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令和版・シン民撰議院設立建白書~令和の自由民権運動~関西弁ver

先人達が財産権を取り戻すために作成した「民撰議院設立建白書」をウチら市井のもんが現代風に甦らしてみたん。
ちょっと、聞いてくれはります?

ほな、、、いこか!

よっしゃ、ほな、減税運動ゆうて知ってまっか?
最近SNSで増えてきた草の根運動のことなんやけど、みんなに関わることやさかい、ちょっとだけ耳を傾けてほしいねん

せやけどなんで上方言葉やねん思うかもしれへんけど、じつは板垣退助はんが創った政治結社の「愛国社」の流れを受け継いだ「国会期成同盟」が、ここ大阪のど真ん中、梅田は兎我野の「太融寺」ゆうところで発足したんや。
大阪は織田信長公の”楽市楽座”の精神を受け継いだ、豊臣秀吉公のお膝元。
この地で自由民権運動は、さらに盛り上がって、古典的自由主義を党是とした「自由党」結党にいたるまでの拠点やった所やよってに、かんにんしたってな。

さて、今の日本社会で、いっとう偉いのんて、わしら国民でも政治家でものうて、実のところは官僚はんや。

官僚はんが「政治家や国民より、うちらが偉い」言うとる訳やないんやけど、官僚はんは政治家みたいに、わしら国民の審判を受ける事も無いよってに、そら無敵や。

せやさかい、そんな無敵の官僚はんらが、各省の「事務次官」いうたった一つの席を目指して出世競争しよるなかで、ぎょうさんの規制を作りよる。
それが天下り先を生んで、国家行政をおかしなもんにしていくんや。
そのせいで逆にわしら国民が、身勝手で理不尽な規制で、がんじがらめにされとる。

せやのにやで、文句ひとつ言う所もあらへん。

ほんまは政治家が、官僚はんを見張らなあかんのやけど、これが全然できとらへんのや。
政治家は我がの選挙運動に明け暮れて、自分らの票田に補助金をばら撒くための増税しか考えとらん。
ほんで官僚はんは、そんな政治家の足元をよう見て、ええ具合に丸め込みよる。

結局、わしら国民だけが蚊帳の外や。

こんな現状を変えるには、どないしたらええんやろて、思案しとるんやけど、やっぱりわしら有権者が声を上げやな、あかんのんとちゃうか思うんや。

それが「減税運動」なんや。

だいたい、うちら国民が税金払ろとるんやからな、政府のやることに文句言えるんが当たり前。
「税金下げろ」て、言うことはなんもおかしなことやあらへん。

そないに言うたら「減税したら減収分はどないするんや」言うて反対するヤツおんねんけど、あれもおかしいわな。
それを考えるんが政治家いうもんやおまへんか。
「税収減ったらやりくり出来ひん」いう無能な政治家はんは、あんじょうやりくり出来る政治家に変えたらよろし。
それが選挙や。

だいたい今の税と社会保障の国民税負担率は48%やで。
まるで江戸時代の五公五民や!
文句言わへんほうがおかしいんと違う?
せやのに「国民税負担率は下げるべき」て言うとる国会議員が何人おる思う?
たっったの一人やで。
衆参合わせて700人を超える国会議員がおってやで?「国民税負担率は下げるべき」言うとる国会議員がたった一人って、、、どないなっとんのや!思うやろ。
、、、でもそれが、現実やねん、、、、。

そらどこのお国も初めは官僚統制になるもんや。
うちらの日本も昔はそやったんや。
せやからな、明治の世に「これではアカン。国会が必要や!」いうて民撰議院設立建白書が出されたんやで。
選挙で選ばれた議員はんによって税金の使い方を決めるべきやと。
うちら国民の代弁者として減税と規制緩和を訴える議員はんが必要やと。
それが近代国家の姿やいうてな。
そないして自由民権運動が始まったんや。

ほんで先人らが苦労に苦労を重ねて、うちらが住む日本に国会が出来たんや。
今では当たり前の普通選挙も、ようよう出来るようになったんやで。

それが今はどないや!?
国会見てみいな?
何してはんのんや?
どーでもえー事ばかり話しおうてやなー。え?
増税の話ばーっかりや。

ガソリン高いから税金減らしてくれゆーてもあかん。
国民がこないに税金下げて欲しいて、お願いしてるっちゅーのに、どの政党も検討するだけ。
減税なんか気にもとめよらへん。

補助金配る金はあっても減税する金はないておかしいやろ?
政治は誰のためにあるんや?
わしら国民のためやないの?、、、ためやないの?、、、ないの?え?

