タクシー車内でラブホテルに誘う男性客 (タクシー内で一緒に乗っていた女性を誘った結果は?)
深夜のタクシーでは、色々とラブホ・ネタもある。(トップ写真はイメージ画像)
とある日、深夜1時頃だったろうか、飲み帰りの男性2名、女性1名が後席にご乗車した。
途中、男性1名が降りて、残るは男性と女性の2名だけとなった。
2人とも独身で20代後半から30代前半といったところか?
このあとは、男性が先に降りて、最後に女性が降りると言う手はずになった。
ふたりの会話はなかなか陽気で、陰キャではないようだが、チャラい雰囲気でもなく、服装も普通っぽい。
そして女性が「喉が渇いた~」と言うと、おもむろに男性が会話を切り出した。
「ラブホで水飲む?」
正直、ラブホに行く?と女性を誘うのも、男性にとってみれば「ドキドキ」で、ちょっとは勇気が必要な言動だと思っている。
理由付けのタイミング的にも良かったと思うが、狙っていたのだろうか?
しかし、その女性は間髪開けず「やだー」と明るく即答。
撃沈した男性だったが、その後もしつこく口説くことはなく、明るく普通の会話をされていたので、若いのに紳士的な方だなとは感じた。
最初からチャンスがあればラブホに誘うつもりだったのか?、途中まで走行するルートは時間稼ぎのように「遠回り」のご指示だった。
営業収入的には少しありがたかったのだが、私も男性なのでそんな会話が耳に入るとモヤモヤしてしまうのが正直なところ。
そして、マンションの前でスムーズに男性は降りて、ひとり残った女性を無事に送り届けた。
付き合っている感じではなかったし、仕事仲間だったら、タクシーの中でラブホ行こうなんて言えないだろうから、友人関係だったのか?
また、機会があったらまた誘う事があるのだろうか?
などと色々と想像してしまう。
ただし、運転している自分は単なる「空気」に徹して、何事もなかった、何も聞いてないと言うふりをするしかない。
会社には深夜勤務の女性ドライバーも複数名いるので、こんなときはどんな気持ちになのだろう?とも感じてしまう。
女性ドライバーにとってみれば、間接的なセクハラになるのかも知れない。
運転手が女性だったら、ラブホに行くような会話はしないか? (する男性は遠慮せずにするだろうし)
深夜のタクシーでは色々なお客様がおられるので、ネタにして小説が書けるのではないかと思うこの頃である。