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【KAORI@もうすぐ税理士】夫婦間の価値観のズレ╲譲れない想い╱
結婚してから夫の仕事に合わせて、
派遣社員やパートでゆるく働いていた私。
30歳を目前に、やっぱり正社員として
今後のキャリアを築いていきたい、
もう一度仕事をがんばりたい!と思いました。
夫は結婚当初から、専業主婦を希望していて
妻には仕事よりも家庭を優先してほしいという考え方でした。
一方、私は慣れない育児と寝不足でふらふらになりながらも、やっぱり外に出て働きたいという気持ちが強かったです。
夫は、私が仕事をすることで
自分に家事と育児のしわ寄せがくることをとても嫌がりました。
話がまとまりそうになかったので、
「じゃあ、何も手伝わなくていいから働きます」
とワンオペを決意して働くことに!
子どもが生まれて、はじめて働いたのが
信託銀行の秘書室の派遣社員でした。
東京に転勤したばかりで慣れない環境と、
はじめての保育園で最初は私も長女もへろへろでしたが、やっぱり外に出て働くことの楽しさを実感しました。
長女もすぐに慣れて、毎日楽しく登園していました♩️
そして次女の育休後に、
会計業界へキャリアチェンジ、念願の税理士法人に正社員として入社することが決まりました。
とてもワクワクして、やる気に満ちあふれてました!
が、しかし…
入社してしばらくした頃にコロナが大流行。
長女の幼稚園が長期休園してしまい、
確定申告シーズンで繁忙期なのに仕事を休まないといけなくなりました。
私だけではどうにもならず、泣く泣く夫に相談しましたが、
「お前が仕事しているからこういうことになるんだ、調整できないなら仕事辞めてください」と言われました。
私が仕事をはじめてから、他にもこういったやりとりが増え、コロナを機にさらに夫婦の溝が深くなりました。
夫婦間の価値観の違いは当然あることだとは思いますが、私も働くことは譲れませんでした。
やっぱり仕事をすることが好きだし、
自分の人生を自分で選択していくためには
ある程度の経済力も必要だと感じました。
そして私は夫に依存することなく、
経済的にも精神的にも自立したいと思うようになりました。
そこで、私にとって身近なものであった
税理士試験に挑戦することにしたのです。
こうして税理士法人に入社してからは
仕事と勉強と家事育児に日々奮闘していました。