世界50カ国以上の国はいろんな税金の引き下げとかしてるっちゅーのにやで。
この国は未だに一円の減税すらしよらん。
おかしなことになっとる。

しかもやで、予算の11兆円の税金使途不明って、、、どないなっとんねん!?
何につこたかわからんて?
家計簿つけれんお人が、お国を管理したらあかん。

東日本大震災の時かて、何十兆円もの復興予算が被災地とは関係あらへんところに使われとったゆうて。
ひたすら補助金、給付金のバラマキ、バラマキ、バラマキ合戦や。

バラマキなんかその時だけやないか。
ばら撒くなら全国民にやろ?
ちゅうか、取って配るんやったら、初めから取らなんだらええ話なんちゃうのん!?
せやのになんで平等に配らへんのんや?
おかしい思わへんか?

目先の補助金に騙されたらあかん。
後でまたガッツリ増税されるんが落ちや。
減税は、分け隔てのう全国民の懐の中身が増えるんやで。

国民の皆はん。
住んでる街の事務事業評価シートっちゅうもんを見てみなはれ。
そらえらいこと無駄なもんに税金使われとりまっせ。
国会の議員はんらは、わしら国民の事なんか、
これっぽっちも、これーっぽっちも、考えてへんのんや。

わがの選挙の事しか頭にあらへん。
よー見といてみ?
選挙前と後とでゆー事が、ころーっと変わりよるから。
聞こえのえー事しか言いよらん。
ゆうてた公約やっとるんか?
わしらの願いを叶えてくれとるのんか?
そないな事も、なんもわからんやろ?

結局、主権がわしら国民にあるやなんてカッコだけや。
いつのまにやら知らん間に、官僚はん主導の全体主義体制に逆戻りになっとる。
水が入れ替わらへんから、またヘドロが溜まって川の水が腐ってしもたんやな。
政府も行政も大きなりすぎたんやで。

あのな、かの有名なイギリスの首相で鉄の女といわれたサッチャーはんが、演説でゆーてはったわ。

「国民が払えんほどの重税を課した国に繁栄などあらへん。政府はうちらが稼いだお金を取る以外の稼ぐ方法を持ってへん。この原則を忘れたらあかん。負担するのは全てうちら国民やで」ってな。

国民税負担率48%、稼ぎの半分が国に使われる日本では、この先繁栄などない、言うことや。

せやから、もっぺん自由民権運動をやらんなあかんのよ。
そのためにウチら国民が賢うならなあかん。
知識やない。やり方を覚えやなあかんねん。

補助金をガッポリもろてる利権業界がやっとるように、圧力でもってウチらの言うことを聞かさなあかん。
経済論や政策論やないんや。
利権業界は、っだーれもインフレ率や財政均衡の話なんかしてへんで。
議員はんを呼んで「票が欲しかったら補助金持ってこい」言うとるだけや。
せやからウチらも同じことしたらええんよ。
「票が欲しかったら減税しろ」いうて言い続けやなあかんねん。

ほんで減税を約束させるんよ。
約束させた後も大事やで。
議員を監視せなあかんからねぇ。
約束を守とるのか守ってないんかを監視しとかなあかん。

それを仲間を集めて数の力でやる。
それが減税運動や。


そないして減税させて、自由な社会にせなあかん。
未来の若者や子供らに豊かな日本を残さなあかんねん。

せやからな、毎日言わなあかんのや。
全ての増税に反対や!ってな。


ほな!令和の自由民権運動の始まりやで!

ナイス減税


企画
兵庫減税会

構成
減税新聞
兵庫減税会
朗読メンバー

朗読 
・かんくろ(JTR fellow)
・meopon(兵庫減税会)
・シズオカちゃっぱ(兵庫減税会)
・のりさん(箕面減税会)

タイトル画
ぷぷ(兵庫減税会)

協力
ナイス減税チャンネル
減税新聞

この企画に賛同し協力してくださった
全ての有志に敬意を表します。

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減税新聞(N)
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