編集もライティングも知らないタクシー運転手が、思い付きで雑誌を作り始めた話。vol,１「つくるって言っちゃった」

タクシーをエンタメにしています、ヨナシロです。

この間こんな記事を投稿しました。

ただの思い付きを書いた内容ですが、
思いのほか読む方が多く、それだったらその内容をもっと書いてみようと思い、今回に至っています。
ついでに、この作っている内容のnoteをシリーズ化して週一で書けば、毎日投稿の週一回分のスペースを埋めることが出来るじゃん！という怠けでもあります。

そんな新たなシリーズ
『編集もライティングも素人のタクシー運転手が、思い付きで雑誌を作り始めた話。』
第一回は「つくるって言っちゃった」です。

そもそもシリーズ名も長いのに、タイトルまで文章になるというテキトーぶりですが、お堅く言えば「製作開始」です。
何も分からないタクシー運転手の僕がつくるので、タイトルだって柔らかくします。
今読んで下さっているあなた、どうか
お手柔らかに(文句言わないでの意)、
お目柔らかに(誤字脱字は見逃しての意)、
時には優しく(応援しての意)、
時には褒めちぎって(褒めちぎっての意)
見守って頂けますと幸いです。

シリーズと書いていますがどこまで続くか分かりません。
雑誌を作れるかすらも分かりません。

よろしくお願いします。

「つくるって言っちゃった」

フリーペーパーの存在すら知らないのに、雑誌は全然読まないのに、
編集もライティングの基礎も知らないのに「つくる」って言っちゃいました。
そこに至る最初のきっかけは、たまたまコンビニの雑誌コーナーの横を通った時です。

「いずれは、タクシーをエンタメにすることの雑誌でも作れたらな～」

そんな思いが頭をよぎり、タクシー乗務中の三大問題のひとつ「トイレしたいけど近くトイレがない」問題が切羽詰まった膀胱を解消しにトイレに向かいました。

「雑誌ね～、誰か雑誌がつくれる仲間でもいれば、そして依頼できるお金があれば」

そう考えを巡らしながら用を足し終え、飲み物を買い、コンビニを出る時、
タウンワークが目に写りました。

「タウンワークって無料で.....あっ！....無料の雑誌作りたい、なんか作れそう」

そんな考えから「無料 雑誌」でググり、
フリーペーパーの文字をみつけ
「フリーペーパー」でググり、
「フリーペーパー 作り方」でググり、

「なんか行けそうじゃね！？」
そう思った僕はフリーペーパーをつくろうと思い立ちます。

僕は「タクシーをエンタメにする！」なんて「作り方」を検索しても出てこないことを言ってるもんですから、
「フリーペーパー 作り方」でいろいろ出てくるフリーペーパーなんてすぐにつくれるだろうと付け上がり。
とりあえず、今投稿していることから何かしら載っけて作ってみるのも良いかもしれない。

そんな風にポンポンと進めていきます。
そして、上記にある記事「そうだ！フリーペーパーをつくろう」にあるようにあれも出来る、これも出来ると、今まで書いてきた内容の
タクシーエピソード、タレント化、漫画、などを掲載すれば良いんだ‼と意気揚々と出来た気になっていきました。

さあ、どうしよう。
ここまで考えを巡らせましたが、「フリーペーパー 作り方」で検索はしたもの検索画面をそのままに実際の作り方は見ていません。
「作り方」の記事が沢山出てくるだけで「これはイケる！」と思っていました。

そもそもフリーペーパーが良く分からない。
一旦「作り方」を消し、Wikipediaを開いてみました。

そこには

広告収入を元に定期的に制作され、無料で特定の読者層に配布される印刷メディアである。

......広告収入を元に？

え.....

無理じゃん.......

そこには資金の問題があったのです。

タクシーをエンタメにする内容なんて広告出すほど読まれるのモノでもないだろうし、
勝手に言い始めただけのことだし。

先ほどまで頭の中だけは意気揚々としていた僕は、
「まあいいや、」とタクシーを再び走らせました。

その時の感情は、
「絶対なんとかする」でも
「どうしようかな」でも
「やっぱ無理だ」でもなく

「とりあえず仕事行こーっと」でした。

忘れることにしました。

それで忘れる訳もありません。すぐさま検索を開始します。

「お金どうすんの？」

意気揚々と雑誌をつくろうと思い立つも“広告収入”という壁がやってきた僕は
「フリーペーパー 広告収入」
「フリーペーパー 資金」
「フリーペーパー 資金調達」
と、タクシー走らすことなく調べ続けました。

そしてある方法を思い付きます。

次回予告
『お金どうすんの？』
「(お金を集めるってやったことねー！どうすればいいんだ...そうだ、ググろう！)」