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ネットが粛然⁉「タクシーエピソードをコレクションしてエンタメをつくる」
タクシーをエンタメにしているヨナシロがTwitterで行っている
「タクシーエピソードコレクション」がネットで粛然としている。
「タクシーエピソードコレクション」とは、
タクシーエピソードコレクターのヨナシロがTwitterでやっている遊びで、
密室のタクシーで起こるタクシーのエピソードを掘り起こしていけば、面白い話が見つかるのではないか?
という仮説に基づいて行われている。
といったものだ。
そのタクシーエピソードコレクションがとても落ち着いている。
これが行われ始めたのは今年の5月頃だ。
最初こそ
今タクシー乗ってんだけど、運転手のオッサンが窓開けて月を眺めながら、「月、綺麗ですよねぇ。アレって地球の影なんでしょ?ということは私たち二人の影もほんのちょっとだけ、あそこに写ってるんですよねえ」って。待て。俺を胸キュンさせてどうする。 ikazombie
— 牛カルビ1080円 (@URHWQPtWgtMeBpR) December 11, 2019
みたいなちょいエモ系や
百:さっきランニングしていたら、突然、歩道の方からおじさんが手をあげだしてきたから、脊髄反射で思わずハイタッチしちゃった。多分あのおじさんはオレの後ろを走っていたタクシーを呼び止めたかったんだと思う。もう二度とあのおじさんに会うことはないだろうけど超恥ずかしい。
— アイナナコピペbot (@ai7copype) December 10, 2019
みたいなちょいオモシロ系
のようなコピペ系を集めてしまっていたようだが最近はnoteでのタクシーエピソードを含め本当に面白いエピソードをコレクションしている。
ちなみに、さっきのハイタッチ系は
グリル:地球に来た時タクシーが捕まらなくて「ヘイ!ヘイ!へエエエエエイ!」と全力で叫んだ。すると向こうから自転車に乗って猛スピードで走ってきた外国人が「ヘイ!グッボーイ!グッボーイ!hahaha!」と言いながらハイタッチをして走り去って行った。
— 星のカービィコピペ改変bot (@Kirby_copybot) December 12, 2019
タクシーは行ってしまった。
フレディ:さっき、スタジオの帰りに突然歩道のほうから制服姿のダンディな男の人が手をあげてきたからハイタッチしてみたんだけど、あの人僕のファンだったのかな?(照)
— Queeeenコピペbot (@queeeenbot) December 8, 2019
ジョン:それ多分フレディの後ろ走ってたタクシー止めたかったんだと思うよ。
自転車で信号待ちをしてたら、前の人が手をあげたからその手に向かってハイタッチをしたら「えっ?」って言われて僕も「えっ?」ってなったけど、タクシー呼んでるだけだった。
— 概念(カンジガイネン) (@orkd_a) December 11, 2019
遠藤「さっき、撮影の帰り道でチャリ乗ってたら、突然歩道からおっさんが手ぇ上げたから、ハイタッチしちゃった。あの人俺のファンだったのかな?」
— バイプレイヤーズコピペbot (@botbot8120) December 12, 2019
松重「それは多分、遠藤さんの後ろを走ってたタクシーを止めたかったんだと思いますよ」
このように多種多様である。これはこれで面白い。
タクシーエピソードを集めるヨナシロはこの粛然とした反応にこう語る。
「粛然. . . . . ジャク・・ゼン?シャクゼン?
なんて読むんですか?」
これはシュクゼンと読む。
“なんの物音も聞こえず静かなさま。また、静かで行儀正しいさま。「粛然として声なし」”
“おごそかで整ったさま。”等の意味がある。
「シュクゼン. . としてたから取材に?
変わってますね。。。」
タクシーエピソードを集める自分のことをどう見ているのか分からないが、
我々取材をする者を変わっていると感じるらしい。
変わっているのはどっちなのだろうか。
一瞬、時空が歪んだように感じる空気が流れたが、仕切り直して「タクシーエピソードコレクション」について聞いてみた。
タクシー運転手は絶対に一つは、楽しませるエピソードを持っています。
飲み会やちょっとした会話で人を楽しませる要素がタクシー運転手の仕事にはある。だから集めたいと思った」
・・・集めたいと思ったそうだ。
1人に一つは持っているというところから、こんな表現で期待を持たせる。
「都内だけでタクシー運転手は約6万7,000人います。
単純計算しても都内に6万もの人を楽しませる可能性の種が眠っている。
それで更に、全国で見るとタクシー運転手は約28万人です。
ということは日本に28万ものエンタメの種が眠っていることにもなる。」
この種というのがタクシーエピソードだというのだ。
今の状況について伺ってみると。
運転手に聞くと「お前の金儲けの為にお前に教えられない」と言われる。
そのつもりは全くないが、集められないのなら仕方ない、
まずはお客様側のエピソードを集めることにした。
運転手にもいろいろあるそうだが、運転手も乗客も含めてエピソードを発信したくなる仕組みをつくっていきたいということだった。
乗客のエピソードはどうか伺ってみると。
「おもしろいですよ!変わった話もあれば少し感動する話まであります。
なんたって、こればっかりは体験談だから面白い話術とか文章力とかがほとんど必要ない。お金をかけたからって得られるモノでは無い。
たまたま体験したことが、沢山の人を楽しませるエンタメになる可能性がある。
それに、タクシー利用者数する人は全国で14億5,000万人。
複数回乗っている方も含まれるけど、それでもこれだけの数のエンタメが生まれる機会が日本のタクシーにはあるってことだと捉えてる」
ヨナシロは熱量をあげてそう語ってくれた。
今後の展望を聞いてみると、、、
「コレクションをこれからも続けながら、その先にはコンテストをしたり、博覧会をしたり、一番面白いカタチを探しながらエンタメをつくっていく。」
「まだまだ道のりは長い」と、遠くを見つめる視線の先には
きっと何か面白い未来が描かれているのかもしれない。
数日前にはタクシーをエンタメにして日本を面白くすることを目的とした
「日本タクシーエンターテインメント協会」
も設立したらしい。
タクシーを愛し、そこでの出会いを楽しみ、慈しむ「タクリスト」を創出していきたいそうだ。
会費は取らず、面白いエピソードを投稿し認められれば晴れて「タクリスト」となる。
エピソードに限らず、いずれはタクシーをエンタメにするあらゆる活動を行っていくことで日本を面白くするそうだ。
ヨナシロの今後に期待したい。
「日本タクシーエンターテインメント協会」HP
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