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歳出削減世論が生まれつつある
※お知らせ※
減税新聞では有料記事設定をさせて頂いていますが、筆者のやる気の源であるプリン代になる投げ銭的な意味合いですので、記事は全文最後まで無料でお読みいただけます。
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
年収の壁「財源裏付けを」 - 自民森山幹事長、国民民主けん制https://t.co/r5sSFzQ3Mp
— 共同通信公式 (@kyodo_official) January 8, 2025
またまた減税を嫌がる自民党から「財源の裏付けを」という「屁理屈」が飛び出し炎上していますね。
しかし財源云々の前に過去に「減税なら国民の審判が必要」と言ったのは自民党の森山幹事長本人であり、
自民党・森山氏、減税なら国民の審判必要 経済対策巡りhttps://t.co/pDNPzEAkU3
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 1, 2023
そして先の衆院選において「国民民主党の議席4倍増」という結果で国民は「減税賛成」への意思を示したのですから、それを真摯に受け止め、早急な減税実行を前提に予算編成するのは当然のことです。
だからこそ「178万円まで壁を引上げガソリン減税もする」という幹事長合意を結んだはずなのですから、それを今更「財源が」と蒸し返すのであれば、予算編成は国民民主党に一任し、自民党はそれを丸飲みするのが筋でしょう。
「壁を178万に引き上げてガソリン減税も出来る予算案を自民党は考えられません」というなら国民民主党に予算案を全部考えてもらって、自民党はそれを丸飲みすりゃいいじゃん
— 七篠ひとり編集長@電子書籍発売中 (@w4rZ1NTzltBKRwQ) January 8, 2025
「財源が」が減税に反対する詭弁じゃないならそれで解決する
「自民党は無能なのでどうか考えてください」ってはやく言えよ😀 https://t.co/oDUQFFjOsf
予算編成の権限も渡さず「財源を言え」というのは、運転席から降りずにハンドルを握ったまま「どこにもぶつからないで走る方法を言ってみろ」と後部座席に座る人に言うのと同じです。
この場合、後部座席から何を言おうがハンドルを握る運転手の意思でガードレールにわざとぶつけて「お前のせいでぶつかった」とも言えるわけですから、そうさせないためには「運転を代われ」しかありません。
今回の財源論もこれでしかありません。
とはいえ最初に書いたように「財源が」は「屁理屈」でしかないので、我々は相手にせず世論を燃やすことだけをやればいいでしょう。
去年書いた記事ですがここから一年で減税を争点化したね!
— 七篠ひとり編集長@電子書籍発売中 (@w4rZ1NTzltBKRwQ) December 22, 2024
みんなすごい!
“世論喚起の一番の燃料は「政府の屁理屈」です。
「屁理屈」を引き出すことに意味があるので、どんどん騒ぎ、野党のお尻も叩き、世論を燃やして「減税」を争点にさせましょう!”
|減税新聞(N) https://t.co/gLl9tExj50
さて「世論を燃やす」と言えば冒頭のポストを見てみると、コメント数がいいねの数を超えていることが確認できます。
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興味深いのはそのコメントの内容において
バラマキでは財源なんて言わないくせに
予算を見直せ
税金取りすぎてるだろ
公金チューチューを止めさせろ
予算減らせば良いやん
社会保障を削れ
無駄をなくせば出てくる
というものが圧倒的に多いことでしょう。
これらを見て皆さん何か大きな変化に気付きませんか?
そうです。
ここにきて多くの人が歳出削減を言い出し始めたのです。
「歳出削減」という直接的な言葉はありませんが「予算を削れ」「バラマキをやめろ」という声が以前より上がり始めたのは確かです。
数年前には「10万円をもう一回配れ」という声が圧倒的で、その時は財源の「ざ」の字も誰も気にしなかったことを考えれば、この大きな変化は注目すべきことでしょう。
そしてこの「歳出削減世論」を生み出したのは「減税しろ」というみんなの声であることは間違いありません。
昨年の衆院選をきっかけに争点化した「減税」は議論の場を作り出し、その度に減税反対派の口からは「財源が」などの屁理屈を引き出すことになりました。
SNSではそうした屁理屈に対して「バラマキを止めろ」「予算を減らせ」という反論が行われていったわけですが、それらが少しずつ広まりを見せ、その反論に同調した人が次の声となり、新しい「予算を削れ」という世論を作っているからです。
この変化も「減税しろ」と言い続け、いいねやリポストで拡散してきたからであり、みんなの大きな成果と言っても過言ではありません。
この声がもっともっと大きくなっていけば、「歳出削減」を政策に入れる政党も近い将来に出てくることでしょう。
国民民主党でさえちょっと前までは「10万円のインフレ手当給付」を政策に掲げていたのです。
それを世論は「取って配るなら最初から取るな」という政策を変えさせました。
政策は選ぶものではなく作らせるものです。
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今まさに「歳出削減世論」が生まれつつあります。
この調子で減税だけでなく「政府を削れ」という世論も大きくしていきましょう。
ということで、今日はここまで。
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