少々面倒な接客はゲームに変わる!#タクシードライバーは見た
面倒なことを楽しむことが出来れば、面倒なことではなくなります。
タクシーで出会う厄介なお客様も後になってみればネタに出来るので全然ウェルカム!
でも、よっぽどおかしい客の場合は舌打ちが出てしまいます。
(接客としてあるまじき行為!)
さて、タクシー運転手をしているからといって毎回変わった体験をする訳ではありませんが、仕事をしていく中で見る人間模様は本当に面白いです。
タクシーエピソードを集める傍ら、「#タクシードライバーは見た」という僕が運転手として体験した話も投稿しているのですが
本日はその中から
「おばさまの息抜き」
「ゲームがはじまる」
の二つを紹介いたします。
「タクシーを移動手段からエンタメにする」
日本タクシーエンターテインメント協会 発起人
ヨナシロです。
#タクシードライバーは見た とは、、、
ちょっとクスッとできる話や、タクシーから見た世の中の話、
は?というどうでもいい話など、
タクシー運転手として乗務しているときに僕が見た(聞いた)話を
1分で読めるくらいで記録しています。
個人名が特定されるような情報は出しません。
タクシーという密室、
そこではさまざまな出来事が繰り広げられます。
「お乗せしたおばあさんに優しくしたら、資産を譲り受けることになった」
という漫画のような話や、
「夫の暴力から逃げてきて行き場がない人妻を泊めてあげた. . . . 」
というドラマのような話。
(どちらも僕の体験談ではありません)
男女のアレコレや裏社会のような話。
普通の世の中で見ない出来事が数々起こる。
その一部始終をご覧ください。
「おばさまの息抜き」
おばさまをお乗せした。
乗ってきて、行き先を告げるとすぐに喋り始める。
お「運転手さんは病院に入院したことある?」
運「僕はないですね~、あっても1歳とかぐらいなので記憶は無いです。」
何とない会話ではあるが、おばさまが今置かれている状況や心境を少し聞かせてくれた。
ここでなければあまり話せないことなのかもしれない。
少しでも息抜きとなれれてたら嬉しいな。
「ゲームがはじまる」
何かに対してネガティブな感情を抱くとき、
それをゲームをしているように変換することができると楽になる。
タクシーで少々面倒なお客様に出会ったときもそう。
東京・赤坂にあるミッドタウン、その周辺から六本木交差点へ向かう30歳ほどの女性をお乗せした。
スラリとして綺麗で、港区女子的な雰囲気をした女性。
タクシーで女性が受ける接客問題と、運転手側から見た高圧的なお客様というところには根本が見えてきません。
タクシー運転手に嫌な思いをしたことがあるのか、高圧的な態度で乗ってくる女性が中には存在しています。
そんな女性をお乗せすると運転手の接客は雑になりかねません、そして再び女性がタクシーに嫌悪感を示す。
もちろん、タクシー運転手に問題があることから始まったという見方の方が正しいと思っていますが
もうこのループの根本を解消するのが困難な状況です。
タクシーをエンタメにすることはそれを崩すことでもあります。
以上です。
最近は、
3000円の売上にはなるが何も出来事がないより
410円でも面白い出来事に出会えるほうが僕にとっては欲するモノになってきました。
売上あっても良し、低くても良し、
もう誰よりもこの仕事を楽しんでいます。
ありがとうございました。
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日本タクシーエンターテインメント協会HP(仮)
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