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減税と補助金は全く違うものです

※お知らせ※
減税新聞では有料記事設定をさせて頂いていますが、筆者のやる気の源であるプリン代になる投げ銭的な意味合いですので、記事は全文最後まで無料でお読みいただけます。

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

『減税とバラマキは本質的に同じ』なんて言ってる人なんているの?」と思ってちょっと探してみたところ、本当にいるんですね。

そう言えば「ガソリン補助金は実質『ガソリン減税』」なんていう絶対に着地で足を捻挫するのが見え見えなアクロバティック擁護をする政府信者さんもいましたから、不思議ではないと言えば不思議ではないかもしれません。

当然のことですがキヌヨさんの言う通り、

減税と補助金(バラマキ)は根本的に違います。

パラグアイと腹具合くらい違います。

減税新聞流に何が違うのかを説明する前に、基本的なことをあらためて書いておきましょう。

自分のお金は買い物に使うことはもちろん、貯金でも投資でも寄付でも極論を言えば燃やすも捨てるも自分の意思で自由に出来ます。

誰もがこの「当たり前」を行い、日々生活しているはずです。

この「自分のお金の使い道を決める権利」があるからこそ、他人のお金を盗んではいけないというルールがあります。

なぜなら「他人のお金を盗むこと」は、物理的にお金を奪うと同時に「お金の使い道を決める権利」も奪うからです。

さて、では補助金について考えてみましょう。

補助金とは「あなたのお金の使い道を政府が決めたもの」です。

あなたが稼いだ「あなたのお金」を政府が「税金」として取り上げ、その「使い道を政府が決めたもの」が「補助金」なのです。

別の見方をすると「政府が決めた使い道」の負担を命じられるのが「税金」ということになります。

「使い道を自分の意思で自由に決められる」という「財産権」の根本的要素を奪ってしまうのが「税金」であり「補助金」なのですから、

「減税」とは政府による「財産権の侵害」の度合いを低減すること

であり

「補助金」とは政府による「財産権の侵害」の結果

です。

つまり「減税」と「補助金」は違うどころではなく、相反するものなのです。

ここまで読んでもし「じゃあ無税国家で良いと言うのか!」と思ったなら、あなたは増税派です。

これは「減税と補助金は相反するものであり、水と油のような存在だ」という話であり、税の必要性の話は一言もしていません。

論点を変えて反論したくなるのは「減税が嫌いなだけの増税派」だからであり、同時に減税と補助金は全く違うことを認めているからです。

そしてそのような人は、補助金やバラマキの不都合さも理解しています。

「バラマキは減税より優れている」と言わないのがその証拠で、逆に「減税の方が優れている」と思っているからこそ「本質的に」や「実質」という「定義を曖昧にする言葉」を使って「優れている減税と同じ仲間だよ」と誤魔化すのです。

減税を主張する人には「私は減税派だ」という人はいるのに、増税に賛成する人には「私は増税派だ!」と自己紹介する人がいないのも同じで、実は彼らも減税の方が優れていることをわかっているのです。

「納税思想の高揚」する教育を受けきたのに、辻褄が合わないことに気付き始めてきっと困惑しているのでしょう。

でも考えが変わることは恥ずかしいことではありません。

自分の頭で考えて辿り着いた結論なら、矛盾があることを承知のまま他の意見を遮断し、非論理的な考えに固執するするよりよっぽど素晴らしいことだと思います。

でもそうでないというなら自分を誤魔化さず「私は増税派だ!」と堂々と自己紹介し「補助金万歳!納税万歳!」と言いましょう。

自分自身に嘘をつくことは身体によくありませんよ笑

ということで、今日の記事はここまで。

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