あなたの話を聞いてくれる第四の居場所、タクシーはフォースプレイスになる。

タクシーをエンタメにしています、
ヨナシロです。

このnoteでの投稿以外に、Facebookの非公開グループ(無料)で
『タクシーエンタメ奮闘記』を毎日投稿しています。

「どうすればタクシーを面白くできるだろう?」という謎解きゲームのようなチャレンジの記録を書いています。
本日はその中の記事を投稿します。

本日公開する内容は、
『話を聞いてくれる場所としてのタクシー』
について投稿した記事です。
よろしくお願いいたします。

それではどうぞ。

少し内容を削っています、ご了承下さい。


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フォースプレイスが面白くなりそうです。

こんにちは、本日は
『話を聞いてもらう場所としてのタクシー』
というお話です。

「フォースプレイス」という概念をタクシーで実現することも
『タクシーをエンタメにする』ことのひとつです。
(いったいいくつのエンタメがあるんだ!)

誰にも言えないことを打ち明けられる場所であり、
その打ち明けたことがどこにも漏れないというのがタクシーの強みで
さらに、フィーリングの合う運転手に出会ったときには信頼による安心感と閉鎖空間としての安心感が相まってなんでも話したくなる瞬間があります。
(自分が客として乗ったときも感じたことあります)

そんな「フォースプレイス」を提唱していく上で、背中を押してれるような面白い記事を見つけました。

『ソロエコノミーの襲来』という本の刊行を記念した、著者であり独身研究家の荒川和久氏と脳科学者・中野信子氏が「ソロの生き方」についてトークイベントを行ったときの記事です。

記事へ飛んで読まなくても分かるような説明をすると、
・日本は独身男性が増える独身国家になる
・共感は感情の理屈付け(「それって〇〇だろ?」といったモヤモヤした感情を言語化してくれた嬉しさ等)
・本当に話を聞いてもらうって中々ない(相づちに終始したどうでも良い話や共通話ばかり)
・話を聞いてもらうサービスが流行る?

といった感じです。

この中で『話を聞いてもらうサービスが流行る?』といった話題もあるのですが、
パパ活、ギャラ飲み、キャバクラなと、
実際に「話を聞くサービス」ではなくても人にお金を払って話を聞いてもらうことが出来るようなサービスは存在しています。

それらは絶対に女性じゃなきゃいけないということはなく、昔の会社の飲み会のような「俺の若い頃はな」といった話も同じようなことだと話していました。

現代ではほとんどそんな飲み会は存在しないと思いますが、
(若者が飲みにいかないから)
そのせいもあって説教まがいの自分の話をしたい人は多いと思います。

「お金を払ってでも話を聞くいてもらう」
ということがこれから必要とされるかもしれないという話でした。

でも、わざわざお金を払うサービスを作らなくても
タクシーがそんな役割をちょっとだけ担っています。

僕が乗務していても
会社の後輩への愚痴を話す酔ったおじさんはいますし、
人生相談やアドバイスしたがるおじさんもいますし、
よく分からない話を何度もループするおじさんもいます。

現在のタクシーはそのような“話を聞く”サービスではありませんが、
近い側面のあるタクシーで“話を聞く”役割を担うことができ、
さらには現在よりも多くの収入を得ることに繋がれば、タクシー運転手のお仕事は魅力的になると思います。
(確かどっかに相談タクシーなるものは存在します)

信用で選ぶことが出来る仕組みになったときにも、話を聞いてくれるタクシー運転手は強みになると思いますし
自動運転で人がいない“ただの移動手段”もあれば、
人が乗った(運転はほぼ自動)“話を聞いてもらうタクシー”が必要とされることもあると思います。

意外と一番必要とされる職業になったりするかもしれません。
たぶんその時はタクシー運転手というより
走るカウンセリングに近いと思いますが。


以上、
これからの時代の動きと、人間が持つ本来の欲がマッチし
「フォースプレイス」の現実に一歩近づけるお話でした。


面白くなりそうです。

ありがとうございました!


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