涙なしには見られない「タクシーエピソードコレクション」三選!
タクシーをエンタメにしています。
ヨナシロです。
本日は、Twitterで集めているエピソード「#タクシーエピソードコレクション」のNo,40,41,42を紹介!
Taxi episode collection とは?
タクシーエピソードコレクターのヨナシロがTwitterでやっている遊び。
良くないニュースや、嫌な印象を持たれるタクシーの面白い部分を探しています。
《記事より》
タクシーで起きる出来事は興味を持ってもらうことが多い。
「幽霊乗せる?」
「芸能人は乗せた?」
「酔っ払いで困ったことは?」
これらの質問のような出来事もあるが(幽霊は無いけど聞いたことはある)、他のタクシー運転手に話を聞いても
みんな絶対に一つは、周りを楽しませるエピソードを持っている。
飲み会やちょっとした会話で人を楽しませる要素がタクシー運転手の仕事にはある。
そして、都内だけでタクシー運転手は約6万人。
単純計算しても都内に6万もの人を楽しませる可能性の種が眠っている。
更に、全国にタクシー運転手は約30万人。
ということは日本に30万ものエンタメの種が眠っている。
また更に、タクシーを利用する人は全国で14億人を超える。
運転手だけじゃなくて利用した人のエピソードだってエンタメの種になる。
そんな仮説をたてた。
それでは行ってみましょう!
本日紹介するのはこの三つ。
COLLECTION No,43 「夢のような出会い」
やまぐち なおさんタクシーエピソードをコレクション!
BLUE ENCOUNTというバンドのファンであるやまぐちさんが、BLUE ENCOUNTのボーカル・田邊さんがタクシーに乗った時のエピソードを紹介している。
タクシー運転手は熊本出身、BLUE ENCOUNTの田邊さんも熊本出身。
そして出身校を答えたところからその高校のバンドの話になり、
「それ、僕です!!!」
というまさかの展開。
僕自身も、タクシー運転手として同郷であると話が盛り上がる。
同じ地元の中学の話とかはたまにあった。
さぞかし楽しい時間だったんだろうな~。
【熊本レポ①】
数日前に田邊さんが東京でタクシーに乗ったときの話。
運転手のおじさんがコテコテの九州弁だったので出身を聞くと熊本出身だと話す。そのおじさんは今年の2月に上京し、東京でタクシードライバーを始めたという。田邊さんが出身を聞かれ「電波高専です」と答えると「そう言えば…」
「電波高専出身の歌手がいましたね。確かBLUE…ENCOUNT」と言われ、田邊さんが「それ、僕です!!!」と答え、おじさんはミラー越しに田邊さんの顔を確認するがその時はメガネOFF。すぐさまメガネを取り出し装着(厳重な箱から取り出す仕草にメンバーがそんな厳重な箱に入ってないでしょwとツッコミ)。
その瞬間「っええぇえーーーッ!!!」と大声を出すと共に驚きのあまり『ギューーーッ!!!』と急ブレーキを踏むおじさん(初めてシートベルトを着用していて良かったと思ったらしいw)そのおじさんはよっぽど嬉しかったのか、目的地へ到着後田邊さんが料金を払おうとすると…
「熊本の人からはお代は受け取らんです」と言い(気前良くタクシー代はサービス)受け取らなかった。初めて芸能人扱いされて嬉しかった田邊さんはその代わりに一緒に写真を撮り、サインをした(近くに紙がなかったのでおじさんは料金メーターからレシート用の紙をビーッと強引に引っ張り出したそうw)。
聞けばおじさんは上京してきてから環境に馴染めず、新しい土地で交通ルールが分からず何度も怒られ、もうタクシー運転手の仕事を辞めようと思っていた矢先だった。「でも、こんな夢みたいな事が起こるなら、もう少し仕事を続けてみようと思う」とおじさんはもう一度仕事を頑張る事に。
田邊さんが乗車したお陰でおじさんの気持ちを動かす事が出来たようだった。降車後おじさんは「頑張ってください!」と田邊さんに言った後に「あ、頑張るのは私か!私が頑張ります!w」と言った。(拍手喝采👏🏻)
話し終えた後田邊さんは「みんな嘘だと思ってるでしょ?本当だよ!
