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歳出削減世論が生まれつつある

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

またまた減税を嫌がる自民党から「財源の裏付けを」という「屁理屈」が飛び出し炎上していますね。

しかし財源云々の前に過去に「減税なら国民の審判が必要」と言ったのは自民党の森山幹事長本人であり、

そして先の衆院選において「国民民主党の議席4倍増」という結果で国民は「減税賛成」への意思を示したのですから、それを真摯に受け止め、早急な減税実行を前提に予算編成するのは当然のことです。

だからこそ「178万円まで壁を引上げガソリン減税もする」という幹事長合意を結んだはずなのですから、それを今更「財源が」と蒸し返すのであれば、予算編成は国民民主党に一任し、自民党はそれを丸飲みするのが筋でしょう。

予算編成の権限も渡さず「財源を言え」というのは、運転席から降りずにハンドルを握ったまま「どこにもぶつからないで走る方法を言ってみろ」と後部座席に座る人に言うのと同じです。

この場合、後部座席から何を言おうがハンドルを握る運転手の意思でガードレールにわざとぶつけて「お前のせいでぶつかった」とも言えるわけですから、そうさせないためには「運転を代われ」しかありません。

今回の財源論もこれでしかありません。

とはいえ最初に書いたように「財源が」は「屁理屈」でしかないので、我々は相手にせず世論を燃やすことだけをやればいいでしょう。

さて「世論を燃やす」と言えば冒頭のポストを見てみると、コメント数がいいねの数を超えていることが確認できます。

興味深いのはそのコメントの内容において

バラマキでは財源なんて言わないくせに
予算を見直せ
税金取りすぎてるだろ
公金チューチューを止めさせろ
予算減らせば良いやん
社会保障を削れ
無駄をなくせば出てくる

というものが圧倒的に多いことでしょう。

これらを見て皆さん何か大きな変化に気付きませんか?

そうです。

ここにきて多くの人が歳出削減を言い出し始めたのです。

「歳出削減」という直接的な言葉はありませんが「予算を削れ」「バラマキをやめろ」という声が以前より上がり始めたのは確かです。

数年前には「10万円をもう一回配れ」という声が圧倒的で、その時は財源の「ざ」の字も誰も気にしなかったことを考えれば、この大きな変化は注目すべきことでしょう。

そしてこの「歳出削減世論」を生み出したのは「減税しろ」というみんなの声であることは間違いありません。

昨年の衆院選をきっかけに争点化した「減税」は議論の場を作り出し、その度に減税反対派の口からは「財源が」などの屁理屈を引き出すことになりました。

SNSではそうした屁理屈に対して「バラマキを止めろ」「予算を減らせ」という反論が行われていったわけですが、それらが少しずつ広まりを見せ、その反論に同調した人が次の声となり、新しい「予算を削れ」という世論を作っているからです。

この変化も「減税しろ」と言い続け、いいねやリポストで拡散してきたからであり、みんなの大きな成果と言っても過言ではありません。

この声がもっともっと大きくなっていけば、「歳出削減」を政策に入れる政党も近い将来に出てくることでしょう。

国民民主党でさえちょっと前までは「10万円のインフレ手当給付」を政策に掲げていたのです。

それを世論は「取って配るなら最初から取るな」という政策を変えさせました。

政策は選ぶものではなく作らせるものです。

今まさに「歳出削減世論」が生まれつつあります。

この調子で減税だけでなく「政府を削れ」という世論も大きくしていきましょう。

ということで、今日はここまで。

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