模様は面白いです。
タクシーをエンタメにしています、
ヨナシロです。
タクシーエピソードを集める傍ら、「#タクシードライバーは見た」という僕が運転手として体験した話も投稿しています。
本日は
「嫉妬するサラリーマン」をお乗せしたときのお話、
「銀座に入ると気性が変わる男」をお乗せした時のお話、
の二つを紹介いたします。
#タクシードライバーは見た とは、、、
ちょっとクスッとできる話や、タクシーから見た世の中の話、
は?というどうでもいい話など、
タクシー運転手として乗務しているときに僕が見た(聞いた)話を
1分で読めるくらいで記録しています。
個人名が特定されるような情報は出しません。
タクシーという密室、
そこではさまざまな出来事が繰り広げられる。
「お乗せしたおばあさんに優しくしたら、資産を譲り受けることになった」
という漫画のような話や、
「夫の暴力から逃げてきて行き場がない人妻を泊めてあげた. . . . 」
というドラマのような話。
(どちらも僕の体験談ではありません)
男女のアレコレや裏社会のような話。
普通の世の中で見ない出来事が数々起こる。
その一部始終をご覧ください。
「嫉妬するサラリーマン」
先「遠藤がいる状態で、あれ、部長は?とか本気でバカにしてたろ。
あんなのもうイジメだぜ」
後「確かに」
先「俺も結果だせなかったらああされるんだろうな~」
後「、、、笑」
ひたすら先輩が喋っていたが、後輩はずっとつまらなそうにしていた。
目的地へ到着するまでの間、上司の愚痴は尽きない。
後輩も後輩で相槌は打つが話に乗ってはいない。
タクシーに乗ってくるサラリーマンは3~4人のチームになっていることが多いが、タクシー内のコミュニケーションを見るだけでも何となく表れる。
「銀座に入ると気性が変わる男」
ある日お乗せしたのは、50代ほどの男性。
気のいい、ハキハキとした口調で行き先を
「銀座まで、お願いします」
と申してきた。
年下と分かる私にも敬語で話す。
年下の僕にも丁寧で敬語を使ってきた紳士なおじさんだったが. . . .
銀座の地域に入った途端、気性が変わった。
銀座の何が彼をそうさせるのだろう。
もしかしたら、
銀座でこれから会う人に舐められないために
人柄を変えたのかもしれない。
(男なら分からなくもない。。。)
いや、銀座のホステスさんと会うから、
カッコつけようとしたのかもしれない。
(カッコ良くはない。。。)
いや、銀座というこの街が、
この人のもう一人の自分を生む場所なのかもしれない。
(月をみて狼に変わるように。。。)
いや、そうじゃない。
あのガムが、横柄な態度に変わるスイッチなのかもしれない。
ガムを噛むことによって人柄が変わる人なんだ。
(クチャッ、がメチャ気になる!)
以上。
最近は、
3000円の売上にはなるが何も出来事がないより
410円でも面白い出来事に出会えるほうが僕にとっては必要になってきました。
売上あっても良し、低くても良し、
もう誰よりもこの仕事を楽しんでいます。
ありがとうございました。
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