BLUE ENCOUNTに関しての情報
COLLECTION No,44 「無理はしないで」
ナポリタンさんのタクシーエピソードをコレクション!
偶然乗ったタクシーの運転手のおじちゃんが「今日で運転手をやめる」という話。
そのおじちゃんがこれまで生きてきて伝えたいことをナポリタンさんに伝える。
ちょっとしたこの瞬間が、ドラマよりも心を震わすと僕は思っています。
いつか、ドラマを見て感動するより、タクシーに乗って感動する日が来るかも。
タクシー運転手「おじちゃんね、今日で運転手やめるんだよね」
俺「え、やめちゃうんですか?」
おじちゃん「最近目がよく見えなくてねぇ、お兄さんが最後のお客さんなんだよ」
おじちゃん「若い頃はトラックの運転手しててねぇ、今もだけどその頃もほとんど休まずに働いたんだよねぇ」
おじちゃん「今になってそのツケが回ってきたのか、最近体をよく崩してねぇ数日前にガンも見つかったんだよ、肝臓ガン。
もうすぐ病院に入らないといけなくてねぇ、それで辞めることにしたんだよねぇ」
「お兄さんまだ若いでしょ?
若いからってあまり無理しちゃいかんよ、無理したらその分が必ず帰ってくる。
休む時は休む。体だけじゃなくて心もだよ。
片方が元気でも片方が疲れてたら、もう片方もどんどん悪くなっていくからねぇ」
「最近の子は頑張りすぎなんだよねぇ、時代のせいかもしれないけどさぁ、って話してたら◯◯の近くまで来ちゃったけど」
おじちゃん「こんな長話付き合ってくれたから、730円でいいよお兄さん、仕事頑張ってな」
2000円しかないから行けることまでって話してたのに730円にしてくれたおじちゃんに感謝しかないから元気になって欲しい
COLLECTION No,45 「楽しいの基準は自分の中に」
Ken_GOさんのタクシーエピソードをコレクション!
コックピットに思うほどスマホで埋め尽くされたフロントが特徴のタクシーでお話を伺ったときの話。
道路案内、各国言語への翻訳、トラブル、アプリ、全てボタン一つで出来るようにしてあるその運転手は仕事を楽しんでいる。
その環境を嘆くか、楽しむかは自分次第。
先日、タクシー乗った際、フロントパネル周りがスマホに埋め尽くされ、航空機のコクピットのよう。お話を伺うと、自分の持ち出しで色々取り付け、道路案内、各国言語への翻訳、トラブル、アプリへの対応、全てボタン一つでできるようにしてあると。50代後半の運転手の方「何でも柔軟じゃないとね」
「ちょっと前までは、道路・街を知り尽くすには最低でも10年は必要。街に出て飲み屋なども覚えねばならななかった。今じゃスマホで全ての案内が可能。10年かけて道路を覚えるより、1年かけてスマホの操作法を覚えるほうが懸命でしょ?」なるほどなと感じ入りました。
このタクシー運転手の方がすごいなと思ったのはこれだけではなく、「自動翻訳に頼り切りたくないので、英語と中国語の勉強も始めたんだ。スマホや英語はややこしく、わからんからやりたくない、外国人観光客を乗せたくない、そういう同僚が多いけど、オレは逃げてるみたいで嫌なだよな。」とも。
それを話してる間、ずっと笑顔で楽しそうでした。「楽しい」という気持ちは、「何かとの比較」では決して生じません。阪急電鉄の広告の違和感はそこにあって、「50万円と30万円の給与を比較した後の結論が”楽しい”であること」が当広告の「生理的嫌悪感」に繋がったのではないでしょうか。
以上、タクシーエピソードコレクションでした!
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