タクシーが居心地の良い居場所になることはあるのか?
タクシーをエンタメにしています。
ヨナシロです。
タクシーをエンタメにすることの中で、
「面白い」という基準でなく、その人にとって「居心地の良い場所」
という意味でも大切だと思っています。
それは、利用する方が心で思うだけのことなのでエピソードとして現れることもなかなか無く、
それでも今日も日本のどこかでは「このタクシー居心地好い!」と思われている方がいると思います。
そんなタクシーが良い居場所になるという話では
「フォースプレイス」という概念が浸透していくといいなと思っているのですが、
「サードプレイス」で例えられるスターバックスのように、いちブランドではなく運転手個人個人の裁量で変わることから、
概念の浸透なんてところはほったらかして今日もどこかで良い「居場所」が存在していたらそれだけで充分のかな、とも思います。
でも、エピソードは常に探し続けていきます。
今日はそんな居場所として存在するタクシーのエピソードを紹介します。
一応こんな記事も書いています。
今回はこちらの三つです。
あの独特な雰囲気とジェットストリーム
Tsukushiさんはタクシーで話しかけられたことを機に
以前乗ったタクシーの話を思い出しました。
スピーカーから流れていた音楽がとても心地よくて、
「これって何の音楽なんですか?」と運転手さんに尋ねたら
「ジェットストリームですよ」と教えてくれた。
タクシーに限らず、たまたま遭遇した音楽やモノがその時々の心情にマッチすることがあると思います。
ジェットストリームというものを知ってから、深夜に帰宅して寝る時には流していた時もあったとか。
良い悪いの基準で判断できないタクシーの独特な雰囲気は、たった一人のお客様にとっては最高の居場所になるかもしれない。
大切に扱われる
大切に扱われることについて思いが巡らされる体験をした帰り、
yumiさんはタクシーでも大切に扱われるという体験をしました。
最初に1回だけ道を聞かれて、
あとは何も話しかけてこないことと、
運転が丁寧。
たったそれだけでもyumiさんにとっては最高にありがたいとのこと。
きっと話する方が良いと思う人もいるとは思いますが、
お客様それぞれの居心地の良さは変わる。
他のお客様と一緒にならないほぼ一人の空間からこそ、
タクシーの居場所になる力は大きいと思います。
走る犬カフェ
Twitterでたまたま見つけたエピソード。
タクシー運転手が自費制作でつくった愛犬の写真集を見せてもらったという話。
「走る犬カフェ」と表現されていて面白い。
「走る犬カフェ」は、犬好きの方にとっては最高の居場所になると思います。
リツイート数も多く、「バズった」という表現をすることが出来ますが、
それと同時にきっと明日にはこの存在を忘れている人が殆どです。
僕はそれをもっと明確にタクシーで取り入れるというか
勝手に運転手がやるようになったらタクシーが面白くなると思っています。
サービスでやると、収益が必要になるしそこに目的をおくと面白くないので、利益目的じゃない方法で、でもそれで運転手も利用者も、業界も幸せになるカタチで実現したい。
個人個人が、好きなことを好きなように楽しむからそこに熱や面白さが生まれ、同じモノが好きであれば互いに楽しめる。
「好きなことを仕事に」なんて言葉も聞きますが、
「仕事に好きなことを」という取り入れる考え方もタクシーでは出来る。
いよいよ、人が運転するタクシーか自動で運転するタクシーかの変化の時です。
僕は自動運転は必要だと思うし、それによっていつか事故が無くなる世の中が実現した方がが良いと思っています。
でも、人が運転するタクシーも移動手段じゃなくエンタメとして存在したら面白くない?
という思いでタクシーをエンタメにしていきます。
ありがとうございました。
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