AI時代に使われそうな言葉「エンタメティブ」
エンタメティブ。この言葉は辞書にはない。
だが、これからの時代に使われる言葉になっていくのではないか、と思っている。
アホみたいでくだらない話だが、それが「ほ~、確かに、無くはないな」と思って頂けるようにこの記事を書いていこうと思う。
この記事を書いている私自身は、タクシーエピソードというエンタメを作ろうとしたり、日本タクシーエンタメ協会という協会を発足している。
世の中に必要のないアホみたいなことをしているこんな奴の話なんて、聞き流していただいても全然構わない。
でも、最後にあなたへの取引を準備している. . . . . 。
数多く存在する〇〇ティブ。“ティブ”とは?
〇〇ティブという言葉は誰しも聞いたことがあると思う。
ポジティブ、ネガティブは意味もなんとなく理解できる。
ポジティブは積極的、実証的
ネガティブは消極的、否定的
を主に意味してる。
(※実証的とは、思考や推理によるのではなく、経験的な事実をもとにして明らかにされるさま)
クリエイティブという言葉もたまに聞くことがある。
創造性、創造的を意味していて
クリエイターやクリエイティブディレクターといった、なんかカッコイイ職種ではクリエイティブという言葉が使われてる。
(※クリエイティブ=広告を意味することもある)
そんな感じでよく耳にする「〇〇ティブ」なんだけど、“ティブ”の意味は
~~に富んだや~~が可能なという意味を持っていて、
~に富んだを言い換えれば「〇〇的」とすることもできる。
だから、上にあるティブの付いた言葉は○○的という日本語に変わっているんだと思う。
積極性に富んだ=積極的、みたいな。
だから、「○○ティブ」とは「○○的」ということで定義して話を進めていく。
そんな〇〇“ティブ”のつく言葉を他に探してみた。
アクティブ・・・活動的とか、能動的。
インタラクティブ・・・相互作用とか、対話型。
イノベーティブ・・・革新的とか、刷新的。
センシティブ・・・敏感とか。
エグゼクティブ・・・重役とか、高級、贅沢。
この辺はなんとなく聞いたことがある。
これとはまた別に、造語みたいな〇〇ティブを探してみた。
オタクティブ・・・広告代理店がつくった、マーケティングの際の層を表す言葉で「オタク気質でファッション感度が高く、こだわりを持った購買力の高い新たな層」としてオタクティブシニアがいるそう。
ぽちゃティブ・・・太っているけどポジティブ。「ぽっちゃり」と形容される中肉の体型を否定的に捉えず、明るく前向きに生きる、という考え方や価値観なのだそう。
なるほど。
そんなティブ仲間の中に『エンタメティブ』もあるんじゃね?っていうのが今日の話。
次はその理由を説明してく。
娯楽に富んだモノをつくる、エンタメティブ
ひとまず、エンタメティブの意味を少し砕いて説明してみる。
“ティブ”は「○○的」という定義。
その前につく“エンタメ”は「エンターテインメント」の略。
エンターテインメントの意味は、「人を楽しませる娯楽」を意味する。
演芸、余興、ショー、催し物、パーティー、宴会、ゲーム、と言った感じ。
その“娯楽”を「○○的」にくっつけることで「娯楽的」という意味になる。
エンタメティブ
↓
「エンタメ」+「ティブ」
↓
「エンターテインメント」+「ティブ」
↓
「人を楽しませる娯楽」+「○○的」
↓
「娯楽的」
という感じ。
それが何故、これから使われる言葉になるのか。
そこにはAIの発達により人間がやる必要のない仕事はどんどんAIがやってくれるようになるところに理由がある。
人間がやる作業的仕事がなくなると、時間が空く。
それを奪われたと捉えるか、時間が空くと捉えるかでも変わってくるけど
“仕事が無くなる=稼ぎがなくなる”の考え方になるが一般的だろうし、
なぜ「時間が空く」という考えになるのか、普通はその分「他の仕事をして食いつなぐ」という考えになるはずだろ?、といったところをの解説や理由はすっ飛ばす。
そして、その時間が空いたところに入ってくるのがエンタメだって言われたりしている。
働くことがエンターテインメントに変わっていく。
職種というかサービスが、働く人も、お客さんもお互いが楽しめるモノになっていく。
別にサービスじゃなくても、何か楽しいことが職種として生まれるかもしれない。
その時に用いるのが『エンタメティブ』。
