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カリフォルニア州のレジ袋禁止法はゴミを50%も増加させた

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

いつもならで無料で全文お読みいただけるのですが、本日は個人的な発表というかお知らせがあり、その部分に限っては有料記事に設定させていただきます。

決して「え?お知らせってたったそれだけ?」という内容ではないと思いますのでよろしければ覗いてみてください笑

では今日のネタに行きましょう。

今回はこちらのポストから。

こちらは

カリフォルニア州のレジ袋禁止法はビニール袋の廃棄量を激増させた

というニュースです。

カリフォルニア州では2014年に「厚さ2.25mil(0.05mm)以下のレジ袋の提供禁止」と「再利用が出来る厚みのあるレジ袋に対する有料義務化」を規定した「レジ袋禁止法」を全米で初めて可決し、施行してきました。

それから10年が経過したわけですが、その結果としては

レジ袋規制は州民一人当たりのビニール袋廃棄量を50%も増加させた

という「目的とは全く逆の弊害」を生み出してしまったようです。

その理由を冒頭のポストの記事ではこのように解説しています。


結果としてレジ袋禁止法は一人当たりのレジ袋廃棄量を増加させた。

環境団体や公益団体が行った「レジ袋禁止の成果」の調査でも、州のレジ袋廃棄量は2014年の4.08トンから2021年には5.89トンに増加したと示されている。

そしてこれらの報告書では、この原因を「法律の抜け穴」のせいにしている。

薄いレジ袋が禁止になれば、買い物客は紙袋か厚手の再利用可能なレジ袋かエコバッグを選ぶしかない。

しかしどうやら多くの人は、政治家の期待ほど厚いレジ袋などを再利用しなかったようだ。

これがプラスチックごみの全体的な増加につながっている。

この解決策として、州議会はこれまで許可してきた厚手のレジ袋なども全て禁止しようとする動きを見せている。

しかしその改正案でもエコバッグは禁止されない。

食料品店は政府が他の袋を禁止しても、エコバッグが1枚1~2ドルで販売できるなら気にしないだろう。

ニュージャージー州でもレジ袋禁止法を施行したが、後になって大量のエコバッグのゴミが増加したと報告されている。


以上です。

簡単にいえば薄いレジ袋を禁止されたので、みんなが厚手のレジ袋を使い捨てることになった結果、たとえ使用枚数は変わっていなくてもゴミの体積は増えたという現象が起こっているということですね。

最後に触れられているニュージャージー州の件は、以前ご紹介したこれなんですが

カリフォルニア州でもレジ袋規制が逆に事態を悪化させたということです。

そしてカリフォルニア州でもニュージャージー州と同様に、更に規制を追加して市民に不便を強制しようとしています。

しかしそもそも10年でビニールごみの量が増えたのは「レジ袋禁止法」のせいです。

普通に考えれば「レジ袋禁止法」を廃止するだけでゴミの量は2014年レベルまでは減らすことが出来るでしょう。

これに「レジ袋禁止法でゴミが減る」と主張し規制に賛成したカリフォルニア州議員は反論する資格はありません。

彼らに出来ることは、規制でゴミを増やしてしまったことに対する反省のみです。

それなのに反省すらせず、逆に「逆の結果になったのは市民のせいだ」とばかりにさらに規制を強化するのですから、こんな人達にやりたい放題させておけば、最後には「手が無ければゴミも捨てられないだろう」と「両手切断義務化法」が制定される世の中になりかねません。

まぁそれは趣味の悪い冗談だとしても、どんな結果になろうが何の責任も取らない人達では、事態を悪化させることはあっても根本的な解決を行うことはきっと出来ないでしょう。

さて、日本でもレジ袋有料義務化が施行されて4年が経過しました。

不便を強制されている皆さんは今でも買い物の度にイラっとしていることでしょう。

しかしそんな皆さんの不満をぶつける絶好の機会が訪れそうです。

今回の自民党総裁選にレジ袋有料義務化のイメージが非常に強い小泉進次郎氏が出馬するということですので、これは世論を燃やす絶好のチャンスでしょう。

出馬表明のある9月6日はレジ袋がトレンド入りするようにぜひみんなで大騒ぎしましょう。

ということで今日の記事はここまで。

ここからの「私の個人的なお知らせ」は有料記事となります。

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