「もっとそこエンタメティブに行こうよー」とか言っちゃったりしている人が出てくるかもしれない。
意味でいうと
「もっとそこ楽しめる感じで行こうよー」みたいな。
でも、そんなこと言っても意味が分からない。
フワフワしてる。
自分でもここまで書いてて困ってる。例えも無いし。
だから分かった、今ある職種をエンタメティブにするということで考えてみる。
交通誘導をエンタメティブに
タクシー運転手をしている僕は普段から交通誘導を目にする。
ひたすら来た車を流す作業をしているあの交通誘導がエンタメになったら面白そうだな~なんて思ったりしてる。
たまに、ダンスしながら誘導する警備員とかいたけどあんな感じ。
寸劇披露
例えば、交通誘導員が待たせている間寸劇を見せてくれたら暇をつぶすことが出来る。
今やsnsがあるし、面白ければ幾らでも拡散される可能性はある。
普通の警備員は拡散されることを求めていないかもしれないが、これが食えない役者だったらどうだろう。
もしそこで寸劇披露している警備員達がどこかの劇団の役者で、寸劇が話題になりバズると通常の力以上の宣伝になるだろうし、集客に繋がるかもしれない。
昨年、路上ライブがsnsから話題になりめざましテレビに出演するなど注目を集めたバンドもいる。
別に路上寸劇で良いじゃん!!とも思えるけど、あなたは路上で寸劇している人を見て立ち止まりますか?
私は立ち止まらないし、アクロバティックなパフォーマンス以外は立ち止まっている路上パフォーマンスをほぼ見たことが無い。
結局は内容の凄さか、話題性が大事になる。
関係ない話にズレたけど、「警備員が寸劇をする」というのはどこも見たことが無い。
普通に路上で寸劇するより注目される確率は高いんじゃないかと思う。
クイズ形式
寸劇になるエンタメディブもあるだろうし、
クイズ形式で相互通行の台数を決めても面白そうだな~と思う。
先頭に止まっている対向車に早押しクイズを出題し、先に正解した方は6台通す、
答えられなかった方は4台、とか。
急いでるのに煩わしいとか思うかもしれないが、
どうせ待つなら楽しい方が良くない?
台数に偏りが出る!という意見も出るかもしれないが、基本相互通行の場合の台数は交互に何台ずつに決められているだろうけど、警備員を無視する車もたまにいる。
だから1,2台の誤差が毎回生まれてる。
そこに平等を求めるのはアホらしい。
それよりも、先頭になったら答えなきゃならないよ。答えられなかったら後ろの一台が通れなくなっちゃう。
交通誘導を待ってる中で、通れるまでイライラ待つより、ちょっとドキドキ待ってる方が楽しいと思う。
どうせ待つんだから。
という感じで、エンタメ要素を盛り込むことがエンタメティブ。きっと普通に存在して何かの役割を作業的にするより、必要か必要でないかで言うならば必要ではない。でも楽しい、みたいなエンタメティブな要素が今後はどんどん生まれると思う。
そんなことをタクシーでやっている訳なんだけど、
交通誘導もタクシーも、いずれは人である必要は無くなる。
そんな時にはまた、エンタメティブな何かを創り出せば良いんだと思う。
あなたへの取引
「エンタメティブ」という言葉は辞書には載ってない。
アホらしいことは承知しているがいつかは使われるかもしれない。
その時に、この言葉の誕生に関わった者として、何か出来るかもしれない。
特に具体的なことではないし、何もないかもしれないが下らない遊びみたいなもの。
何が言いたいかというと、言葉をみんなで所有(誕生を認めて)して株を増やすように、ビットコインを買って大儲けした人がいるように、この言葉が当たり前になったときにエンタメティブを誕生させた人たちになる。
取引というか、提案。
この記事をシェアしてくれた人はエンタメティブという言葉を誕生をさせた人間として数年後に面白いことが出来るかもしれない。
今なら安いよ、最安値、底値。
損は一切名無し、当たれば一攫...万楽。
楽しいことがあるかも。
エンタメティブなことを「エンタメティブ」という言葉を使って始めてみた。
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日本タクシーエンターテインメント協会HP(仮)
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